きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 お勉強の時間

本日の担当:SHY

 「キミは何でも知っている」
 何のことかと言うと、英語のこと。

 別に我が家は英才教育をしているわけではない。
 親2人に、そんな根性も資金力もありはしない。
 色々な単語はSizが適当に覚えてくるものだ。
 昨夜も遅い私の食事中に、Sizが何かの付録だった小冊子を持って傍らにやってきた。
 私はそれを受け取って、彼女に聞く。
 リンゴを指さして「これは何?」「えぃぷる」
 バナナを指さして「これは何?」「ばなぁな」
 ネコを指さして「これは何?」「きゃぁっとっ」

 ...上出来だ。

 サルを指さして「これは何?」「おさるさん」
 傘を指さして「これは何?」「かさ」

 ...そうそう、それで十分。

 私は最後、Zの項のシマウマを指さした。

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 ...それはどっちも当たってない。

2002年12月12日(木)



 かわいい。って言わない日はないと思うんだけどな。

本日の担当:kina

 またSizが1コ階段を昇ったみたいです。

 一日中、クマのぬいぐるみの世話をし、
 一日中、あたしの後ろにくっついてきて「まま、かわいいね〜〜」とほめ、
 一日中、「これ、おみやげ〜〜」とおしりのあたりから何かだし。

 ぬいぐるみの世話や、得体の知れない(それも見えない)お土産をいただくのは非常にケッコウなことですが、なんでこう一日中褒められてるんだろうと不思議です。
 そういえば、SHYも
「ぱぱ、うんてんじょうずね〜」
「げーむ、じょうずねぇ」
と言われています。そりゃ、あんたよりはうまいだろ。とは思います。それでも何故、四六時中親を褒める?

 なんとなく思い当たりました。
 我が家は何をするにも一緒にいますが、Siz向きなことはあまりしない。SHYのゲームを眺めていたり、あたしはこうして日記を書いていたり、家事をしたり。二人で雑誌を眺めていることもあります。

 気にかけて欲しいんだろうなぁ。

 そんな思いをさせてるのか。なんて思うとちょっと反省します。二人ともそんなに子供相手が上手じゃないとか言ってる場合じゃなくて、真面目に対処しないと。

 なんて真面目に考えてる間に。

 親二人の首にマフラーを巻きつけ(苦しいんですけど)、
 あたしの髪を結いなおそうとし(痛いんですけど)、
 あたしがわざわざ外していたパジャマの一番上のボタンをはめ(暑いんですけど)。

 ただの世話焼きばばな現実。

 季節はずれのサングラスを頭に乗せ
「かわい?」
 長すぎるマフラーを巻いて
「かわい?」
 ちょっと崩れたアンパンマンを書いて
「じょうず?」

 ...褒められたがり?
 

 

2002年12月11日(水)



 何かがいる…!?

本日の担当:ユキリン

ここ数ヶ月、いつからかは覚えてない。
Rinがよく話題に出す、とある固有名詞が出てきたのは…。
それは、「シア」君なる人物(ヒト?かどうかも謎)。

「シア君がね〜、○○でね〜」とか話してくるので、
「シア君って誰?」と聞くと「シア君はシア君!」と
何で分からないのよ、とばかりにちょっと怒り気味。

どうも「シア」君って臭いぞ、と思い始めたのは、ここ2ヶ月ほど。
だって、誰もいない廊下に向かってドアを開け、
「シア君、入る?あ、いい?あ、はいはい。じゃーねー(バタン)」
とかやってるのだ。
ちょっとコワイ感じがするじゃない?

「シア君」はどこにでも出没してるらしく、
1階でも2階でも、見えないシア君に語りかけるRinを見かける。
…もしかして座敷童子??

いつも一緒に児童館で遊んでいる友達に話すと…
「やばいって。それ絶対に霊だよー!!」とか
「子供には、大人が見えないものが見えるって言うよー」とか
ちょっと背筋が凍るようなこと言われた。

でもRinが楽しそうなので、私としてはまるで恐怖を感じない。
でもシア君が何者なのか気になるのは確か。
ちょっと聞いてみたところ…




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え?
それはちょっと…コワイかも…。
真相が判るのはいつだ?


2002年12月10日(火)



 雪の日の朝

本日の担当:ユキリン

目覚めたら白銀の世界。
我が家は田舎にあるので、本当に一面真っ白なのです。
昨日の天気予報でイヤぁ〜な予感を感じてた。
「ホントに1センチですむのか〜?」って…。
案の定、1センチどころか20センチ位つもってるし。

大人は雪かきがあるのでブルー。
でも目をこすりつつ起きてきたRinに「今日は雪だよー」って
教えてあげると「うっわ〜〜〜〜!!」と大喜びされ
「まあ、雪もいっか」という気分に少しだけ切り替わりました。

昨年も雪降ったけど、Rinったら覚えていないよう。
物心ついて初の雪の朝なわけで、大興奮のRin。
私がトイレに行ってる間に、ヒーターの上によじのぼり
窓にしがみついて外を見ていた。

それはあまりにも危険なので、
実際に雪を見せようと完全防寒で外へ出発!
2人でミニ雪だるまを作って遊びました。
しかし、お子チャマってどうしてこう寒さ知らずなの?
手袋は外しちゃうし、鼻と手を真っ赤っかにしながらも




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こっちは妊娠初期だし、何時間も付き合ってられないよぉ〜。
…Rinが昼寝する頃、雪かきという大変な任務も待っているのでした。
はぁ〜。



2002年12月09日(月)



 年頃の娘ってやつは

本日の担当:SHY

 「キミ達もいつかは怒られる」
 何のことかと言うと、長電話のこと。

 今日はちょっとした用事があって銀吟の家に電話をした。
 ユキリンと話をして、銀吟と話して...。
 電話の向こうで銀吟が不意に言った。
 「Sizと替わってもらえる?」

 は?

 「いや、Rinが話したいって言うから」
 私はSizに受話器を渡した。

 「Sizだよ...うん...うん。げんき?」

 ...会話が成立しているのだろうか?
 Sizが「ばいばい」と言ったので受話器を受け取ると、向こうでも銀吟が同じようにしたところだった。

 「何か...ちゃんと喋ってたね」
 「うん」

 親馬鹿というか、子供を半分侮っているというか。


 そのあとでkinaが「そのうちCHATだね」
 そう、きっと私達もSizやRinの長電話に頭を悩ませる日が来るのだろう。
 長く話したいのなら、常時接続で思う存分やってくれ、と思った日。

2002年12月05日(木)
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