隣の部の飲み会に誘ってもらった。 ベンダーからセールスエンジニアが来日してるからって。
なんで誘ってもらえたのかよくわかんないけど たまにはいいかと参加。 英会話の練習にもなるしね。
今日来てたのは英国人。発音はわかりやすかった。
一次会が終わって、主賓をホテルまで送って、 その後女子(ではないけど)だけで二次会。
ボスの去就について新情報入手。 ますます会社に腹が立つ(笑)
| 2012年07月18日(水) |
Sarah's Key 読了 |
読み終わった!
昨日盛り上がってカフェやお風呂で読み進めたのが効いた模様。
最後のJulia とWilliam の関係のところはまぁ蛇足っぽいかなぁ。 Juliaの子供の名前については予想通りでしたね。
Sarahが、夫にも子供にも、自分の過去を話さなかったことは理解できる。 私でも(なんて仮定も許されないくらいSarahの経験した事柄は過酷だけれど) 自分で抱え込むかもしれない。
Sarahは、ユダヤ人であるというだけで迫害される不条理を子供のころに体験して、 もちろん見逃してくれた警官や助けてくれた人たちもいるんだけど やっぱり「違うから」というのが理由になったこと自体永遠に理解できず受け入れられず だから黙するしかなかったのではないかと。
正直、ストーリができすぎ感があるけれど、フィクションなんだからまぁいいか。
結局、「忘れないこと」しか私たちにできることはないのだから。
作者は仏と英のハーフなんだね。 だからなんだろうか、英語が非常に平易なのは。
一番印象に残ったのはSarahの強さ。 だから、自殺したんじゃないか、というのはちょっと違う気がしている。
もちろん、強いSarahが自殺しなくてはならないほどの、 何年経っても決して褪せることのない事件だったというのはわかるけど。
警官が踏み込んでくる前、夜両親が何事かを相談しあっているのをSarahは聞いている。 キャンプとかラウンドアップとか、耳慣れない単語が含まれていて、 でもそんなこと誰もSarahには説明してくれなかった。 黄色い星についてもそうだ。
「子供だって思って、きっとわからないと思って、私には何も言わなかったんでしょ!」
と父親にSarahが言うシーンがある。
きっと事前に知らされていれば、弟をcupboardに匿ったりしなかったのに!
という言葉は決して表には出てこなかったけれど、そういうこと。
「すぐに戻れると思っていたのに!cupboardなら安全だと思ったのに!」 という叫びはとても悲痛だ。
急に暑くなって寝苦しい。 今のところまだエアコンはつけてない。
だって、フィルタ掃除してないんだもーん。
ウォーターピローが暑苦しくてたまらない (ウォーターを覆ってる部分が化繊綿みたいな素材)ので 枕用ジェルパッドをゲット。 かなりいいことがわかったので、今朝、 枕用ではなく大判のものもポチった。
これで今年の夏もなんとかなる、はず。
妹が実家に行くというので私も行ったら うなぎを食べようと言うことになりご馳走してもらった。
おいしかった♪
私の着ていった麻のワンピースを見るなり母が 「これいいじゃない。私もこういうの欲しいのよ。あなたには少しサイズが大きいわよね?」 とうるさいので 「通販で買ったやつだけど、もう1つ買ってあげるから、試しに着れば」 と言って試着させたら、そのまま奪われた。 近々ある同窓会に着て行きたいらしく、即クリーニング屋に持ち込んでた。
で、代わりに「買ったんだけど丈が短くて・・・」というワンピースをもらい それを着て帰ってきた。なんぞこれ。
私的にも若干丈が短いんですけどと主張しても誰も聞かず。 妹にはいつものごとく「ババくさい格好やめなよ」と言われた。 テンプレで「ばばぁだもん」と返すと 「ばばぁがババくさい格好してどうすんのよ!」と突っ込まれた。
元のワンピースはすごく気に入ってたので 帰宅後ワンサイズ落として発注した。 納品9月だって・・・・失敗した・・・
ちなみに、もらったワンピースは父母&妹絶賛だった。 体にフィットしたデザインなこともあり (なんでこんなものを母が買ったかはかなり謎) 「なんかバブルくさくない?」とか言っても 「そんなことない。夏らしく今年らしく良い」という返答で おまけに「これでまたモテ期が来るといいわね」という 母が零した一言が切なかった。。。
母よ、未だに何か、期待しておられるのでしょうか? 母よ、どう考えても、いろいろもう無理よ。
四十路女の市場価値は紙くず以下よ。 一瞬ぱっと見小奇麗になったって、もう売れる市場は存在しないのよ。
孫プレゼントできないのは申し訳ないけどさ こればかりは致し方ないのでね。
「結婚」という制度とか「結婚して一緒に暮らすこと」とかについて しみじみ考えてみたんだけど、やっぱり興味ない。したくない。
彼氏は欲しいなぁと思うけど、引きこもってるから無理だし。 (他にも無理要因はあるかもしれないがそれはさておき)
やっぱり仕事してればそれなりに満足を得られる瞬間もあり (怒り沸騰する瞬間も同じくらいあるけれど) あとはのめり込める本がその時々で見つかれば 時間をうっちゃるのは難しくなく・・・
つくづく私は一人で生活していくことに向いているのだ。
会社へ。 仕事たまりすぎ。
ボスも来てた。
夕方切り上げて、リンパマッサージへ。
なにこれ、めっちゃ痛い!!
効き目あるのかないのかわからないけど・・・
あちこち老廃物がたまってると駄目出しされた。
初回特典で骨気(小顔マッサージ)もついてたんだけど(これも痛い) 終わったあとで「顔より先にまず体ネ!」と言われた。 スタッフはみんな韓国の人みたいでした。 まぁ安いからね。
Sarah's Key
読んでてはっと気づいた。 ちょうど、今が70周年目なのだと。 1942年7月の一斉逮捕から、70年。
物語は、私が思ってたのとはちょっと違う方向に動きだした。
Sarahは、キャンプから逃げることに成功した。
彼女の強さには胸を打たれる。 心の強さ。
一方、ジャーナリストJuliaが引っ越そうとしていた夫の祖母のアパートが 一斉逮捕でいなくなったユダヤ人が住んでいた場所だったことがわかった。
ストーリーから目が離せない。
退職するボスが残される我々におごってくれるというので飲みに行った。 言わば、被害者の会のようなもの(笑)。
色々と話した。やっぱ、ボスはボスだなぁ。
私は仕事に対してはもはやあんまり向上心とかもないし、 お金にたいしてもこれ以上要るとは思ってないし 求心力に欠けるんだよね。
二次会の頃には、年収とか手取り月収とか、赤裸々数値が飛び出して面白かった。 元部下の子の年収が未だに安いのにびっくりとか(今年度はあがるはずだけど)。 別の部下の子の世帯の月額支出が私の月額手取りを超えてることもビビッた。 彼も今年度から昇給してるはずだけど、私より手取りが低いのは確かだしね。 子供育てるって大変だなぁ。
ボスからは 「文句言ってないで会社を変えていかなきゃ駄目だよ」 ってお言葉を頂戴しました。
| 2012年07月12日(木) |
Sarah's Key |
Ken Folletを読み終わって次は Sarah's Key を読み始めた。 最初のページでいきなり引き込まれた。
・・・
舞台はパリ。 1942年と2002年の出来事が交互に綴られる。
1942年。早朝に警官がいきなりやってきてすぐに荷物をまとめろと言う。
弟が行かないとぐずるので、少女は姉弟の隠れ家であるクローゼットに弟を入れて鍵をかけた。 警戒して地下室に隠れている父にどうやって鍵を渡そうかと考えながら。 きっとすぐに家に戻れる。そう信じて。
しかし外に出て連行されようというタイミングで母が叫び、 その叫びを聞いた父は、息子が家の中に残っていることを知らずに 外に出てきてしまい妻子と共に連行されてしまう。
一方2002年。
パリ在住のアメリカ人のジャーナリストは、 1942年のヴェルディブ事件を取材するように編集長から指示される。
・・・
きっと、この編集者がアウシュビッツの生き残りであるサラから話を聞くことになるんだろう。 サラの鍵って、やっぱ弟を入れたクローゼットの鍵だよね? この設定だけでも切な過ぎる!!
パリが舞台だけあって地名とかのフランス語がちょっと読みにくいけど 英語としてはかなり平易。基本的には辞書なしでOK。
| 2012年07月10日(火) |
CODE TO ZERO 読了 |
KEN FOLLET の CODE TO ZERO 読了しました。 ペーパーバック読み終わったのは久しぶりだな。 面白かったです。
英語がすっごく読み易くて辞書要らずなのもよかった。
時代背景は東西冷戦。 私はもちろんリアルタイムで冷戦を見て来たわけだけれど なんか不思議な感じがするよね。 ちゃんちゃらおかしい感じ。 いまどきの若いもんは、冷戦時代のことなんて理解できないだろう。
主人公のLUKEは、気付くと駅のトイレでボロを着て倒れていた。 自分が誰だか、何も思い出せない。
そういう引き込まれるオープニング。
LUKEはわずかな手がかりを元に自分が何者であるか探り出していくのだけれど、 その過程がちょっと出来過ぎ感あり。 もう少し、不安・迷い・逡巡があってもいいと思うんだけど。
自分は煙草は吸わないみたいだ、車種はだいたいわかる、 サイエンス分野のバックグラウンドがあるらしい・・・ そうやって推察していく中で、記憶がないまま旧友や妻とも対面する。
どうなんだろう。 知識はあるまま記憶をなくした場合、 私は今と同じように感じるのだろうか?
今の私を作ったのは過去と記憶なのか、それとも生来のなにものかなのか?
なんてね。
次はなにを読もうかな。
なんかボスの移籍はまだFIXしてないそうな。 役員面接まだなのに、移籍先の偉い人が、今ボスが一緒に仕事している別のクライアント企業の偉い人に「●●君、うちに来るんだよね〜」とリークしちゃったという、カオス。
コンプラどこいった!?
残される我々は、ばたばた、わたわた、してる。
彼ひとりの穴を埋めるのに、ひとりじゃ足りないこの事実。 会社はそういう彼のパフォーマンスをちゃんと評価してこなかったよね?
でもまぁ今回の移籍は棚ボタ式というか、ボスが積極的に活動したというよりは、移籍先から突如オファーを受けたということらしく、本人もケロっとしていて「役員面接落ちたら、会社辞めないよ」って言うくらいだから、まぁいいかと私の不安はおさまりつつある(軽いな)。
しかしまぁ人生は色々大変だね。
色々不満もあるけど、でも私の職場環境は恵まれてる。 人間関係も、給与も。 キャリア的にも。 優しく手順を踏んで育ててきてもらった自覚はある。 その結果、ある程度自信を持って遂行できる業務がある。 顧客の信頼も得られている。
寂しいのはさびしいし、特に最近何かを自覚しちゃって、眠れない夜もある(というのはうそだけど)。
でもやっぱり、素の自分に立ち戻ると、
−大して仲良くもない子と一緒に出かけたくない、飲みたくない −好きじゃない相手と一緒にいるよりひとりの方がいい −誰でもいいから結婚したいなんて絶対思えない・思わない
っていうのは変わりようはなくて、うん、まぁいいかって感じ。
よく婚活アドバイス的なもので 「寂しさから逃げてはいけない。ペットを飼ったり趣味に没頭したりして気を紛らわすことを覚えると婚期が遠ざかる」みたいのがあるけれど
私なんてペットも買ってないし、没頭してるほどの趣味もないし、 仕事だって最近それほど集中してないし、 でもまぁそれなりに寂しさをうっちゃって暮らしてこれてるわけで かなり「おひとり適性」あるんだなぁ(笑)
ひとりで死ぬのはまぁいいとして、妹が未婚なのが気になりますね。 妹が私をみとってひとりぼっちになるのは嫌。 妹が結婚して、ついでに子供でももうけてくれればそれでいいなぁ。 なんて他力本願な(笑)
でもほんとにね、仕事してるだけで、1か月でも1年でも あっという間なんだよね。
もう少し自覚的に時を消費しないといけない気はしている。 どっちの方向に行くにせよ。
とりあえずは、何か始めなくてはならないなぁ。
手っ取り早いのは、英会話とかかなぁ。 なんかサークルでも入るかなぁ。
転職については、まぁ以前も書いた通り、 「絶対辞める!」という決定済みの宣託は来るときは必ず来るので 今はそのタイミングじゃないのも事実だ。
理性は限りなく、この沈みゆく船からの逃亡を唆すけれど、 それはそれとして啓示が来るまで動くべきではない。 これまでの人生で学んだこと、だ。
ちゃんと啓示を得てから動けば、そうそう失敗しない。 転職するにはちょっとトシが過ぎていても。
うーん、でも、動くの面倒になってきた。
咳をしても一人的な現状は私が選択し続けた結果であり もう一度選択のチャンスを与えられたらやっぱり同じ選択をする気がしている。
つまり、一緒にいてそれほど楽しくない友人と社交的に出かけたり そういうのって私の行動リストにはなくて、無理やりそういうのを頑張ろうという気もなく その結果として一見充実度の低いように見える起伏のないプライベートライフがあるのだとしたら それで何か問題でも?
確かに仕事への依存度は下げた方がいいけど、 一昔前に比べたらすでに大分下がっているし(依存度というより関連度) 仕事以外に何か軸があるといいなぁとは思うけど それは「何一つ目新しいことの起こらない、本を読んでぼーっとしてるだけの毎日」 でもいいのかもしれない。
つまり、間断なき選択の結果が今なんだから、「今」だけを変えようとしてもダメで じゃぁ選択基準を変えられるかというと変えられないなぁということ。
やっぱり腹くくるしかなさそうだ。
昨日、噂を聞いた直後に、元ボスから直接退職について書かれたメールが来た。 うん。事前覚悟できててよかったわ(笑)。
なんかほんとショックで、涙ぐみながら歩いてたんだけど、 何がショックなのかがうまく言葉にできなかった。
でも、ぼんやりとわかってきた。
彼に見捨てられた会社にいる私が不安
ってことなんじゃないかと。
うちの会社はいいところもたくさんある。 悪いところもあるけど、いいところを評価して、みんなここで働いているんだ。 ボスともその感覚は共有していると思い込んでいたんだけど、 やっぱり最近ひどくなっている「悪いところ」がボスも気になったのだろうか? だから見捨てるの? そんな会社に私いていいの? でも給料悪くないし、私より仕事できない人一杯いるし、 生きていく上では寄生するのに適した会社よね? っていうか、そんな理念に共感できない会社に日和って残ってていいの? まったくもって今の経営陣は尊敬できないよね?
とかそんな感じのことなのではないか。
元彼ならばきっと 「大した仕事しなくてもそんだけ給料もらえるならパラダイスじゃん」って言うだろう。
でも私は本質的にはそういうのが嫌なのだ。
働いた対価としてちゃんとお給料もらいたい。 もちろん、今頂いている金額に見合うだけの仕事をしていないとは言わない。 気や手を抜いているときもあるけれど、総体で見ればよくやってると思う。 特に、他人と比べるとね。
うちの会社って仕事できない/しない管理職がたくさんいてさ。 そういうやつらと同じ評価を受けてると思うとすごくムカツクし。
でもなぁ、もうすぐシジューの私が今転職してどうする?
管理職を経験したのは今の会社だけだから比較しようもないけれど おそらくどこの会社も似たり寄ったりのところがあるだろう。
まぁ独立系企業なら、少なくとも親会社から 仕事しない高給取りのじいさんが天下ってくることはないし その点では現状よりマシだろうけど(馬鹿なオーナー社長ってのはもっとタチが悪い)。
仕事。
仕事ってなんだ?
口に糊するためだとずっと思ってたし、今も思ってるけど、 やっぱりそれだけじゃないんだよねぇ。
だって私なんて振り返るともはや手の中に仕事しかない状況だし。 愛も恋も趣味もプライベートの充実も何もない。
暗闇の中、唯一実感と手ごたえがあるのが仕事なのだ。
依存しすぎだ。 まずは仕事への依存度を下げることを考えなきゃいけない。
転職の検討はそれからだ。
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