くるくるくろりくくろにくる
いんでっくすふるいのあたらしいの


2004年02月22日(日) 偶然or必然

不思議なもので、自分の中に何かテーマが有るとだ、それに即した物事に出逢う。
本やら映画やら。
シンクロニシティの醍醐味つーやつです。

今日はシャマランの「サイン」を見る。

見逃して見逃して、今日見ることになるのも又必然なのかぁとシミジミする。

前作、前々作の雰囲気とはちょいと違うこの話が、どんな展開になるのか、全く前情報を無し、ストーリーのさわり位は知ってるって程度でいざ観賞。

いやいやいやどうなんだろう?
好き・嫌い、良い・悪いがハッキリ分かれる映画でしょうなぁ。
なんせ密室SF。
オイラSF的アプローチでかましておいて実はヒューマンサスペンスとか勝手に想像していたんだよ。
本当にSFだなんてこれっぽちも思わなかったなぁ。
ミニミニ・インディペンデンス・ディ。
制作費の無い学生達が知恵出し合って宇宙人大侵略をどうやって映像にするか?的な手法がオイラ的にはツボなんだが。

だもんで、ええ?こういう映画だったの?って半信半疑のまま物語は進む。

なのでだ、なんとなくあっけに取られた状態で終わってしまった。

タイトルとテーマとメル・ギブソンの芝居と判り易い伏線(今回は珍しく)がしっかり一つに纏まっているのは頷ける。
SFとは言いましたが、宗教的な意味合いの強いヒューマンドラマって言っていいんでしょうかねぇ。
妻の事故死に拠って信仰を失った主人公は、息子の命が偶然が重なり救われたことに拠って自分達が何かに守られていると感じ、そこに人知を超える何かのサインを見る。
何か=神
そして主人公は信仰を取り戻す。

オイラは具体的な信仰は持っていないが、重なる偶然は既に偶然ではなく必然だと
思う。

人は出逢うべき物にしか出逢わない。

今書いている小説のテーマがちょうどそんな話。
自分では、その出逢う出来事、物、者には良い・悪いの性質は無く、それを決めるのは己の心持だと思っているんだけど、まぁ、精進が足りませんで、中々そんな域には達せずだなぁっと。


2004年02月20日(金) 公道のど真ん中を疾走す!

片側2車線。時折3車線。と言えば、そりゃーもー立派な国道です。
しかも広いだけが取り得ではなく、真夜中でも交通量がある国道です。
流れ速いっすよービュンビュンです。

バンドの練習後、今日は珍しく自車でやって来たギタリストに便乗。
久しぶりに左ハンドルに乗せてもらう。
外車に乗るのは珍しくないけど、左ハンドルの外車は久しぶり。
(普通に考えると、右ハンドルの外車に乗っている奴が多いのも変か…変な奴多いの!←おい、それって自分の友達なんじゃなかろうか?…)

普段自分がドライバーなんで、助手席に座って何にもしないのは非常に落ち着かない。変な気分になる。
視線はドライバー時の風景と思いっきり変わらないし。無意識に右足が架空のペダルを踏むのを感じる。
ただ、どうしても他所様とはブレーキのタイミングもギアチェンジのタイミングもましてやハンドルの切り方も合わないので、ドライバー視点のまま助手席に乗っていると気持が悪くなる(酔ってしまう)のである。
迷惑な乗客なのだなぁといつも思う。

しかし逆に今夜の車は端から右側なんで、なんつーか、遊園地の乗り物に乗っているような『おまかせ』な気分に支配される。

そう考えると真夜中の国道、センター寄りの車線。
ハンドルも持たずに疾走してるってのは不思議な気分だなぁ。

ただ座っているだけ。(いや、ちゃんとドライバーはオイラの左側に居るんだけどさ)


2004年02月19日(木) でるたんでるじゅく、ああ懐かしの!

突然だが、受験生モードだ。

このところ予備校やら通信教育やらのCMの出来が良く面白かった(特に好きなのは有罪の判決をくらい「何にもしてない、僕は何もしていないのに〜!」と裁判所の被告席で悲痛に叫ぶ男子高校生のCMだな。『何もしてなけりゃ受かりません』てなコピーのやつ、あれいいね!)せいもあり、なんとなく無意識下に何だか判らないが何かモヤモヤした欲求を植え付けられていたらしい。

で、友人Oの計画に便乗して、某英語検定を受験することにしてみた。

ブロークンで喋る事に抵抗無く、海外でも旅行者レベルであれば困らんのだけど、
聞き取りと文法はなぁ…みたいな弱気じゃいかんよ!と己に渇。

ま、最初はこれが本当の実力試験だ〜なんて暢気にほざいてましたが、いざ受験料を払い込んでみたら、しっかり受験生気分が出来上がっていた。

こういう気分は逃しちゃ駄目だよね。

で、本屋に駆け込み試験用のテキストを購入。
パラパラ捲れば、例題の文章に結構引っ掛る単語を発見。
おやおやこれじゃぁ単語帳とか作って単語の勉強しないとなぁーなんてすっかり受験生。うふ!

残り1ヶ月、時間は無く、しかも年齢的に死んでいく脳細胞も加速中だろうにと疑心暗鬼ではあるが、少しでも足しに成ればと通勤電車の中で読むための単語本を探す。

英語コーナーから高校生参考書コーナーに移動して『そういえば、はるか昔に持っていたあの本って、未だ出版されているのだろうか?』と(試験に)出る(英)単(語)を探す。
あったよ、あった。
しっかりセットの(試験に)出る(英)熟(語)もね。
いや、いや、懐かしい。ああ!豆単もあるじゃねーか。
ちょっと興奮気味。

ま、受験生ブームって感じですな。この熱波が試験まで続くといいのだが…


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