きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 「イヤイヤ病」対策

確かにRinの「イヤイヤ病」は重症かも。
今まで、相づちのレパートリーといえば「うん、いいよぉ」「えーっ!!」が主だったのに、最近は「イーヤ」が50%以上をしめる。

たとえば着替え。
たとえば歯磨き。
たとえば入浴。

ある日の会話。
Rinは「く」を発音できない。「ちゅ」になってしまう。
「カって言ってごらん」「かぁイヤ!」。
「キって言ってごらん」「きぃイヤ!」。
「クって言ってごらん」「ちゅーイヤ!!」。
ぷぷ、ぷぷぷぷぷっ。

…と数え上げればキリがない。
んで、この私がどうするかというと…決して叱らない。
私は叱るのが嫌いというか、ただたんに面倒なのだった。
お互いエネルギーを消費して嫌悪感が残るのがイヤなのだ。
だからひたすらリンの気をそらして、任務を遂行している。

名づけて「脱力大作戦」
「イーヤッ」と言われたら、「あっ、そう、ふーん。いやだねぇ。あ、ジュースでも飲む?」とか「ママ、うた歌おうかー?」などとリンの気を他にそらす。もしくは踊ってしまう。踊るのはかなり有効。
そうするとリンは「あは、あは、あははー」などと案外気分を変えてしまう。
そしてそのすきに、着替え、お風呂場につれこむ、等を実行。
まっ、一番難しいのが歯磨きなんだけど、これは最悪しまじろうビデオに頼る。

フッ、なんのかんの言っても、キャツもまだまだ赤ちゃんねぇ。
まーた、ひっかかってやんの〜、ケケケ。
なんて思っていたんだけど、ここ2、3日はちょっとまずい。
あまりひっかからなくなってきた。
「脱力大作戦」の次の作戦考えなきゃ…。


2002年05月16日(木)



 RINは、ただいま“イヤイヤ”病

本日の担当:銀吟

SHY家のSIZ姫が、何でも大人と一緒じゃないと気が済まないとあった。
我が家のRINも、どうやら最近“イヤイヤ病”にかかってしまったようである。
こっちから『××やって〜』とお願い事を言っても、それが自分の思惑に叶わないとイヤイヤが発病する。
親のいいなりにはならないわよ、とばかり、思いっきり“イ〜ヤッ”“イヤイヤッ”と悪態をつくのだ。

ボクは一応会社勤めの身だが、日勤・夜勤入り乱れているので、世間のパパさんよりも子供と接する時間は多いと思う。
それでも子供の急激な成長にはかなり驚かされる。
ホンの2週間くらい前までは、ボクのお願い事は何でも素直に聞いてくれていた。(そんな気がするだけか?)
確かにウチの娘くらいの子供は、短期間にどんどん頭の回転が良くなっていく時期らしいので、別段特別なことではないのだろう。
それでも、娘もちょっぴり大人になったんだなぁ、と思って見れば、“イ〜ヤッ”もまた可愛らしく映るのであった。

SHYも言っていたけど、いつかは父親なんてお願い事はおろか、話題にもあげてくれないのだろうと思う。
だから今は、いくら“イヤイヤ”されても色々お願いしてやろうと思う。
もっともそんな父親にならぬようにすることが、一番大事ではあるが。

まぁ、ボクのお願い事なんて「歌って」とか「踊って」とか「笑って」などというつまらないお願いなので、いいかげん親のオモチャになっていることに気付いちゃっただけなのかも…。




2002年05月15日(水)



 目指せ、天才児。

本日の担当:kina

まじですか...

何のことかと申しますとSizの超能力(?)でございます。
「子供は何でも知っている」とはよくいったもの。


ここ数日のこと。
夕方になり、SHYの会社が終わる頃になると、

ぱぱ、くる〜〜

と騒ぎ出します。どこで何を感じてるんだか...。
SHYが駐車場に着くのもわかります。
騒ぎ出した頃から、30分ほどたつとあたしの手を引っ張って、

いく〜、いく〜

と言って聞かない。あんまりうるさいので、外に出してやると、あら。

おかえり〜〜。

...なんてことなの。
昨日はちょっと精度が落ちてたようで、7時過ぎから3回ほど、外へ連れ出されましたが。ま、ここ数日の悪天候で、外に行ってないから面白がってただけかも。
それでも。
最後の最後。8時半過ぎ。
「どーせ、まだだよ〜〜、またうそつきなんでしょ〜〜」
あたしとしてはまだ帰るコールがないので、ごろごろぬくぬく待っていたいわけですよ。外、寒いし。
なのに、Sizは泣いてわめいて、手を引くのをやめない。
仕方ないので、玄関へ。


がちゃ。

おい。
ほんとに帰ってきたよ。



...子供の本能は大事にしたいと思います。
毎日、このSizのSHYレーダー(?)に付き合ってたら、先々は超能力者?
ま、そんな他人様から騒がれそうなもんにはならなくってもいいんですが。

というより。
こういうSizに飽きずに付き合ってやらないと、
「隠れた才能」とか
「無限の可能性」っちゅうもんが、
どんどんSizの奥のほうに埋まってしまうんだなぁ、と実感。

...しまった。
そんなコトを考えるから右脳教育だの、お受験だのが流行ってしまうんだ。
つまり、あたしもそーゆー親馬鹿だってこと。

2002年05月14日(火)



 我が家の淑女

本日の担当:SHY

 「キミが特別なのは今だけだから」
 何のことかと言うと、日常使っている数々の品のこと。
 誰でもそうなのかもしれないけれど、とにかく私やkinaと同じものでないと気が済まない。
 食卓ではフルサイズの茶碗を要求するが、これは現在却下中。量もそんなに食べないし。
 ついでに箸。これも使いたがるので試しに渡してみるとうまく使えなくて怒る。
 座るときの椅子もそう。我が家はお膳文化なので座布団に座って食事をする。
 背が足りないのでSizだけは椅子なのだが、これが気に入らない。
 自分で座布団を用意し始めるので私が2枚ほど足してやるものの、安定がいいはずもなく。
 布団もSizサイズの専用布団より、私の布団で寝たがる。
 私がコロンの瓶を手にすると、すかさず手首をさしだすし。
 ネットサーフィンも一緒にするし。
 私のロレックスを腕に巻いて部屋の中を走り回っていたり、チャイルドシートを嫌がったり。
 彼女の中で、自分は十分大人なんだろう、と思う。
 いずれ、そう遠くない日に色々自分専用のものが増えて、私には触らせてもくれなくなるだろう、とも。

 1回私がヒゲを剃った後に、そのシェーバーを持ち歩いていたけど、さすがにそれはいらないね。大きくなっても。
 何かができるようになるたび、嬉しい反面寂しさを覚えてしまったりする今日この頃。

2002年05月13日(月)



 火に油

本日の担当:SHY

 「キミの言葉は逆効果」
 何のことかと言うと、またまたゲーム絡み。
 私がゲーム、kinaが何か別の用をしていると、だいたいSizは私の近くでゲームを見ている。
 kinaは通りがかりに「勝った?」とか「どう?」とか聞くので、私は「楽勝」とか「そこそこ」とか答えることが多い。
 先日、アーマードコアで遊んでいたときも、ちょうどこんな感じだった。
 kinaは居間で片づけをしており、私とSizはゲーム。
 ここのところ他のゲームでばかり遊んでいたので、久しぶりのアーマードコア。
 かなり苦戦モードで、そんな私にはkinaもあまり声をかけない。
 相手の攻撃を避けつつ反撃のチャンスを伺うものの、一方的に攻め込まれて最後にはめらめらと燃え上がる機体。
 敗北感とともに大きく息を吐いて、コントローラを離すとそこへSizがとっとこと〜と寄ってきて。

 「勝った?」

 ぬおおおおおおおおおお。
 「見ればわかるでしょー! 機体燃えて黒コゲでしょーっ!」
 ...とは言わず、「負けました。はい」と。
 Sizにしてみれば、ゲームの区切りのご挨拶のようなものと思っているのだろうけれど。

2002年05月10日(金)
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