きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 パパって…

本日の担当:銀吟

父親って何だろう。
子供が生まれてから、しばらくしてふとそう思った。

生まれたその時は、感動、感激、喜びといった思いよりも
まず母子共に何事もなくてホッとした気持ちの方が強かった。
一瞬だけ娘を抱っこして、すぐ彼女とはお別れ。
その後しばらくはガラス越しにしか会うことが出来ない。

家に帰ってきてからは、自分も少しはイイところを見せられるかもと思ってはみたモノの、結婚するまで洗濯機の使い方も知らなかった自分に、子供の面倒が見れるはずがない。

母親とはいわば生まれてくる前から繋がっていたのに
父親となんて生まれてきてからも結びつきは弱い。
“ママのオッパイ”にはどうやったってかなわない。
ボクもおっぱいが出ればイイのに…。

それから約2年。この娘にとって父親はどう映っているのだろうか。
でも生まれてから今まで、少なくとも“パパの抱っこ”だけはお気に入りのようである。

2002年05月03日(金)



 2番手というのもかなり緊張するわよね。

本日の担当:kina

はいはい、どーもぉ!!
...ってこれ読んでくださってる方で、あたしのこと知ってらっしゃる方なんてそうそういないの。
でも身内にはサンザンお知らせしたから

で。

どーよ?

...何が??

はいはい。
まあ、そんなもんでしょうねぇ。でもね。
がんばるわよっ。
いつもの日記とHPと小悪魔帝国。

目指せ!! 世界制覇なのだわ〜〜〜。

...
はいはい。
朝からハイテンションで申し訳ないですぅ。
そういえば、ここは「小悪魔研究所」って名前がついてるってことはあたし、研究員という肩書?
アタマよさそう??

ってことは。

こんなおバカなこと書いてるわけにはいかないわよね。

はいはい。
じゃあ、第2回目、行ってみましょうか。
あ、昨日のSHYの日記はいかがでした?
妻としては大爆笑。そーなのよ。マジでムスメと泥沼三角関係を築き上げているのよぉぉぉぉ。

...ハイッ!! そこ、情けないとか考えない〜〜〜!!
だ・か・ら。お馬鹿なことはだめだってば

はいはい、ではでは。
我が家の小悪魔Sizについて考えたこと。

今日は「ことば」

最近になってやっといろいろ喋るようになってきた。まだまだ文章になってなくて、単語の羅列なんだけどね。
Sizはちょっと言葉が遅いみたい。ま、心配するほどではないんだけど。
あたしがちゃんとお話しないからな。
だから絵本をちょっとだけ読んでやるようになってから、かな? 言葉が増えてきたのって。
で。

問題はイマですよぉ。

何でもかんでも言いやすい言葉はほんとあっという間に覚えるの。
夕べはTシャツを「自分で脱ぎな〜」ってやらせてたら、どーにもうまく脱げないのよね。
あ、Sizはただいま2歳と4ヶ月。
Tシャツもサイズがもうビチビチだったけど、アタマがうまく抜けない。
そこで。

「むり〜〜 むり〜〜〜」

...は??
ムリ、って言いました??

2歳の子がですよ、ムリなんていってたらこっちはもっと大変です。
なんてことでしょ、と思っていたらSHYに
「『まじぃ』も言うよ」
といわれてしまった。

マジ??

...いかんいかん。つまり、その言葉はあたしのがうつったんだ。ひぇぇぇぇ。
SHYにクチが悪いといわれているあたし。
そのあたしと日々一緒にいるSiz。

「バカじゃないの??」

コレがあたしの口癖らしい。
まずい。
まずいよねぇ。
これもSizが言い出したらどーしよう。
だって、SHY曰く。
「kinaのお母さんも言うじゃん」
だそうです。伝染する、というか遺伝してる。
つまり。

いつかはSizも言い出すのかぁ。

...

いやいや、そーじゃなくって。
コレはあたしでやめないとっ!!

はぁ。

正しい日本語を使おう、とかそんなかたっくるしいことは言わないけどさ。
せめて綺麗な言葉を覚えて欲しいとは思うんだな。
一応、母としてのお願いでした。
ま、このハハからそんな子供が育つとも思えんがの〜〜。
でも。
綺麗な英語も話せるようになってくれるとなお「ぐー」ですよ??
...これはちょっと違ったか。



はい、終了。
こんな感じでどーでしょうか??
...書いてみてわかったこと。

なんてテキトーな育児をしているんだろう、あたしってば。
なんかこう、もっとね「深く」というか「真剣に」というか...

ま。
いいけどねぇ。

ではでは、明日の銀吟にパス!!

2002年05月02日(木)



 キミは私の...

本日の担当:SHY

 それは私の日記が終了した後で思いついたのでした。
 古い友人である銀吟と、その妻であるユキリンから「次の連載は?」と催促され、私は彼らを巻き添えにすることに決めたのです。
 かくして、本日から新しい日記を書くことになりました。
 彼らと、私と、私の妻であるkinaの4名が日替わりで思い思いに書き連ねていくことになります。
 行き先を知る者はありません。
 ただ、時間を経て読み返したときに思わず笑みがこぼれるような、そんな作品になったらと私は思います。
 それでは、開幕です。



 「キミは私の奥さんですか」
 何のことかと言うと、最近のSizとkinaの戦いぶり。
 朝は私を見送るのに始まって、帰ってくれば100万ドルスマイルで「おかえぃ〜」とお出迎え。
 私の鞄を奪い取ると書斎にダッシュでお片付け。
 すぐさま戻ってきて「こ〜と、こ〜と」と上着を脱ぐように催促。
 脱いで渡すと、これまた書斎にお片付け。
 再度、戻ってきたら今度は「だっこ〜」。

 kinaが食卓を準備するとそれらを指差して私に向かって「ど〜ぞ」。
 入浴時は私の背中を流し、私が「ゲームでも」と思えば先回りしてPS2の電源を投入し。

 ...一度kinaが「だっこ〜」とSizの真似をしたところ、隣の部屋にいたSizがダッシュしてきて2人の間に割り込みを。
 私を見上げて視線があったと思ったら「だっこ〜」。

 「ごめん、Siz。キミの旦那さんにはなれないよ」
 本気で謝る親馬鹿な日々。

2002年05月01日(水)
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