麻綴り
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夏の終わりが近づくと、こういうモードになりがちです。 やるべきことが山積すればするほど、活動レベルが下がったりして。これって逃避なんでしょうかね。
もう一週間近く日記が溜まってしまったので……最初から書くのはあきらめて、とりあえず今日の分を書きます。 前の方の分も、書きかけてはいるのですが。GPが始まるまでに何とかしないと……。
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娘にせがまれて、プールに行って来ました。 昨日からずっと「プール、プール、プール行きたいよぉ〜!」とおねだりを続けていた娘。ついに粘り勝ちです。
日焼けすると肌が真っ赤になる私は、屋外プールは大嫌い。 去年引っ越す前は、近所に手頃な屋内プールがあったのですが。今回は仕方なく、車で30分ほどの所にある運動公園のプールに行きました。5月に行って以来、2度目です。 屋根が開閉式だというので、開いていたら嫌だなぁ、と警戒して、思いっきり日焼けどめを娘と自分に塗りたくって出かけましたが、とりあえず閉まってたようです。といっても、屋根がガラス張りなので、紫外線は降り注いでたかもしれませんが。
思いのほか、プールはすいてました。子供はみんな夏休みの宿題の追い込みに入ってるのでしょうか。 ここのプールは、浮き輪等の持ち込みが禁止なので、「泳ぐぞ〜!」という気合いのある人しか利用しないからでしょうか。GWに行ったときは、けっこう人が多かった気がするけど。
娘は、気合い入りまくりで、泳ぐ、泳ぐ。ビート板を使ったり、使わなかったりで、とにかく一生懸命泳いでました。年少の秋からスイミングは習っているのですが、怖がりの娘は、なかなか泳げるところまで行きませんでした。今年になってようやく壁を突破したようで、水に浮く楽しさがわかったらしく、検定にも立て続けに合格しました。 まだ息継ぎはよくできないので、距離は短いのですが、何度も何度も立ちながら、プールを往復して泳いでいました。
私も、娘に付き合ってプールを往復。少し見本を見せたり、水のかき方を教えたり、競争に付き合ってやったり。 ……疲れました。
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夕食の後、娘は俳句の本を、完成近くまでこぎ着けていました。(その間に、私はハープの練習……。) そんなことをやっていたら、布団に入るのが10時頃になってしまって。 プールの疲れのせいか、私も一緒にぐーぐー寝てしまいました。一度起きて、自分の布団に移ったけど……。
夫が寝る前にスイッチを入れたらしい扇風機の風で、身体が冷えて、喉がひりひりして、午前2時半頃に目が覚めました。 所在なく、あちこちネットをさまよってから、日記を書き始めた次第。
さて、この辺で仕事に移ります。CARTネタが1本と、ミヒャのインタビュー。 もうすぐスパですね。 そろそろ、シーズンも大詰めだなぁ……。
朝から娘は、「どっか行きた〜い!」と騒ぎっぱなし。「プールがいい。プール行こうよぉ!」…… 仕事明けの私は、GP明けでなくても、やっぱりぐったりしていて、ほいほいと出かける気にはならなかった。
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そう、前の晩もらった仕事の原稿で、ハインツのザウバー入りを知ったのだった。 ハインツ……よかった。このままF1からいなくなっちゃったらどうしようと心配していたので、すごく嬉しかった。 ザウバーは、チームとしても安定しているから、今度こそ落ち着いて、いい戦いができるんじゃないかしら。期待してます。
もう一本、“フェラーリ、宇宙を目指す”とかいう妙なネタがあって、いったいどういう話なのか悩んだのだけど、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の“マーズ・エクスプレス”という宇宙探査船に、フェラーリの塗料(“ロッソ・コルサ”)を使うことになるかも、というニュースだったようだ。この話に関しては、あちこち調べ回って、前の晩かなり時間がかかった。宇宙ネタなので、夫に言葉をチェックしてもらったり……。 「“メカニカルなテスト”って……これは、“機械環境試験”っていうんだけど……」と夫。 「そりゃそうだろうけど。F1のニュースだから、“試験”よりも“テスト”の方がピンとくるかと思って」と私。 短いニュースだけど、結構手間をかけて訳したのだった。
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この日は何か、一日だるくて、ゴロゴロしていた。 体調が悪いというより、精神的にいまいちなのだ。 ハープも少しだけ弾いて、うまく行かずにすぐ放り出してしまった。 そうそう、グインサーガ86巻『運命の糸車』は読んだけど……。
2002年08月25日(日) |
Sさん&Kさん、行ってらっしゃい |
チェリストのSさんと、ご主人で声楽家のKさん。 おふたりが、9月の半ばにドイツへ留学することになっているため、教会で礼拝後にフェアウェルの会をした。皆が料理を持ち寄って会食をし、おふたりにメッセージを贈った。
持ち寄りの食事というと、アレルギーの娘が食べられるものがあるかどうか、いつもそれが心配で気を遣う。でも、教会では、娘の食べられるものをつくってきてくれる人もあり、ドレッシングをかける前に娘の分をとりわけさせてくれる人もあり。最近はそれほど苦労しなくなった。今回も、いろいろ食べるものがあって、娘のお皿は山盛りだった。よかったね……。
この会は、私がいちおう「言い出しっぺ」だったため、私が何となく進行を仕切ることになった。みんなにリレー式にメッセージを言ってもらい、最後におふたりからのメッセージ。Sさんが感極まって涙ぐむシーンもあった。そして、全員で記念撮影をして、会はおひらきに。 留学は最低2年、ことによると4年くらい行っているかも……ということで、帰国する頃には、子どもたちもさぞかし大きくなっていることだろう。
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婦人会の話し合い、聖歌隊の練習と、その日のスケジュールをこなしてから、夕方にフェアウェルの「夜の部」に突入。うちの夫が幹事になって、居酒屋を予約していたのだ。
子どもたちは、ずっと教会の狭い一室にいると、エネルギーを発散できないので、私たちが聖歌隊の練習をしている間に、他の人たちが外に連れだしてくれていた。荒川の土手の方へ行って石投げをしたり、川の博物館を見学したりしたそうだ。 教会のレギュラーの子どもたちは、うちの子も入れて5歳が3人、3歳が3人いる。男の子が多いので(特に3歳児は3人とも男)、そのエネルギーたるや、大変なものだ。
夜の部にも、小学生が1人、5歳児が3人、3歳児が3人、0歳児が1人参加した。 夫が調べたところによると、その某店は「味=A、子連れ度=A、お値段=A」という評価だそうで、確かに子連れでもなかなか快適だった。お子ちゃまには、まず、小さなおもちゃが配られたりするのだ。 もともとその店がいいと言ったのは私だが、その理由は、メニューに「食物アレルギーのお客様はお申し出ください。食材の説明をいたします」云々と、きちんと明記してあることだ(以前、別の支店に行ったときに知った)。 というわけで、わが娘も、オレンジジュースだの、讃岐うどんだの、冷や奴だの、枝豆だの、ほっけの干物だのをいただいて大満足。お腹がポンポコリンになるまで食べていた。
総勢23人の「夜の部」は、非常な盛り上がりのうちに幕を閉じた。若い人たち(主賓のご夫妻とシングルの人たち)は3次会に行って、さらに盛り上がったそうだけど。
ドイツに旅立つSさん、Kさんの前途が素晴らしいものでありますように……。
2002年08月24日(土) |
ハープクラブでF1の話……。 |
ハープクラブに行った。 この日は、主宰のNさんが欠席のため、いつもと少し雰囲気が違った。 参加者は、新しい方を入れて9名。フロアハープは1台だけで、サウルハープが2台、私とMさんのイヴハープがそれぞれ1台。 少ない楽器を融通しあいながら練習……といっても、フォークハープのイヴは、クラシックの青山ハープとはタッチが違いすぎるので、他の楽器とは交換できなかったけれど。
私は、“Brian Boru”と“Caloran's Concerto”を中心に練習。クラシックの人たちは“いつも何度でも”(“千と千尋”のテーマソング)もやっていた。 楽器は少なかったけれど、「合わせ」もした。 その後、“Amazing Grace”も練習した。
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休み時間に、メンバーのOさんから、「どんな翻訳をしてるんですか?」と話しかけられた。モータースポーツのニュースを……と説明すると「モータースポーツって、F1とかですか? 私F1大好きなんですよ〜」 「えーっ。そうなの?」と私。 いきなり、思わぬ場所でF1話が盛り上がってしまった。 彼女は、しっかり見始めたのは今年からで、バリチェロファンだという(ああいう顔が好きなんだそうな……)。 彼女からすれば、ミハエルは「強すぎてつまんない」らしいけど、私は自分がファンになった頃のことを、ついつい熱く語ってしまった……。 「また、いろいろ教えてくださいね」とOさん。 「うん、何でも聞いて!」と私。 いやはや、ハープクラブの場で、自分の別人格が発現してしまって……ちょっぴり恥ずかしくもあったけど。楽しかった。 ちなみに、以前、ハープの片づけについて“F1(のピットイン)みたい”とおっしゃったKさんも、お兄さんの影響で、ずっとF1を見ているとのこと。 うーん。けっこう人気あるじゃん、F1も……。
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午後は、このところ不調だったビデオデッキを“Hard Off”に売りに行き(たったの500円だった)、入荷の連絡があった新しいデッキを電器屋に取りに行った。その接続と設定にえらく時間がかかり、イライラ。マニュアルの通りにやっても、どうしてもうまく行かなくて。結局、設定は途中で諦めた……。
この日は、久しぶりに娘のスイミングのレッスンがあった。 帰りに買い物をしたりしてゆっくり家路につき、帰宅後も1階でのんびりしてから2階に上がってみると、留守電のランプが点滅していた。
まず、夫からのメッセージ。ちょっと口ごもって、「……また、電話します」とだけ。 2件目は、なにやらよくわからないメッセージ。「×××の■▲●と申します。×××……ご迷惑をおかけいたしました……」???何だろう、と思って聞いていると、ちょうど電話の呼び出し音が鳴った。夫からだった。
「車をぶつけられてさ……」えええ。すごくびっくりした。 聞いてみると、交差点でただ止まっていたら、いきなり前のトラックがバックしてきたらしい。警笛を鳴らす間もなく衝突。 車のボンネットと、ラジエーターのあたりが壊れたけれど、怪我はなかったとのこと。それはよかったけど……。
それでわかったのだが、2件目の留守録は、そのトラックの人の契約している保険会社からの電話だったらしい。私がすぐ留守電を聞けなかったため、その時にはもう営業時間が終わってしまっていた。結局、夫はあれこれ電話で確認した末に、行きつけの車のディーラーに壊れた車を置いてくることになった。
そのディーラーは隣の市なので、「電話してくれたら駅まで迎えに行くよ」と言っておいたのだが、その後、夫はディーラーから電話してきて、「大丈夫」だという。 「代車が出たから、そのまま乗って帰るよ」……と、そこで一息おいて、「“フィット”に乗って帰ります」…… それを聞いて思わず笑ってしまった。「それはそれは……」 「うん、不幸中の幸いというか……」
夫は熱烈なホンダ信者で、もう自分の車はあるのに(まだ買って2年目)、新車が出ると細かくチェックして、ああだこうだと言っている。特に“フィット”は高く評価していて、あわよくばおじいちゃん(自分の父親)に売り込もうと、しょっちゅう奨めている。ホンダからお金をもらってるの?と思いたくなるほど、熱心な営業ぶり。 三菱の軽自動車に乗っているおじいちゃんは、今年の年末に車検なので、それを機に買い換えも考えているらしいため、夫は「お盆を過ぎたら、フィットを試乗に行こうか」などと言っていた。 そこへ、思いもかけず、“フィット”が家にやってきたわけで。 これは願ってもないチャンス……。
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その後、結局、おじいちゃんは“フィット”を買う気になったみたい。 週末に何度か運転してみて(というか、駅へ送り迎えをしてくれたんだけど)、気に入ったようだ。
私も気に入った。土曜日に後部座席にハープと一緒に乗ってみて、空間に余裕があるのに感動した! いつもの夫の車は、3ナンバーのセダンのくせに、ハープを乗せると完全に1人か2人分のスペースを取ってしまい、先日のサマーキャンプの帰りなど、私は足をおろせずにシートの上に横座りして乗っていた。それが“フィット”だと、普通に座って膝の前にハープを置けるのだ。ビックリ! チャイルドシートに座っている娘も「あしを組んですわれるよ!」と喜んでいた。 いつもスポーツタイプのMT車に乗っている夫は、さすがにドライビングの点では物足りないようだが、車のあちこちにちりばめられている工夫や何やかやに感心しきり。
というわけで、そのうち、わが家の車は2台ともホンダになりそうだ……。
さあて。また1日遅れの日記など、書きましょうかね。 現在、23日(金)の午前10時半。
水曜日分は、昨日の深夜に――というか、もう日付は今日にかわってましたけど――アップしました。 その時は、「仕事をするから」という名目で、木曜日分は続けて書かなかったのですが。その後、またもやネットにはまってしまい、仕事を始めたのは結局明け方。ちょっとだけ仮眠して、先ほど、なんとか入稿したところです。
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では、木曜日の日記。
朝、娘の布団で目を覚ましました。そう、水曜の晩は、娘を寝かしつけようとして、そのまま一緒に寝てしまったのでした。
娘は、教会の集会に行く途中の車で寝てしまい、集会を終えて帰ってくるまでずっと寝ていたのですが、帰宅後に急に目を覚まし、そのまま寝付けなくなりました。 布団に入ってもお喋りが止まらない。 そのうちに、部屋の窓から射している月の光を見て、なぜか俳句詠み大会が始まってしまって……。季語が入ってない、まるで何かの「標語」みたいなのもありましたけどね。 キリがないので、「明日、俳句集を作ろうね」と言って寝かせました。
というわけで、この日の朝、私の後から起きてきた娘は、早速「俳句の本つくる〜!」と大張り切り。私がスケッチブックを切って、ホチキスで綴じてやった冊子に、さっそく俳句と絵を書き始めました。 私は「季節の言葉を入れるんだよ」ということだけ教えて、あとはだいたい勝手にやらせました。まあ5歳ですので、単純な句ですけどね。
「あさがおは ぐんぐんのびてる わたしより」 「おんせんは なつは みずぶろ きもちいい」 「めいげつや だんごつくって すすきつむ」 「あかるいな つきがまんまる でているよ」
途中ですぐ飽きたらしく、句集は未完ですが……休みの終わりには完成するでしょうか。
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午後、娘は部屋で何かしていたところ、外で近所の子たちの遊ぶ声が聞こえてきたので、急いで身支度を整えて、外へ飛び出していきました。 うちの近所は、子どもたちが、子どもだけで自由に群れて遊んでいるんですよね。大きい子も小さい子も混じって。周辺の道に、ほとんど車が通らないからできることだと思いますが。 昔はこういうのがあたりまえだったけど、最近は珍しいかも。 私も、引っ越し前は、わざわざ少し離れた公園まで娘を連れていかないと、遊ぶ友達がいなかったものです。家の前は大通りだったし。 引っ越し後は、「いってらっしゃい!」と娘を送り出すだけなので、らくちんです。いちおうそれとなく、窓から様子を窺ったりはしてますけどね。
友達との遊びが終わった後、娘は自転車の練習をしていました。まだ補助輪付きです。以前は、いちいち私や家族が横に付き添っての練習でしたが、今はもう、「いってらっしゃ〜い!」と送り出しました。近くの周回コースを1周してくるのを、家の前に立って見ていただけ。その後は、さらに手を抜いて、窓から見ていただけ。 ラップタイムを計ってやったら、頑張って走ってました。それまで57秒だったラップレコードを更新して、52秒の記録を樹立しました。 最後に、終わりにしようというとき、「じゃあウイニングランしておいで」といったら、嬉しそうにゆっくり走っていきました。「ガッツポーズはしなくていいからね! 危ないから(笑)」……
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夜は、夕食後、娘が「白鳥の湖を踊る!」というので、メロディを歌ってやって、一緒に踊ったりして……。疲れました。
布団の中では、また俳句をひねったりして、寝付くのにしばらくかかりました。 私は今度は、寝ずに起き出しましたけど……。 そして、ネットをさまよってから、前日の日記を書いて、その後はこのページの上の方に続く、という感じです。
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この日の日記はここまで。 ここまで書くのに、一日かかってしまいました。もう23日夜です。今日の日記をいつ書くか……それが問題だなぁ。
2002年08月21日(水) |
ハープがうまくなりたい……。 |
日記サボりました。娘と一緒に寝ちゃったせいです。 現在、23日(金)午前0時55分。 仕事をしなきゃいけないんですけど、今までネットをさまよってました。 とりあえず、水曜日の日記を走り書き。
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ハープのレッスン日でした。 早起きして仕事をしたので、ちょっと寝不足で疲れ気味。早く都内に出て、どこかへ寄ろうと思っていたのに、ダラダラして遅くなりました。でも、先生の都合で、レッスン開始が30分遅れて、6時半からになったので、少しだけ余裕が。それで、本屋を覗いてからレッスンへ。
まずは、軽い指慣らし。ドミソ、レファラ、ミソシ……という指3本の練習のあと、ドミソド、レファラレ……という4本の練習。左右それぞれ2回ずつ。 そして、“Planxty Irwin”。 まず前回教わったとおりに弾いて、とりあえずOK。次に、コードを所々転回形を使って手直しするように教わる。その弾き方を練習してから、今度は右手に和音をつける。軽く練習して、両手合わせて弾く。 ……その場で弾くと、指使いがどこかへ飛んでっちゃったりして、ボロボロ。教えられたことを、その場でものにするというのは……とても無理。 帰宅後、急いで(忘れないうちに)練習しました。 次は、この曲のほか、“Trip to Sligo”のメロディも練習していきます。まあ、メロディはすでにいちおう弾けるようになってはいるんだけど。 「これ、ジグなんだよね」と先生。次にこの曲をやるか、それとも飛ばすか、ちょっと考えてらっしゃったようですが、「うん、弾けるね」とOKを出してくださいました。嬉しい。頑張って練習します。
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ハープ、うまくなりたいです。 コンサートでいい音楽を聴いたりすると、いっそうその思いが強くなります。 コンサートで演奏してた彼女たちは、10年も20年もその楽器をやってるわけで。ハープを始めて半年ちょっとの私が、一足飛びに人に聴かせられるレベルに達するはずもないのですが。でも、早くうまくなりたいんです。10年も待てない……。 とりあえず、練習あるのみですね。
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