麻綴り
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あービックリした。 さっき、不注意で右手人差し指に怪我をしてしまいました。洗面台の片づけをしていて、無造作に剃刀の刃に触ってしまったんですね……。普段から、手だけは怪我のないように気をつけているんですが。 ダラダラと血が出て、焦った、焦った。 だって、明日はハープのレッスン日。よりによって前の晩に指を切るなんて。 しばらく、チューチューとしゃぶってたら血は止まり、思ったほどの深手ではなくて、ホッとしましたけど。 あーあ。油断は禁物ですね。ハーパーは手が命。
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昨日のまとまった雨も久しぶりだった気がしますが、今日の明るい陽射しも久しぶりでした。 今日は仕事もない日なので、朝から、たまりまくった洗濯物にとりくみました。 ここ最近読まずに積み上げてあった新聞に目を通して片づけたり、多少家事などもした一日でした。
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ハープもじっくり練習しました。最近サボり癖がついてていけません。ハープクラブ以来、まだケースからハープを出していなかった……。 明日はレッスンなのに、課題曲の“The Christ Child's Lullaby”が、まだよく仕上がっていなくて。真剣に練習しました。 発表会の曲もね……。ひとりで練習しているとそれなりに弾けるんですけど、人前で弾くとボロボロになるんだよなぁ。
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娘は今夜は、おとうさんに絵本を読んでもらって寝ました。 このところ夜更かしが続いていたけれど、今夜は少しマシだったかな……。
昨夜は布団に入ってから、さらに空想ごっこを始めたりして、寝るのがものすごく遅くなってしまったのでした。 朝の寝起きが悲惨なので……だんだん朝型に変えていかないといけないなとは思っています。
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さて、仕事の原稿も届いたところで、この辺で失礼します。 今夜は久々に、ミヒャのニュースが入ってるようです。ああ、しかし全体の分量が多いなぁ……。もう眠いけど……頑張ろう。
今日はほとんど何もせず、ダラダラ過ごしました。
昨夜は結局、疲労した身体にむち打って、仕事を半分以上片づけてから寝ました。12時くらいのところで限界が来て、切り上げましたけど。 今朝は弁当を作ったりいろいろしながら、その仕事の残りに取り組んで、結局時間ちょうどに入稿しました。
その後は、朝御飯の残りを食べながら、少しネットをして、出産関係の本を読んで……午後は少し昼寝をしてから、幼稚園のお迎え。
園に行ってみると、娘はお友達のYちゃんと「漢字カルタ」の対戦中。1年生の漢字がカルタになってるのですが……どんどん取っていました。
帰りに駅の近くの自然食品店で、水曜日(お料理の日)に園に持っていく蒸し焼きそばを買う。
帰ってから、娘と一緒にお好み焼きを作って、おやつ。
夕ご飯を食べて、食後は、娘とおじいちゃんとおばあちゃんの出演する劇を見て、娘のお片づけに付き合って、現在に至ります。
何事もなく、平和な一日でした。
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もう9時半だというのに、娘はまだ寝ていません。 パジャマには着替えたものの、いつの間にか、ひとりでお医者さんごっこを始めています。入院だとかいって、座布団の上に寝て、自分で自分に治療を施しているみたい。 やれやれ、もう寝かせないと……。
では、おやすみなさい。
2002年11月24日(日) |
クリスマス準備で大忙し……。 |
本当に疲れてます。 よって、手短に済ませます。
クリスマス前は、教会は本当に大忙し。 午前中は礼拝。午後は、チラシ配りの分担の仕切りやら、聖歌隊練習の仕切りやら、会堂の飾り付けやら何やかやで、夕方5時半くらいまでたっぷり働きました。へとへとです。
夕食のスパゲッティを作る元気もなくて、おばあちゃんにお願いしてしまいました。
夫は無事にイギリスから帰国しました。 今、娘とお風呂に入っているところです。
ああ……仕事をしなきゃいけないんだけど……もうダメ。
とりあえず、本日はこれにて失礼いたします。
昨日は、一昨日のコンサートの話だけで、昨日の日記がありませんでしたが。 まあ、とりたてて何もない一日でした。 ニュースといえば、娘がスイミングで12級に合格したことくらいかな……。帰ってくるなり、「今度はピンク帽子だよ! 580円!」だそうです。今まで白いスイミングキャップだったのが、今度はピンクになるので、新しく買わされるというわけ。でも、どんどん泳ぎが上達していくのは嬉しいものです。風邪で欠席することもなく、寒い日も頑張って泳いでいます。
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今日は、ハープクラブの日でした。実は、先週もクラブがあったのですが、結婚式のために欠席しました。 夫も不在ということで、今日は子連れでクラブに行くことに。 いつもは夫に送ってもらっていますが、今日は自分の運転で行ったので、いつもより早めに家を出て、10時より前に会場に着きました。遅刻しなかったのは、久しぶりという気がする……。
はじめは主に個人練習。また少し、練習をサボり気味だったので、指がよく動きません。“Hewlett”とソロのクリスマス曲を中心に練習。 10時半過ぎから、Mさんと“Hewlett”の合わせ。続いて、“Brian Boru”を合わせる練習。 11時から、発表会を意識して、それぞれの曲のリハーサルをしました。 アンサンブルは3つのグループに分かれるのですが、それぞれグループごとに位置について、ひとりずつソロを弾いてから、合奏の発表。 後から加入したメンバーの人たちも、みんなどんどん上達していて、すごいなぁと思いました。 “Brian Boru”組は、一番最後の発表でした。“Hewlett”は……まあ、とりあえず、前回よりは進歩したかな……と。それほど間違わずには弾けました。まだまだ改善の余地は大いにあるのですが。 自分のソロ曲は……うーん。それほど緊張していないつもりだったのですが、突然、右手の和音がコロッと抜け落ちてしまい、指一本になってしまった箇所があったり、何でもないところでつまづいたり……。いけませんね。まだまだ練習不足です。 “Brian Boru”は、今日は欠席者がいて、4人だけの合わせになったため、低音部がなくて、ちょっと寂しかったかも。
ああ、それにしても、発表会が迫ってきたのをいきなり実感して、ちょっと焦り気味です。12月14日の発表会前には、あと1回しかクラブがないんだから……。 これで本当に、ちゃんと弾けるのだろうか……。 うーん。練習しよう。
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娘はクラブの間ずっと、おとなしくお絵かきをしていました。私は全然かまってやらなかったのですが、楽器の順番待ちで手の空いてらっしゃる方たちが話しかけてくださったりして、楽しく過ごせていたようです。感謝。 練習発表の時には、しっかり演奏を聴いていました。 「おかあさん、えらかったね。まちがえずに弾けて」だそうです。(いや、本当はまちがえてたんだけどね……)
クラブが終わって帰り際、娘は「私も春になったらハープクラブに入る!」と言い出しました。実際は、みんながつけている名札が羨ましいらしくて、それが動機かもしれません。 でも、今日も、練習発表の後の時間に、少しだけ娘が私のハープを弾いたのですが、案外弾けるのですよ。 もちろんまだ強くしっかりと弾くことはできないのですが、軽く音を出しながら、「おほしがひかる」をその場で弾いてみせました。右手は指1本、左手は指2本でコードをつけながら。そのコードがまた、ちゃんとC、G、Fになっていて、それなりに相応しいコードをその場で選んでるんだから、立派です。 いつもピアノを、自分で適当に伴奏をつけながら弾いていたりするので、それを応用しているらしいのですが。(ピアノはまだ先生にはつけてません。ほとんど自己流で楽しんで弾いている……) きいてみたら、「おほしがひかる」はピアノで練習したことはないそうです。その場で、なんとなくコードをつけて弾けてしまうなんて……。ちょっとビックリです。
クラブに入るかどうかは別としても、ハープはそのうちちゃんと教えてやろうかなと思ってます。指の形とか、弦のはじき方を教えたら、音もしっかり出せるようになるだろうし……。 その前に、ピアノの先生を探すべきかもしれないですけど。どんどん自己流の世界に行っちゃってるので……。 まあ、そのうちに、とは思っています。
「アイルランド・大地からのメッセージ」というコンサートに行ってきました。 出演は、守安功・雅子ご夫妻、ゲストがマイケル/セイリーン・ダブラディーご夫妻。 ダブラディーご夫妻は、去年も来日していて、その際にもこのメンバーによるコンサートがあったのですが、そのときは行くことができず、今回ようやく念願かなって聴きに行くことができました。 夫が出張中ということもあって、娘と2人でのコンサート鑑賞です。
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全席自由なので、開場前に着くように、早めに出発しました。家から約1時間半かかって到着。 そして、図々しくも最前列の席をゲット。 こんなところに、子どもと二人で座っていいのかなぁ……とも思いましたが。後ろだと、座高の低い娘にはステージが見えなくて、よけい退屈するんじゃないかという気もして。思い切って座りました。 ここが、開演してみたら、ハープをお弾きになる雅子さんの椅子の真ん前で。本当に特等席でした。おかげでほんの3メートルほどしか離れていないところで、じっくりと演奏を見ることができました。うー、幸せ。
娘も、ほとんど退屈することもなく、最後まで身を乗り出して、見て、聴いていました。
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守安功さんはホイッスルとフルート、雅子さんはコンサーティーナ(小型のボタン式アコーディオン)とハープ、ボラン、スプーンズ。マイケルさんは、ホイッスル、フルート、コンサーティーナとダンス。セイリーンさんはダンスの担当でした。
1曲目が始まった途端、なんともいえず、泣きたいような気持ちがこみ上げてきて、本当に目頭が熱くなってしまいました。 うまくいえないのですが……なんだか本当に、アイルランドの空気みたいなものを感じて。懐かしいような、せつないような気持ちになりました。 ここに来られてよかったなぁ……と。この奇跡のような時間を、この空間で共有できてよかったな、と。なんともいえない感謝でいっぱいになりました。
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ダブラディーご夫妻と、特別ゲスト(宮澤紅子さんと、『アイルランドでダンスに夢中』の筆者の山下理恵子さん)の踊る、オールドスタイルのアイリッシュ・ダンスも、とても魅力的でした。ちゃんと踊れる人はアイルランドでも数少なくなっているという、古い伝統的なダンス。 セイリーンさんは71歳だそうで、白髪の素敵な女性ですが、背筋が美しくピンと伸びて、まあ何とも年齢を感じさせない、見事なステップを披露してくださいました。 マイケルさんの「シャン・ノース」(即興で踊るダンス)や、紅子さんの「ほうきダンス」も面白かった。テレビでは見たことがありましたけど、目の前で見るのは初めてでした。
娘も、ダンスはとても面白かったようです。休憩時間には、早速ロビーでまねごとを始めて、キャッキャッと大喜びでした。
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音楽の方に話を移すと……。
なんというか、今回は、本当にハープっていいなぁと、改めて思いました。 アイリッシュ音楽を聴いていると、ホイッスルやフィドルのような楽器の方がセッション向きという気がして、日頃なんとなく羨ましく感じていたのですが、ハープって、いい楽器じゃないですか。 あたりまえのようだけど、ホイッスルやフィドルはメロディを弾くだけで、和音はないんですね。そこにポロロ〜ンとハープが入ると、音楽がふんわりと華やぐんです。ああ、ステキ! 今更、何を言ってるんだ、という感じですが、本当に、ハープをやっててよかったなぁと思いました。うん、もっともっと練習して、セッションに参加できるようなハーパーになろう、と心に誓いました。
雅子さんの弾かれていたハープは、私と同じ、ストーニーエンド社のイヴでした。 そのせいもあって、いっそう勉強になったし、自分も頑張ろうという気になれました。 セッションでどんなふうに弾いたらいいのか、というのは私にはまったく未知の世界なので……。指の動きを食い入るように見ながら、耳を澄ませて、ハープの音色を追っていました。 うーん。イヴという楽器も、本当に奥が深い。私みたいな下手っぴでも、それなりに鳴ってくれて、手軽に楽しめるけれど、プロが弾くと本当に素敵な響きを生み出すんですね……(これは、いつもお師匠さまのお手本を聴くと思うことですが)。 あああああ。もっと上手くなりたい!
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雅子さんは、私たちの席の真ん前で、次々にいろいろな楽器を持ち替えて演奏されていました。 ボランの演奏も、目の前で見るのは初めてで、私は興味津々でした。大きなタンバリンのような太鼓ですが、支えている左手の手のひらで、皮の裏側から微妙に音を調整しながら、右手のバチで叩いていきます。私は、左手の微妙な動きに注目して見ていました。
娘が一番夢中になったのが、スプーンズ。 普通のテーブルスプーンを2本、利き手で持って、反対の手に当てたり、自分の身体に当てたりして、カチカチと見事な音を出します。 娘は目をまん丸にして、食い入るように見つめていました。帰り道でも「帰ったら、スプーンを練習する!」と意気込んでいました。 今日、実際にやってみたら、ちょっと難しかったようですが……。
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いや、まあ、なんというか、とにかく盛りだくさんで、贅沢な夜でした。 最後の方ではアイルランド民謡を、会場全体で一緒に歌ったりもしました。 アイルランドそのものをたっぷり堪能した、という感じで――本当に濃密な2時間でした。
終演後、すぐにサイン会があったので、私は開演前に買っていたCDにサインをしてもらいました。 マイケルさんにサインをしてもらった後、“Thank you very much. It was a wonderful night.”とひとことお礼を言ったら、笑顔で握手をしてくださいました。娘にも促して、握手をしてもらうようにしました。
もしかすると今回が、最後の来日になるかもしれないというダブラディーご夫妻。 私はこの夜のことを、一生忘れないと思います。
風邪、治りました。もう大丈夫です。 ええ、今夜はコンサートに行くんですもん。 娘は、「今日はおかあさんとデートだもんね〜♪」とニコニコ顔で幼稚園にでかけて行きました。
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昨日は、朝、日記を書いた後、結局洗濯をしたり、何だかんだで起きていました。 午後、久々にハープを練習したりした後(すっかり腕がなまってる感じ……)、3時頃から夕方にかけて昼寝。 起きてみたら、やや身体が重くて、微熱がありました。 家族は教会へ行って留守だったため、おばあちゃんが土鍋で炊いておいてくれたおかゆで、ひとりで夕御飯。
日本対アルゼンチンのサッカーなど、なんとなく観戦。私がボーッとしている間に、いつしか点を取られ、いつしか負けていました。いやぁ、アルゼンチン、強いですね。でも、日本も弱くなかった。ちゃんと食らいついてたし。……って、サッカーについて何かを言えるほど、わかってません。ごめんなさい。
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もう9時過ぎ、という時間になって、部屋のあちこちにたまった綿ぼこりに急に我慢がならなくなり(「ああ〜ッ、この埃が喉に来るんだ〜ッ!!」)、その勢いで掃除機をかけてしまいました。 うちの掃除機は、排気がきれいな外国製の機種で、窓を閉めたままでも掃除ができます。それはいいのですが、すごく大きくて重い。2階のフロア全体に掃除機をかけてるうちに、全身にじんわりと汗をかいてきて……なんと、それで熱が下がってしまいました。 たまには掃除もしてみるものです(たまにはじゃないだろう……!)。 ***
眠ったまま教会から帰ってきた娘を、何とかズボンだけでも着替えさせ、私の布団に入れる。 (夫がイギリスなので)「一緒に寝んねしようね」と声をかけてやったら、グッスリ寝てたくせに、そのときだけニッコリして「うん!」と返事が返ってきました。 このところ、ひとりで寝るのが寂しかったり、夜中に目が覚めて悲しくなったりするようで……一昨日も、夜中に起きて私の布団に入りに来たのでした。まだまだ、甘えっ子です。
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熱も下がって、気分も良くなったので、調子に乗って12時過ぎまで起きていましたが……。とどめの梅醤番茶を飲んで、厚着をして布団に入りました。
今朝は、目覚めもスッキリ。鼻も通って、喉もほぼOK。痰が切れるようになったので、もう大丈夫です。 私は普段から薬はほとんどのまないのですが、いつもなら浅田飴とプロポリスくらいは使うところ、今回は梅醤番茶だけで乗り切りました。自然治癒力というのも捨てたもんじゃありませんね。ちゃんと治るんだから、人間の身体って偉い。
というわけで、今夜は娘と2人で、アイリッシュのコンサートに行ってきます。 娘が帰りの電車の中で寝てしまうのだけは心配ですが。今の私には、彼女をだっこする力はないので、下りるときには何としても起きてもらいましょう。
それでは、そのことはまた明日、ご報告します。
昨夜は、厚着して布団にくるまって寝て、汗をかいて――どうやら熱は下がりました。 でも今度は、炎症が喉の下の方に復活してます。あと、鼻水が止まらない……。 風邪ですね……。快方には向かってるようですが。
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夫は今日から数日間のイギリス出張。今朝早く、出かけていきました。 私も一緒に早起きして、よろよろと梅醤番茶を入れて、翻訳の仕事。時間通りに入稿はできましたけど……バーレーンのサーキット建設のニュースには参った。中東の人の、名前の発音なんてわからない。もう調べる元気もなくて、適当に訳してしまいました……。
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さて、仕事も終わったところで(現在、午前10時25分)、また布団に撤退することにします。 おやすみなさ〜い。
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