ダンディズムスケジュール
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2002年11月19日(火) 大人の芝居・・・

 昨日は春田さん関根さんが立ち上げている劇団スケアクロウズを観劇してきました。今回は智恵子抄で有名な高村光太郎夫婦の物語りと言うかドキュメントと言うか当時の二人に的を絞った話でありました。ここに所属している熊谷美香さんは以前醜団リンチの初回肛門時代に出演して頂いている。それとニ度目の肛門時代とボクサーちんぴらに出た吉沢きよも出演していた。

 話は分裂病で旦那である光太郎を忘れた智恵子と春田さん演ずる光太郎が君の旦那は僕だよといった展開で夫婦でありながら夫婦を確認出来ない関係のなんとも複雑になってしまった・・・あーーーーーっ説明出来んっ! しかし春田さんは役者だなぁ〜としみじみ思わせてくれた作品でした。

 なにが良いかというと余白の演技であります・・・台詞の前、そして後・・それが出来ているから、台詞を演じているのではなく生の言葉として存在し見ている僕に言葉の観念ではなく、人間の模様を感じさせてくれるのです。

 しかし言葉に支配されている役者は多い・・・最近の(自分も含めてだが)芝居を見ても作品の見る目、客観は出来ても主観をもって役を作品に提供できる役者がいない・・特に芝居は人間が人間をみるしかも生で見る唯一の表現媒体だ・・・ビデオでオナニーするわけではない、生の人間を見て感じる訳だ。だからにじみ出るものがなければならない・・・男も女も性器からにじみ出るのだ・・・感じる心で、感心・・・感じて動いて、感動・・・
狂った気になって、狂気・・・全部自分で動くのだ観じるのだ、それが主観をもって演じるということかな、よくわかんなくなって来たけど・・・

 そういった感覚の揃った作品が文化となり文明となるのだと思う・・・
今日は追っ掛けの引用ばかりさせてもらうが文字が化けて文化、文字が明けて文明・・・作品が根底にあるのだ。その作品を化かすのも明かすのもそれにまつわる人間の力だと信じる・・・

 よってなにが言いたいかというと・・・その片鱗を春田さんは見せてくれたし、昔見た状況劇場にもあった、つかさんの芝居もあった・・・今の僕達は総なんちゃって文化の巣窟なのだ。

 だから大人になるのだ・・・ある意味・・・


2002年11月18日(月) おやすみ

 酔っぱらってるのでおやすみです。酔ってもこうして書くのはかなり責任を感じてここに書いています。まぁ、それだけですけどぉ〜とにかくおやすみ


2002年11月14日(木) 何はともあれ

 盗難にあったものは買い戻し・・・車検証も車検場で再発行し、国民健康保険は区役所で自賠責保険は保険会社で全て盗難による再発行を完了いたしました。 そして事故の金額も出て保険で幾らまで負担していただけるかが当面の問題です・・・

 しかし、簡単に再発行出来るんですね・・・確かに免許証などの提示はありましたが、あんなもん偽造してしまえば変な話誰でも公的な書類が再発行できてしまうのですよ・・・だって現住所と顔の確認をちょっとして、はいっありがとうございました。って感じで・・書類に書く事は多いけど本人確認はさらさらって感じですよ〜っ

 確かに自分もそのおかげで楽に再発行手続きが出来た訳ですが・・・これでいいのかよ・・と心では呟いておりました。

 一応、盗品の書類と三文判を持ってくれば保険の解約も出来るし、僕のバイクの名義もかえられる訳ですよ・・・窓口でそれを聞いたら、なんか曖昧な答えしか返って来ませんでした。そもそも僕の健康保険で金も借りられるんですからねっ・・・うっぅぅぅぅぅぅ寝れなくなってしまう・・・

 しかし、警察の話によると盗難届を出してしまえば本人に被害が行く事はないと言っていましたが・・・事件調書をとってる時に欠伸ばっかりしてたあの刑事の言う事がそもそも信用出来ない・・・盗難なんてね何千、何万あるからねぇ、あ〜っぁふって感じで仕事だからしょうがねえ調書取るかってな具合ですよ・・・おい、練馬署の刑事!あんな態度民間では首だぞ・・あ−ゆー奴に限って世の中の事をエラソーに喋るんだよ。まぁっ・・いいやっ

 なにはともあれ一段落はつきました・・・がっなぜか気が抜けん・・・
僕は今の僕が何かに似ているとズ−ッと考えていました・・・それは決してキムタクとかガクトとか言った類いではなく・・そう、以前読んだ太宰治の走れメロスです・・・・この障害を乗り越え又障害・・今は・・・夢ばかり追うのではなく現実を乗り越えるのが与えられたなにか・・・なのかも試練・・・・えっへっへ・・わかった!かな。


2002年11月11日(月) 授業料・・・?

 レインスーツ       ¥1280
 携帯コード        ¥2380
 マグライト        ¥2680
 ミニライト        ¥ 880
 ゴムひも         ¥ 480
 ゴムネット        ¥1180
 伝票バインダー      ¥ 750
 二十三区地図       ¥2800
 埼玉地図         ¥2800
 千葉 ;         ¥2800
 多摩地区地図       ¥2800
 関東地図         ¥2800
 新宿ハイマップ      ¥1600
 港区ハイマップ      ¥1600
 千代田区ハイマップ    ¥1600
 車検証再発行諸費用    ¥1000
 消費税          ¥1649
           
          合計 ¥34879

 今日僕のバイクから盗難された物を今日買いそろえた金額である。金だけではない!警察署に行き盗難手続きを終え、車検場に行き車検証再発行・・・まだある健康保険証の再交付にも行きゃなきゃだし自賠責保険、任意保険証の再発行も・・・・すべてを取られたのだ・・・

 そして悪夢は終らない・・・先日接触事故で傷を着けた車の修理代
¥5、1000とな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追い討ちをかけるように電話が来ました、、、

 9月30日           携帯を落とす
10月14日           ヘルメット盗難
11月 8日           接触事故
11月11日           荷物盗難

 出来ることならこのまま引き込もリをして落ち着くまでジッとしていたいところだが・・・稼がなければならない・・・

 俺って、不幸? ねぇ・・・不幸????
まだ今年は一月半ある・・・なんか・・クライマックスがありそう・・・
暗い・・マックス(暗い出来事が最高潮)なんてねっ!

 まじ・・・ない事を祈ります・・・・  


2002年11月10日(日) 兄貴来る

 今日、兄貴が彼女のカズちゃんと渋谷に遊びに来ると言うので合流して飲むことにした。待ち合わせは新宿京王プラザホテル・・・・・
 しかしなんだな・・・東京にきて十年以上経つって言うのに死角てゆーの近寄らなかったってゆーの、部屋から見える都庁のデカさ・・・巨大ロボットのような機械じみた感じでした。

 京王プラザと言えば忘れられない経験をした覚えがある・・・・最近、厄年でもないのに不幸続きな僕ですけど、その時も人間として貴重な体験をさせてもらった。

 当時、私はニ十一歳・・今から五年前の出来事であった?・・・旅行代理店で働いていた私は、以前知り合いの飲み屋のママさんからの紹介である建設会社の社長さんを紹介して貰ったのだ。

 その社長さんそのママとも付き合っており時々御飯などご馳走してもらったりしていた・・・そんなこんなで社長からホテルや航空券の予約など頼まれよく京王プラザのロビーで待ち合わせをしてチケットを渡したものだ・・・

 ところが支払いの段階になったとたん雲隠れしてしまった・・・すでにその時は金額にして五十万円は超えていたのだ・・・焦った僕はママに電話を
かけ店まででかけた・・・

 ママも騙されていた・・・そうです・・詐欺にあったのです・・・途方にくれた僕は社長が話していた現場とか共同事業している他の建設会社などに連絡を入れてみるが・・・いずれも関係ないことが判明しました。

 結局、お金はママが出してくれましたがホント見事に騙された事件でした。それゆえに忘れられない京王プラザ・・・

 とは言ってもこの話は今まで誰にも話してないので兄貴も知らないことだし、あえて話す事でもないしね・・・

 渋谷に移動、カズちゃんはゴダールのナイトシアターに出かけ俺と兄貴は飲みに入る、兄貴が可知さんと逢いたがってるので可知さんに電話したらOKだったので合流する、間宮さんにも渋谷の飲み屋など聞いたりしてたので誘ったら来れるという事で合流・・・豪勢な飲み会となった。

 結構飲んだのか電車はなく、兄貴とカズちゃんはタクシーで帰る。ごちそうさまでした・・・残された僕達はボーッとしばらく歩いて結局練馬にタクシーで帰り、起きていたヒロアキと再び宴会をしてくたばって眠りに落ちていった・・・

 兄貴よ!ごちそうさま・・たまには奢りたいけど・・今僕は、不幸の荒波に揉まれて・・・当分立ち直れそうに・・・ない・・・

 又遊びにきた時は呼んでくれ!そして・・・奢ってくれ・・・
よーするに楽しければいいのよ!そのかわり甥のハルカが東京に来たら俺が酒を教えてやるから心配いらん。まかせろ!


2002年11月09日(土) 芝居を見て・・

 今日、先日仕込みを手伝ったシアターVの本番を見に行って来た。意外としっかりしたテーマでこう言っちゃなんだがアングラだった・・・

 あ〜ぁもし俺だったら・・・・と考えてばかり、とにかく今は・・・我慢

自分のやりたいことは自分の時に・・・その時まで・・・


2002年11月08日(金) あ〜あっやっちまった・・・

 今日空は迫り繰る寒気がどんよりした雲の壁を作り、気の向いた時に壁のひび割れから直線的な太陽を覗かせていた・・・嫌な天気だ・・・俺は心の隅でそう呟いていた・・・それにしては・・・なんとも、快調ないちにちだなぁ〜と過ごしていた。

 それはなんでもない交差点の右折だった・・・車の後ろについていた僕は車の急停車に間に合わず・・・ドン、ではなくてカシャと後ろのバンパーを擦ってしまった・・・いろんな思いがあるがしかたない、看板をしょっているので我慢した・・・

 携帯で喋りながらの運転は注意散漫になるし事故の元ですね!責められない自分が存在しました。なぜなら僕も時たまやってるし・・・

 それを読めなかった自分にも反省しています・・・なぜなら事故して怪我するのはバイクの方だからです、ある意味好きで乗っているのならそれを回避するのも能力の一つだと・・・


2002年11月06日(水) 部屋のみ

 今日は浜中が遊びに来た。いつもは話もせず顔も会わさずそのまま部屋に閉じこもるヒロアキ君は最後まで起きていた。  なぜだろう・・・・
 
 お前、俺と二人の時はすぐ部屋にはいるくせに、人がくるとおきてるよなぁ〜  そうですかいつも起きてますよぉ〜

そんなくだらない会話で今日も終った・・・

奴は俺と二人が嫌なのだ・・・


2002年11月04日(月) シアターV赤坂

 朝丘めぐみさん主催の芝居の仕込みを手伝ってきました!舞台監督の小菅さん(先月の三越で御一緒させて頂きました)に誘われて行ったのですがシアターVは仕込みがめちゃめちゃ大変な小屋でした。

 舞台が8ブロックに別れていて全部上下可動になっており、いわゆる全てが凹凸になるんです。凄っ〜い!!!!!しかし床に釘などが打てないので固定するのが凄い大変です、こうゆうのが意外と時間とっちゃうんだよねぇ〜 
 まぁあまり書き過ぎるのもこれから公演する相手に失礼なのでこの変にしときます。そう言った意味ではV赤坂という場所でいろいろやれたら面白いなぁ〜っと物思いにふけていた僕でありました・・・


2002年11月03日(日) 久々に・・・

 タイニ−アリスに伊藤俊が出ているという芝居を見に行く。タイニ−に行くのは2年ぶりくらいかなぁ〜久々の空間でした・・・最後にやったのは醜団リンチ版蒲田行進曲でした。なつかしい〜二千年番蒲田の台本を頂いたのですが大分変えたのは事実です。お客さんのアンケートを読むと普通の蒲田でしたの類いが多かったのは逆にねらいでした・・・僕と丹羽はあくまで映画の蒲田に影響を受けていたので無台版の台本では納得はいってなかったのです。それをあえて映画の記憶とシーンをたよりに丹羽が書き直した物です。だから映画の蒲田をより意識した結果です。

 俊の話に戻りますが彼は主役でした、いい経験をしたなぁ〜と思います。話の内容自体は好みの部類でしたがなんかしっくりしません・・・タイニ−で二千七百円というのが引っ掛かっています。当日であれば三千円といったところかもしれません。

 まぁいいです・・・明日は我が身かもしれないので。

 ようするに何か一つガツンと欲しいんですよねぇ〜ジーンではないです、ガツンです・・・それは小劇場ならではのアイディンティティーと言ってもいいです。それがあれば僕は納得します・・一応僕はそれを心掛けているもので気になるのですよ。

 何はともあれ見たことに対して動こうとする自分が出て来ます。このままだと評論家になってしまいますからね。


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