きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 我が家の絵本タイム事情

本日の担当:ユキリン

銀吟は確かに、無趣味かもしれないが、それを言ったら私だって…。
という気がしてくる。
人並みに読書して、映画を見る、食べることが好き、くらいなもんである。

辛うじて育児に影響しているとしたら、読書部門かなぁ。
妊娠・出産と関係無く、以前から絵本が好きで、かれこれ30〜40冊は持っていたかも。
Rinが生まれた後、さらに増えて大変なことになっている。

そんな訳で、独断と偏見で選んだ、私の好みの絵本(基本的に私が幼少時に読んで気に入っていたモノ)に囲まれてRinは、自然と絵本を読む(見る?)ようになった。
お好みの本を自分で引っ張り出してくるから、対象年齢なんてまるで無視されているが…。
でもそれで良いんだと思う。

絵本って読み手の演技力によって、おもしろさが左右される。
私は思いっきりバカになって、歌を歌ったり、声色を変えたり、変な顔をしたりして読んでいるので、わりと高い評価を得ているようだが(Rinだけだけど)、銀吟はテンションが一定なので、評価は悪い。その証拠に、Rinはあまり銀吟には絵本を持っていかない。

最近は「ぐりとぐら」が流行っていて、絵本の中のシーンを真似したりもしている。登場人物(動物)が泣いていたり、痛がったりするページでは一緒に泣きそうになったり、目を手でおおったりもする。
そういう仕草を見てるのもまた、絵本タイムの楽しみだ。

しかーし…いくら絵本好きとはいえ、
だいたいがオヤスミ前の儀式であろう、絵本タイムもえんえん2時間(さすがにこれはめったにないことだけど)も続いたりするときついものがある。

先日おっぱい卒業も失敗して(あまり失敗と思っていないが)いるわけで、
絵本も読んで、授乳もしてと、寝かしつけにこれだけエネルギー注いでるのもウチくらい!?
先日Siz姫が、我が家に遊びに来た際、パタっと寝てしまったのを見て(寝る時のポーズがかわいい)
正直うらやましかった私であった…。


2002年05月09日(木)



 無趣味な父が、娘に与えてあげられるもの

本日の担当:銀吟

僕とSHYは古くからの友人である。知り合ってからはかれこれ15年くらいか。
昨日、おとといと、SHYの多趣味ぶりが紹介されていたが…まあ確かに昔から彼は何にでも興味を示す男だったが、そこへいくと僕にはこれといった趣味がない。

彼は結婚前に『男の子が生まれたら、自分の知ってることは全て教え込む』と話していたが、その言葉は正直、コワイとも思ったし(笑)、逆に教えられそうなものが何もない自分にとっては男の子が生まれたらどうしようと、当時は本気で悩んだ。

両家とも第一子は女の子だったのだが(5ヶ月違い)、それでも彼の多趣味ぶりは、姫君に良い影響を与えているようで羨ましい。今うちの娘がほがらかに育っているのは、僕ではなく、わが妻ユキリンの影響が大きいように思われる。
いつも2人でぺちゃくちゃお話ししているし(但し他人には何を言っているのか全く分からない)、一緒に歌ったり踊ったり…(これも然り)。

とはいえこの僕でも、小さい頃から乗り物に乗ることだけは好きだったので、たまにRinをつれて電車に乗りに行く。きっとこれが、よほど楽しかったのだろう。
それ以来、車で踏切を通る際には必ず『で〜んでん!』と指を指すし、雑誌のお出かけの記事などで、電車の写真を見つけては『で〜んでん!』である。
初めて目の前で新幹線を見せたときの興奮といったらなかった。目を輝かせて、『で〜んでん!』と大騒ぎだった。

今後しばらく、父娘の2人旅は続くことだろう。
無趣味な父の、唯一の楽しみ。




2002年05月08日(水)



 父のコピーでも構わない??

本日の担当:kina

SHYの最近の趣味はカクテル作り。
お休みの日はあたしにも色々と振舞ってくれる。
Sizにもノンアルコールのを考えてみたり。

SHYはたくさんの趣味があって、あたしも多大な影響を受けている。
たぶん、Sizもそうなるんでしょう。

っていうか。

確か。

「作用、反作用」
Sizがまだ2歳にもならない頃。いや、1歳にだってなってなかったかもしれない。SHYがお風呂でとくとくとSizに教えていた。
それが最初だったと思う。

SHYはSizにいろんなことを話す。
普通に、友達に話すように。ま、声とか話す早さはSizにあわせてはいるけど。
Sizもいろんなことに興味が向いてきているので、SHYが雑誌を覗き込んでると
「これ」
って指差しながら、邪魔している。でも、SHYは1こづつ答えてるんだよねぇ。

いろんな事を知ってるのはいいことだ。

でも。

でも。

Sizがシェーカーをふってくれました(もちろんおままごとですが)

「ちーず」といいながら写真を撮ってくれました(撮れ、と催促もありますし)

頼みもしないのにPCの電源を入れてくれました(誰がつかうんじゃ)

...そのうち。
競馬も予想するようになるんでしょう。
F1も熱く語るようになるんでしょう。
スキーにも出かけてしまうんでしょう。
...

いいのか? そんな女の子で。
ま、SHYはたくさん本も読むし、頭もいいし。
コピーでも、あたしはちっとも構わないんだけどね。
多趣味な子になるんでしょうねぇ。
なってしまうんでしょうねぇ。

...お嫁の貰い手があれば母はどんな子でもかまいませんが。シンパイシンパイ。

2002年05月07日(火)



 真剣勝負

本日の担当:SHY

 「キミといつかは真剣勝負」
 何のことかと言うと、ゲーム。
 我が家はリビングにゲーム機がない。
 そのため私は隣の部屋に行ってゲームで遊ぶのだが、私のエスコート役であるSizがこれを放っておくはずもなく。
 私が立ち上がるとPS2の前に先回りして、コントローラをしっかり握りしめて待つ。
 「ぶ〜ぶ、ぶ〜ぶ」←グランツーリスモ3
 「なな、なな」←みんなのゴルフ3(キャラクターのナナから)
 「え〜し〜、え〜し〜」←アーマードコア3(ゲームの略称AC3から)
 私とkinaは遊ぶゲームの種類が全く違うが、Sizは私の遊ぶゲームの方が好きなよう。
 コントローラを渡すとグランツーリスモ3の場合、スタートしてから最初のコーナーまでを全開で走ってウォールにヒット。
 車が動かなくなって、他の車に置き去りにされた後で「何とかしろ」と言わんばかりに、コントローラを返してよこす。
 ...このままゲーマー少女になってしまうのだろうか。

 これは私の偏見なんだけど、ゲームのうまい人で車の運転の上手な人は多いような気がする。
 だったらゲームがうまくても悪くはないと思ったりもして。
 でも、お願いだからサイドブレーキ引いてコーナー回るようなドライバーにはならないでほしい。頼むから。

 もしゲームがうまくなって私と対戦する日がきたら、Sizに勝てるはずもなく。
 バーチャファイター全盛期に、ゲーセンで小学生にボコボコに負かされた苦い思い出を噛みしめるそんな日。

2002年05月06日(月)



 子供ギライの私達だったのに

本日の担当:ユキリン

現在Rinは1歳11ヶ月。
銀吟がおっぱいを出したがるのも無理ないくらい、おっぱい命。
(実際、銀吟はくわえさせたこともあるが、ペッとやられた)
世間ではとっくに断(卒?)乳しているお年頃だ。
実はつい3月に卒業を試みたものの…無理でした。
母子ともども離れることが出来なかったのです(その話はまたいつか)。


そんなわけでかどうか分からないが、同じ年頃の子に比べると、とても赤ちゃんぽいように思う。
あ、ついでに頭もまだまだハゲ子さん。
余計に赤ちゃん、赤ちゃんしているわけ。
そこがまた、この親バカ夫婦の心をくすぐり、
日々「んもう〜。Rinったら、かわいー!かわいすぎるー!」とアホな会話が繰り返されている。

しかしこんな私たちだって、最初から子供が好きで、好きで…というわけではない。
まだ子供が生まれる前、外食大好き・共働き夫婦だった私たちは、
「レストランでちょろちょろ走りまわる子供→子供はうるさいらしい→子供はすぐこけるらしい→子供はすぐ泣くらしい」よって結論=子供はうるさく、場をわきまえず泣き、親(大人)を困らせる生物。
…と定義付けていて、何となく敬遠する存在だったのだ。

今はそんなこと、全然思っていない。
小悪魔ぶりさえ、かわいく映る私の目(川柳?)。
周りの子供でさえ、かわいらしく見えてくるフシギよ。

「ちっとばかりうるさいけどゴメンナサイよ〜。親だって楽しみたいのよぅ。」
という思いでRinを連れてバンバン出歩いているし、外食もする。

今は死語だけど、あの頃DINKSだった私達って、ホントバカ。
子供は次世代の担い手なのに、なんて失礼なこと言ってたのかしら。。。
…って、この心境の変化は、単に親ばかのなせるワザなんだろうな。

2002年05月04日(土)
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