きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 ネゴシエーター

本日の担当:SHY

 「キミはどれだけ手に入れられるの?」
 何のことかと言うと、交渉術のこと。

 私もkinaも親のものとSizのものをあまり明確に区切る方ではない。
 誰かが持っていれば、お互いに貸し借りすればいいだろうと思っている。
 だから、我が家に1つしかないものでもあまり問題は起こらない。
 PCしかり、デジカメしかり、ビデオデッキしかり、ゲーム機しかり。
 Sizが「絶対に禁止」されているのは酒、煙草、車の前席くらいのものだ。

 だが、色々な事情で1つしかなかったものが増える場合がある。
 我が家のPC、デジカメ、ビデオデッキはここ1年で2台ずつになった。
 だが、こうなるともっとうまく回るようになる気もするが、実際はそうはならない。
 1台がSiz専用機と化すからだ。
 こうして、彼女は高額資産を確実に増やしている。

 だが、彼女がよほど苦労しないと手に入らないものもある。
 それはお菓子だったり、ジュースだったり、アイスだったり。
 そういったものの管理は、kinaは厳しい。
 昨夜、夜遅くにSizが泣き始めた。
 「おっきぃアイス、ちょ〜だいよ〜」
 「駄目」
 「おっきぃアイス、ちょ〜だいよ〜〜!」(涙)
 「駄〜目!」
 「おっきぃアイス、ちょ〜だいよぉ〜〜〜!!!」(号泣)
 「駄目ったら駄目っ!!!」
 Kinaとのやりとりは熾烈を極める。
 もう寝る前だし、歯も磨いた後だし、kinaの言っていることは正しい。
 だが、Sizにはまだそれが理解できない。
 泣いてもわめいても、kinaは取り合わない。

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 私もkinaも笑いを堪えるのに必死だ。
 意外とSizは弱気で、狡猾だということがわかった夜。

2002年09月03日(火)



 無限の可能性

本日の担当:kina

 ここのところ、ビデオを繰り返し見てるSiz。
 見てるのはレンタルしてきたぷーさんだったり、英語の教材だったり。

 英語の教材のは10分ちょっとなので、
「もっかいみるぅ」
とねだってくるのが早い。
 ぷーさんとかは1時間ちょっとあるけど、途中でリモコンとか触ってしまって止まったり、テレビを消しちゃったりして
「ぷーさん、終わっちゃった〜」
と泣きながら寄ってくることが多い。

 この前の教材の営業さんによると、子供は20分くらいしか集中できないから短いのを見せておいたほうがいいですよ、と言ってた。
 その時はそんなもんかぁ、と納得してたけど、集中してられる時間なんて大人だってそんなもんだ。よっぽどがんばりゃ、もちっとはもつだろうけど。
 それに、それしかもたないから短いのを...ってのも変な話。

 だから、根気のない子供が出来上がるんだー!

 Sizは「千と千尋」をちゃんと見ました。
 そりゃ、2時間ずぅっとは見てませんでしたが、ごろごろしたり、てとてと動き回っていてもちゃんと見てたし。

 子供には無限の可能性がある

なんて言いながら、短いビデオしか見てられないんですよー...なんてヘン。

2002年09月02日(月)



 Rinちゃん、バスに乗る

本日の担当:銀吟

先日ユキリンが美容院へ行った折、ボクとRinと2人でお留守番。
寝起きでゴキケン斜めだったので、何とか機嫌を取ろうとお散歩に出掛けた。

そういえば、ボクがRinを連れて散歩に行くなんて久しぶり。
最近のRinは(ユキリンは、が正しいのか?)交友関係が広がり
お誕生会やら、児童館やら、公民館やらへと出掛けて行ったり、
(ユキリンの)友人達に遊んでもらったりと、何かとイベント事が多い。
ちょっと前までは散歩が唯一のレジャーだったといっても過言ではないのに…

でもその分新しいお友達も出来ていることだし、いっぱいお話するようになったし
Rinにとってはいいことなんだなろうなぁ、なんて思いながら歩いて行くと
バス停にたどり着いた。ふと見るともうすぐバスが来る。
「ねえ、バス乗ってみる?」
ボクが聞くと嬉しそうに「Rin、バシュ、ったい!」←Rin、バス乗りたい!


バスの中では勝手が分からず、ずっとおとなしかったRinだが
降りる時に運転手さんにバイバイと手を振ってもらったりして
どうやらとても満足したようだった。




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それにしても普段の散歩で財布なんか持っていかないのに
どうしてあの時は持っていったのだろう?


2002年08月29日(木)



 幼児の観察力

本日の担当:ユキリン

先日、銀吟の実家のメンバーと箱根に旅したときのこと。
雨が急に振り出したので、土産物屋で傘を4本購入。
同じ傘だけど、色は4色。
ジィジが紺、銀吟がカーキ、まーちゃん(義妹)が緑、私がカラシ色。
と何気なく、自分の傘って感じで決まったのを使っていた。

するとお店から出て、皆が傘を手に取ろうとするとき
Rinったら「これ、ママの。これまーちゃんの」と皆に手渡そうとする。
しかも色がちゃんと合ってる!
ほんの数時間しか使用してないんだけど、ちゃんと観察していたのだ。

そういわれてみると、家でもミッキーのマグカップはママの。
ダイエーホークスのカップはパパちゃんの。
とまあ、きちんと分かっているんだな。

昨晩、寝る前に牛乳が欲しいと言い出したRin。
飲ませてあげていたら、「うさちゃん、ぎゅーにゅーかなぁ?」
一緒にリビングに連れてきたうさぎのぬいぐるみに飲ませるのは
何がいいのかと考えたらしい。

じぃじが「じぃじは何かな?」と聞くと「じぃじ、おちゃ!」
「ママは?」と聞くと「ママ、おちゃ!」




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正解!……よく観察してます。

2002年08月28日(水)



 とりあえず必要なこと。

本日の担当:kina

 先日、Sizの早期教育のための教材の営業さんがやってきた。
 ま、話を聞いただけでお断りしたんですが、流されやすいあたしはすっかり影響されて、その日の夜にはSHYに怒られ...あ、これは違う話だ。
 確かにそんなのに惑わされても、Sizの相手をするのはあたしなので、この根性ナシにそんな大役が務まるとはとても思えない。

 でも。
 そんな話を聞いてから、ちっとはSizの行く末なんぞ考えてみた。
 確かにこのままほったらかして遊んでいても仕方ないし。
 

 最近のSizの流行。
「階段を数えながら降りる」
 だいぶひょいひょい降りるようになりました。もしかするとあたしより階段を下りるのは上手かもしれない。ぉぃ。
 
 で。
 下りながら大声で。
「1.2.3.5.4.8.9.10」
 と繰り返す。

 .......なにか違いませんか。それでいいんですか。

 別にゴタイソーな教育は必要ないけれど、これっくらいは真面目に教えておかないといけませんわね。算数の成績が心配です。

 

2002年08月27日(火)
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