日々のあわ
あかり 



 過去の私。

私の実家は只今リフォーム中である。
弟夫婦が同居することになったため、2階部分をリフォームしている。
2階には私の部屋があった。当然私の部屋は無くなる。
嫁に行くときにあえて置いてきた過去の品々。
まったくもって「恥」としか言いようも無いものでも捨てずにいた品々。
それらをちゃんと整理しなくては!と、連休中に病み上がりにもかかわらず慌ててチェックを入れに帰った。

ほとんど捨ててきたけれど、やっぱり手放せないノートやら本やらスケッチブックやらレコードやら手紙やら・・・・。ダンボールにつめて家に送った。

な、の、に。
あとからドンドン出てきたらしく、一日に何回も母と弟から電話がきた。

「ねぇ、姉さんさ、×○△■××のレコード (ここでプッと笑いが入る)要るの〜?捨てていいの〜?」

「あ、椿ちゃん?あなたの漫画、捨てていい?えっと・・・『×○☆△』っていうのとか、『●×■■』とか。」

こんな電話が何度もかかってくるのだ。
あのさ。これ、はっきり言って羞恥ぷれいですからッ!

ピンクレディとキャンディーズと沢田研二のレコードは全部とっておいてください。といった。が、
この辺はいいんですよ。昔すぎて、しかも小学生でしたから。今となってはお宝です。
が、ね・・・。若気の至りってあるでしょ。(ほら、あなたにもあるはずよ。)
(高校生からの友、友人Tとは、お互いこのての話はタブーだと暗黙の了解になっている(笑))
いやいや、別にヤンキーだったとかお立ち台ギャルだったとか、そういうことじゃないが。
今でも胸張ってお見せできる過去の私が愛した品々には変わりないのだが・・・・

それでもやっぱり・・・青春とは恥ずかしいものなのだった。

頼むからもうそっとしておいてくれ〜。


2004年06月01日(火)



 泳ぐ。

初夏のような日でした。

先日の潮干狩りで連れてきたヤドカリが、(水道水に食塩を入れるっていう殺人行為をしてしまったにもかかわらず)頑張って生きていてくれるので、嬉しくて新しい水槽を買いました。

が・・・ちびっこいヤドカリにはちょっと大きすぎた水槽には、新しく金魚を買って入れました。すまん、ヤドカリ。
かわりにヤドカリさんには綺麗なガラスの入れ物に、砂と海水と石を入れて新居を提供。
もうカワイイったら!

金魚、なんなんでしょう。もう、ずぅーーーーと観てしまいますね・・・・。
綺麗だなぁ。。。
4匹いるので、家族4人一匹ずつ名前をつけました。
水槽の前に椅子を置いてずっと見ていました。
背後から「椿ちゃん、もう1時間も観てる・・・」とJGの声が。

今朝起きて次男Kが「金魚生きてるッ??」と心配そうに覗いて、元気な金魚たちをみてにっこり笑いました。
長男Rは「ウチはなんてイイ家だろう。ボクんちは本当にイイ家だなぁー」と言うので「なんで?」と聞くと、
「だって、金魚がいるから。あ、ヤドカリもね。」とにっこり笑って言いました。
(単純すぎて深読みしそうな発言だ。)
JGも寝ぼけた顔で「なんか、いいね。金魚。」とぼんやり言いました。

去年は切ない金魚だったけど、今年はちゃんとポコポコ(空気いれるやつね)も、ろ過装置も、水草も、フルセットで万全の体制で臨みますから。
長生きしてください。よろしく。

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あんまりすいすい泳ぐ金魚をみていたせいか、無性に泳ぎたくなってしまって
子供達と近くのプールへ泳ぎに行きました。

怖かった。耳が悪くなってから初めて水中にもぐることになるのでちょっと恐怖感がありました。
内耳疾患なので別に水に入ることは何も問題ないんですけどね。

思い切ってすーっと潜ってみると・・・。
なんのことはない。
「ボコボコボコボコ」って水の音が左耳からだけ聞こえるって感じでした。
まっすぐ泳げたしね(笑)

耳に入った水がすーっと流れて、詰まっていた耳が
ポーンとクリアになる瞬間って気持ちがいい。


「あぁ、こんな風に右耳も突然ポーンとクリアになったなら、どんなにいいだろう。」

と、特に悲観的な気持ちではなく、

「あぁ、あんなに胸が大きかったいいなぁ〜。ビキニ着たいなぁ」

と、思うくらいの気持ちで、思いました。

また泳ぎに行こう。
これから大好きな夏がくるんだもの。




2004年05月29日(土)
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