2006年04月12日(水) |
日記エッセイ(お寺) |
今日は、水曜なのでお寺へ行きました。 (掃除)
私がお寺へ行くようになったいきさつは、 3年前の今ごろ、母方の祖母が亡くなりました。 私は泣いて、泣いて、供養したい気持ちで 一杯でした。
その一週間後に、お寺でコンサートがあると いうのを友達から教えてもらいました。 「面白い人が集まるお寺だから行った方がいいよ」 ということで、お寺ということでどきどきしながらも 行きました。奄美大島の歌のライブで、とても 良かったです。
浄土宗のお寺なので、念仏をひたすらしますが、それを していたら祖母のことを思い、涙が出てきました。 そして、このお経の音は、魂からの声、この響きは音楽に まさる音楽だ、と感じました。
コンサートの後、食事を頂いて、皆さんとお話を していたら仲良くなってきて、「今日はお寺に泊まったら。 朝の勤行は気持ちがいいよ」というお話になってきて 泊まりました。
そういうことがきっかけで、今まで3年ほど、週に1度は 通わせて頂いています。お寺のことは、また今度。。♪
今日は、久しぶりに翻訳の仕事を依頼いただいて 朝から英語の辞書とかかりきりでした。 私は学生時代に英文学を専攻していて OL時代は外国人の方とのやりとりの仕事をする ことが多かったので、昔とったきねづかで 今でも時々、英語の翻訳の仕事をお受けしています。
今回の翻訳は、ケニアの砂漠に、粘土団子という、 種をくるんだ粘土を蒔いて、芽が出て、緑化して 雨を降らせて、深刻な砂漠化に少しでも歯止めを かけよう。。という活動をしている団体のレポートでした。
訳しながらも、遠い国で起こっている本当の出来事を 感じて、世界は広い…と思いました。それに、本当に 環境問題はじわじわと、今この時も、地球にしのびよって いるのだということ。。いつも、 「See how world goes round!」だな、と思いました。
活動についてはこちらにあります↓
横浜アートプロジェクト HP http://www.yokohama-artproject.com/project/
粘土団子でケニアに緑を(私の訳も少しございます)
2006年04月10日(月) |
日記エッセイ(宇宙学校) |
今日は、月曜なので茶道でした。
いま、月曜に茶道、火曜はピアノを小学校の子に 教え、水曜はお寺、木曜は舞の稽古、金土日は 演奏や音楽関係、(OFFできることも)という 日々を送っていますが、 こういうリズムでの生活になっていることについて、 時々不思議と思います。友達からも、不思議な 生活をしているね、といわれることがあるのですが、 今、色々なことがあって、こういう事になっているので、 今は今、必要なことをやっているのだと思います。
月〜金までのOL生活をしていた頃が、懐かしく なることもありますが、それぞれに、いい所が あると思います。 もしOLをしていたら、今のように平日にお寺に いったり、音楽のリハーサルをしたり、茶道教室を 通してとても面白い方に出会ったり、時々は旅に 出かけたり、することもなかったのではと思います。 OL時代はそれはそれで良かったな〜と今思いますが、 今のことは、今のことにとても感謝です。
それで時々思うことは、「宇宙は大きな学校である」ということです。 必要な科目を、人に与えてくれます。 出会うことや仕事を通して、必要なことを学べる…教えてくれる のだと思います。 私の今の宇宙学校での授業は、茶道、子供とピアノを学ぶ、 お寺の掃除と念仏、舞、そして演奏、(時々翻訳)です。 この仕事を通して、いま、学んでいます。 時々は試験もあります。レポートも書かなくちゃいけないかも しれません。でも、一日一日、学んでることがたくさんと 思うと、楽しい学校です。
この授業の集大成がどんなものにつながっていくか、 進級試験(卒業制作)は何なのか、今から考えています。 もし卒業したら、次の段階に進めると思っています。
思えば、ある時は、電話のオペレーターの授業でした。 ある時は、大企業の新入社員の授業でした。 ある時は、銀座のミュージックバーのピアノ弾きの授業でした。 いろんな授業を通して、少しづつ進んできて、今の授業があります。
こうして、一生、宇宙学校で勉強していくと思います。
今日はしおりさんの朗読会、2日目でした。 今日は男性のお客様が多く、色々な方がいました。 しおりさんが朗読した物語り『歌う木』の著者の 川崎さんもいらっしゃいました。 また先日のプラネタリウムイベントでお世話になった こころプラネットの皆さんもいらしていました。 また私の友人も数人…嬉しかったです。
今日は、昨日の反省もふまえ、自分なりに、物語りの 場面ごとに、情景を考えて、「ここは牧歌的な音楽」 「ここは、荒涼とした音楽」「ここはあったかい賛美歌みたいに」 などと、考えて、原稿に書きこんでいきました。 書いたとおりには行かないのが常でもありますが、 でも、迷うことが少なくなって、即興もしやすかった気が します。
物語りの半分くらいのところで、お客様が泣いていて、 あ、泣いてる…と思いました。 今、いい空間になってたらいいな、と思いました。
わたし的には課題をたくさんもらったけれど、 お客さまはとても喜んでいたようで、よかった。 しおりさん、主催おつかれさま。会の成功おめでとう。
その後は、しおりさんとお寺に行きました。(最近、連日ダ。) 今日は、日中に、日木流奈さんのお話会があったそうで 夜もまだ集まっているということで、一度お目にかかりたくて 行きました。ご飯をたくさん頂いて、それから流奈さんが 少しお話をされていたので近くで聴いていました。5歳の妹さんの ソマさんがバイオリンをとても上手に弾いてくれて感動しました。 なんというか、躍動感があって、音程とかにかかわらず、 感動するものがありました。音楽ってこうでなくちゃ、と思った。 お寺のコンサートでいつかご一緒してみたいなぁ。
今日は、下山しおりさんの初めての主催の朗読会が 根津のギャラリー、花影抄でありました。 しおりさんにはこの間のプラネタリウムのイベントで ナレーションをお願いして、ひきうけていただいて、 素敵なナレーションと悩み相談でお世話になりました。
私も、彼女の、大事な大事な会で…大切な人たちが 集まるとお聞きしていて、少しでもお役にたちたい 気持ちでした。
実は、どんな音楽をつけたらよいか、頭の中では ぜんぜんかたまっていなかったのですが、 今回はセッションで、自然に、物語りを聴いていて 思う音楽を弾いてみよう、とチャレンジしてみました。
迷った箇所もあったのですが、おおむねよかったようで、 ひと安心しました。自分の中ではまだまだ50点です。 でも、いい空間で、しおりさんも読みやすく、またお客様からも 良かったという声を頂いて、感謝ひとしきりでした。
その後のシェアリング(輪になって想いを話し合う会)では 一人一人の話し、そして前にいたご夫婦の話に感動してしまって 涙が出てしまい、しばらく止まりませんでした。ああ、私 つらい気持ちをこんなに封じこめてたんだ、と気付いて あったかい気持ちがこんなにほしかったんだと気付いて 泣くことができて、よかったです。支えてくれた友達、 そして話をしてくれた人、 こんな時をくださったしおりさんという存在…ありがとう。
そしてどんな時も、「まずは自分とむきあってみよう」、と思いながら、 帰り道を歩きました。
今日はまたお寺の念仏会でした。 お寺では月に一度、第一金曜日に、朝から晩まで みなで念仏をとなえる会があります。 少し、遅刻したのですが、行きました。 行くと、最近心にたまっていた色々な心のつかえや、 もやもやが、大きかったのに気付きました。 そしてお寺の空間がとても、安心だと思いました。
今の世の中で、一般的には、変わった場所といわれるお寺。 でも…。こんな風に、念仏をしようとする人たちが 集まって、念仏をして、ご飯を一緒に食べて、歓談して、 よもやま話や悩みをききあって。 こんな場所は、昔では、一般的だったんだろうかなぁと 思って、それじゃあ、それが「変わってる」という 今の世の中というのは、なぜなんだろう?いつから 変わったんだろう?。。と思ったりしていました。
その後、明日からの友人の下山さんの朗読会のセッティングで 根津のギャラりーに行きました。
今日はお寺で朝6:30からの朝の勤行に出まして、 とてもすがすがしい気持ちでした。 お寺の庭には様々な樹があり花が咲きます。 今の季節はうすももいろの花が、咲いて散って、 それでもその葉が美しく、年に一度でも、こんな風に 咲く花がうらやましく素敵だと思いました。
お寺の後は、舞の稽古にゆきました。 今は、弓を使う踊りをしています。 とても昔、太古の昔にできた踊りで 太古の日本人でなければこんな動きは出てこない、 という感じがしました。
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