目的も無く眠り不感の飢餓を恐れ無味無臭をただ食す生活から色が消えていきエキストラは一人一人舞台から去り開け放ったドアから刺す光が埃を浮き上がらせる街をさまよい一夜の温もりを求る一人が怖いが居場所が無い場所に居るのも一人だ
土砂降りの雨が降ったあとに雲の切れ目から陽が射すように僕の心にも晴れ間が覗くことを期待しておもいっきり涙を流したい涙枯れ声枯れ絞り尽くしたいけど何度繰り返しても思い通りにはいかず出涸らしの僕には何も残っちゃいない