世界最大の、淡水魚か? 巨大エイが発見されたそうです。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=73777288&expand
実家の、自分の部屋にいて、思うこと。
ここから出たくない。
まだ、ここにいたい。
そんな私がいた。
高校生の私?
中学生の私?
それとも、今の私?
私の魂がそこにいた。
今も、きっといると思う。
だから、東京ではこころぼそい。
甘えたい、子供の私がいる。
それにやっと気づいたから、
ドアをしめて、そっとしてあげたい。
気のすむまで、そこにいていいんだよ、
と、やさしい日差しと布団にくるまっている
子供の私に語りかける。
行かなくちゃいけなかった、あの時の私がいる。
一切を、ふりきって。
本当はもう少し子供でいたかった、あの時の私がいる。
ベランダと、観葉植物に囲まれて、
あの部屋にいたかった私がいる。
ピアノをたたいていたかった、私がいる。
娘をやっていたかった、私がいる。
ただいま、おかえり。
ごめんね。って言いたかったんだ。
このところのずっとの私の心を占めていたものは、 ’郷愁’。
センチメンタルな言い方では、ホームシックとも 言うのだろう。
心細い気持で、東京に戻ってきてから、 家族との電話。
誕生日があったから、いつ戻るんだと 父が言っている、と・・
その言葉で、 私は涙が止まらなくなり、 せきとめていたものが一気に流れるように それから、数日間、目から水が出ていた。
チャングムのドラマを見ていたときに、 いきなり、泣くシーンで 目から水がぼろぼろ。
あれは、ちょっと急な感じだし やりすぎだなと 思っていたけれど、 自分がまさにそんな状態になると、 チャングムを思い出していた。
本当は、家族を大事に思ってたんだ。 そのことを突然、思いだして、 なぜ今までそんなに反発していたのか、 今、気づいた愛情。
* ちょっと、じょうふあはあるが、 それでも気づいたことに感謝。
できること、ひとつづつ。
少しでも、 HAPPYになることをしたい。
* グランドマザーの誕生日には、 切り花のブーケ。 ピンクのバラと赤いガーベラとブルーのスイートピー ケーキにろうそくを立てて、みんなで歌って、写真。
私は今でも迷っているけど、 きっと、ほんとうの幸いをみつけるね。 大好きな家族へ
♪
このところ、今までを振り返る機会があったので
文学部時代を思い出していた。
『ライ麦畑でつかまえて』が 私の卒論のテーマだった。
アメリカのサリンジャーという人が書いた小説。
主人公の高校生は 子供の心をうしないたくない。 大人の世界の俗さに生きる場所が 見いだせず、 子供の純粋さに自分の居る世界の心の救いを 求めている。
私も、まさに同じだった。
私は子供の世界に、 いや、そのころにもすくいを求めていたので 動物の世界、植物の世界にもとめていた。
人間も、同じ動物のはずであるが 動物の持っている純粋さが人間にも そなわっているのだろうか。
彼は、それからどうなったのだったろう。 今また、その小説を開きたくなる。
じょうふあ(情緒不安定)だった週間もすぎつつあり、 今日は、星を見る会。
オリオン大星雲、すばる、金星。
三日月みたいな金星、
ちゃんと太陽の光にあたって反射してた。
そうだ、 かこをなげくんじゃなくて、 わかったことを、実行していく。 次にどうするか、なんだ。
受験生時代のモットー。 あせる暇があったら、 ひとつでも単語を覚える。
・・これは正しかっただろうかと 今は思うけれど、 それでもあの時は成功したから、 ひとつの目標を、 達成するときにはその方法は 良かったのだと思う。
*
満ちては欠ける金星に はしゃいで 高校生に戻った気持ち
あの時、星を見ていた私 が、たしかにいた
瞳が変わっても、 葉はうつろいゆくも
あの時、星が語りかけた 言葉、今も同じですか
もういちど、 時を止めて 息の白さはあのときのまま
みんな、本当は 同じ星の光を見ている
はるか彼方から届く光は いつ出発したものなのか
わずか、数年の 人生のうつりかわりの中で 果てない、光みている この瞬間に
東京に迷った気持ちになり、 あてどもなく、 住む町を歩いて本屋に入り、
手にしたのが 『一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある』
という本だった。
ものづくりの本、猫の本、美術の本、 と色々あったが 私がこの日に買ったのは詩の本。
キロロの、「未来へ」、 そして「JUPITER」、 から始まり
谷川俊太郎、まどみちお、 たくさんの詩人が名をつらねている
挿し絵もあまりなく、
文字がページを埋めている その紙面を見ていると
しかもピアノのCD『天使の涙』をかけていると また涙がページをぬらす。
詩の力・・・・・
わたしを動かしているこの言葉のちから。 本当にあるんだ。
だから私も詩を書こう、 はずかしくてもいいから、 ちからづよい詩を書こうと思った。
* 泣きたい夜には、 詩集を片手に、音楽を聴いて、 やさしい気持ちとほんとうの自分を思い出す・・
陽きわまりて陰となり 陰きわまりて陽と・・・
の、プチそううつ状態が続いていました
こんなことは初めての体験かもしれません。 *
道を歩けばわけもなく涙があふれ 郷愁にかられて
東京の片隅の小さな箱に入っている私。
風化しそうな心をつなぎとめて、 ゴムのように張っていた心。
これで、良かったのかな これで、良かったんだ
もう、わかったのだから
*
ありがとう、今までの道に。 ありがとう、これからの音楽。 ありがとう、これからの私。
ありがと。。。
|