カーテンから差し込む日差しが グローランプが古くなった蛍光灯のように瞬き まぶたに痛みを覚え目をつむるも 光は透過し血管を網膜に焼き付ける
日々繰り返すけだるい朝
眠り 瞬間 目覚める
夢を見たのは まどろみ抱き合ったのは 遠い記憶
それすら 今は 見られぬ夢
共感することはあっても 痛み分ける事はあっても 知る事が出来たところで 自分の物と出来るわけではない
愉快
僕の中で僕が嗤う
三白眼でねめあげ嘲笑を浮かべ 腹をおさえ苦しそうに声高に
下種な感情が首をもたげ 罵り責める
それでも僕は
20030715
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