読書日記
別名、生存日記。
(野呂希一・荒井和生、青菁社) 2年くらい前に出た、写真+言葉の本です。四季にまつわる、微妙な季節感や雰囲気を伝えるさまざまな言葉と、写真によるイメージの散策。という、最近、このタイプの本が多いね。 日本語にいろいろと不自由してるので、ちょっとお勉強。 春の日に眠気に誘われて寝ることを、「微睡む」。毎日、これ。
(小野不由美、新潮文庫) ホラーは苦手なのだけど。最初は時が緩やかに流れていて読み進むのに時間がかかった。死の包囲網が狭まってくると、気になって眠れなくなる。ある少年が死んだとき、泣いてしまった。あまりにも人が死ぬとマヒしてしまうけど、やはり死は残酷なのだよ。 ちょうど読み終わったと同時に(真夜中の3時半ごろ)友人からメールがあった。それもホラー?
(ほったゆみ・小畑 健、集英社) どうやら日記に書くのを忘れていたようです。夜の雨の中、買いに行った覚えはあるのだけど。ほんとは昨日が発売日だったような? 伊角中国編ということで、表紙も伊角さん。チビ和谷との話もかわいい。たくましくなっても、伊角さんのかわいさは健在なようです。
(金蓮花、集英社コバルト文庫) ひさびさの「りゅうねむ」新刊。金蓮花さんの本は、この「りゅうねむ」と「水の都」シリーズしか読んでないという、かなり邪道な読者。魔導の使い手が主人公なので、かなり強引に話が収束してしまう感じはあるけど、文体は綺麗。透明なのに鮮やかな色なのです。
(丹羽啓介、小学館) ミケの球質が軽いことが判明して、大ピンチ!クイックモーションのチェンジアップを自分で編み出したのには驚いたけど。そして裏エース神童のアンダースローをコピーし、新しい変化球を生み出す…。 ってなんか必殺技みたいだなあ。ふつうの人間にはできない技です。 will|INDEX|past |