9月3日から10月16日まで、県立近代美術館で「日本画の巨匠三山展」が開催されている。三山というのは、戦後の日展で活躍した、東山魁夷、杉山寧、高山辰雄。三人とも名前に「山」がつくから三山なのだそうだ。
私は昔から、東山魁夷の絵が好きなので、土曜日の朝、一人でふらりと観にいってきた。混雑を避けて、開館直後。それでもかなりの人出。
その日はたまたま、東山魁夷に師事した日本画家の大島先生のギャラリートークがあった。東山魁夷の人柄が伝わってくる話もあって、それぞれの画に対する好奇心も増した。
私のような素人を対象に、洋画と日本画の違いを簡単に説明してくださった。日本画は、鉱物を研磨した粉と膠を混ぜた岩絵の具を使うとのこと。
会場の片隅に色とりどりの岩絵の具のサンプルも展示してあり、柔らかい色彩がとても興味深かった。
自然から生まれた色というのはなんと美しいことか。
その後、もう一巡して館内をまわってみた。
画に近寄ってみたら、本当にきらきら宝石のように粒子が輝いていた。 かつて、東山魁夷の画が好きだと直感的に感じたのは、このキラキラ感だったのかもしれない。
どの画家の画も、創作に注ぎ込まれたエネルギーを感じる。 身震いする。
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お昼過ぎに帰宅して、まだ清二もパパも帰宅しないので、ささっとゴルフの打ちっぱなしに行ってきました。
二つ隣のレーンの男性が、教え魔シングルおじさんで、最後までみっちり指導してくださいました。←見ず知らずの人なんだけど。。。
お陰様で、ドライバーが無茶苦茶飛ぶようになりました。 落下地点で180Yぐらいまで。 まだまだ飛距離が伸びる余力があるからもっと練習しなさいとのこと。
周りの人も集まってきて、「パワーあるスウィングやのう。。。」とか「芯に当たっていい音やのう。。。」と口々にうなってました。
そういうスウィングの合間に、ど素人的なショットが何度もあって、おじさん苦笑い。
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昨日は感性にも刺激があったし、体も動かしたし、夜になっても心身ともに無茶苦茶元気。お料理もいっぱい作りました。
今日は、生きてる、ってな感じがしました。 今まで、ぼんやり暮らしすぎていたのかな。
生活に刺激が足りなかっただけなのかも。
昨日は、清二の高校の運動会でした。 私の母校でもあり、伝統行事の応援合戦とかは時代が変わっても見ごたえがあった。
清二も在外の小規模の日本人学校の運動会しか知らなかったけど、こうして一団200名で一致団結する集団演技を体験できてよかったな、と母として思った。
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若い子たちが走る姿は何度見ても清々しい。
一番感動的だったのは、1500mでトップでゴールインした三年生の高橋君。←知らない子だけど、観客席でみんなからものすごい声援を受けていたからさ。
その高橋君、終盤でずっとトップを走っていたんだけど、ゴール100m手前で、二位の男の子に抜かれてしまった。
でも、保護者からの熱い声援で、一念発起。 ものすごいラストスパートをかけて、挽回してゴール!
競馬の賭けをしているみたいに盛り上がったレースだった。
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清二は、鼻の頭とほっぺをまっかにして帰ってきました。
よっぽど疲れたのか、シャワーを浴びなさいと何回声掛けしても起き上がれない。
今朝、小雨の中、マイホーム予定地で地鎮祭をしてきました。
神主はマイ父。私、神社の娘だからね。 父の祝詞は何度聞いても厳粛だし、柏手の響きで身が引き締まる。
この土地、高速の料金所の下のほうにある。 なんたって見晴らしがいい。 海が見えて、能登半島と夕陽がみえて。 氏神様の近くで、交通の便が良くて。 父は、いい場所に土地を買ったと絶賛してくれました。
やがて家が建ったら、祐子の家のほうが暖かいからと言って、入りびたりになるかもな。。。
上棟式は11月ごろ。 完成は、来年春。3月ごろかな。
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今年はなんて自然災害が多いんだろう。
災害の映像を見るたびに胸が痛む。
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