デコラのひとりごと。
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2002年07月12日(金) さみしい夜

昨日の日記では、さみしい夜なんてもうないと書いてたのに
今夜はなんだかさみしいです(苦笑)

今日は会社の飲み会だった。
二次会のカラオケでは大盛上がりで、すごく楽しかったし
たくさん笑った。
でも、その時からなんとなく予感がしてた。知っていた。
楽しいことの後は、どうしてこんなに淋しいんだろうね。
バカ笑いしつつも、その後の淋しさを思って少し泣きそう。

カラオケは延長。時刻は午前3時。
煙草をきらして、外にでた。
戻るつもりで出たけれど、なんとなく
そのままタクシーに乗って帰ってきてしまった。
こんな勝手な自分はすごく嫌だったけど
それでもどうしても戻ることができなかった。

冷静になって、やっぱりこれではあんまりだろうと
仲良い後輩にだけメールを送った。
しばらくすると電話が鳴って、結局長電話をしてしまった。

気づけばもう空が明るい。
いいかげんに眠ろう。体はドロドロに疲れている。

おやすみ。さよなら。さみしい夜。

















2002年07月11日(木) 真夜中の化粧は元気の魔法。

その昔、私は不安定になると
真夜中に化粧して着飾るという癖があった。
落ち込んだり淋しくなったりするのは決まって週末で、
多分、その頃は短大を卒業し、近くに友達もいなくなり
(仲良しな友達はみんな実家に帰ってしまっていた)
趣味もなく、若いパワーをもてあましてたんだと思う。
完璧なくらいに化粧して、髪を結って、服も着替える。
真夜中過ぎ、出掛ける場所も遊ぶ友達もいないというのに。
それでもなぜだか、そうすることで少しだけ元気になれた。
好きな本を読んで救われることも幾度となくあったが、
あの頃の私にとって「真夜中の化粧」は
なによりも元気になれる魔法だった。

今は真夜中に化粧なんて、思いつきもしない。
今日ふと思い出すまで、すっかり忘れてたくらい。
それだけ今の私は安定してるってことなんだろうか?
確かに。あの頃のように理由もなく泣き出したりすることはもうない。
日々が忙しく過ぎてゆくというのもあるし、
遊び友達が増えたというのも大きい。
そしてなによりも、私は「書く」ことを覚えてしまった。
思い出した、というべきか。
数年前、私に書くきっかけを与えてくれた人がいた。
彼女がいたから、今の私がいるのかもしれない。とも思う。

時々、すごく自分をからっぽな人間だと思って凹む日がある。
そんな時、私は自分に言い聞かす。
私には「書く」ことがあるじゃないかと言い聞かす。
少なくとも書いてるときの私はきっと、からっぽじゃないから。
思い出して、私は小さな、本当に小さな自信を取り戻す。

真夜中の化粧。
それは、私が私に自信を取り戻すひとつの方法だったのかも知れない。
今は、真夜中に化粧なんかしなくても平気。

それはきっと、あなたのおかげです。
Thank you,my friend.
元気出してね。


2002年07月09日(火) 雨上がりの夕暮れに。

先日、携帯電話が壊れてしまった。
で、昨日機種変更してきたわけなんだけど。
1万3千円。痛い。これはイタイ。
携帯なんてタダでいいくらいの認識でいた私。
ポイント使って、一番安くてコレ。
・・・ボーナス月でよかった。不幸中の幸い。
がしかし、高いだけあって機能は素晴らしい。
Jフォンのカメラ付きなんだけどね。
前のもカメラ付いてたけど、こんなに画像綺麗じゃなかった!!
それに気づいた瞬間から、たちまちゴキゲン♪
会社で自慢しまくりー。頼まれてもないのに写真撮りまくりー。

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帰り道。雨上がり。
ふと見上げた空がとても綺麗だったのでパチリ。青空に段々雲。
駅の人ごみをメールするフリしてパチリ。忙しなく行き交う人々の足元。
バスの中。一番後ろに座って、これまたメールするフリして
窓の外の風景をカメラの画面を通して見ていた。
車をパチリ。横断歩道をパチリ。
雨上がりの夏空って。しかも夕暮れの夏空って。
なんて素敵なんだろうと思いながら。

そうして私は見つけてしまった。
向こうの空に燃えるような夕焼けを。
・・・こんなに素晴らしい夕焼けを見たのはすごく久し振りかもしれない。
もっと、ちゃんと、じっくりと!!
そう思ったのに、バスから降りた私は愕然とした。
その街は、細い道が入り組んでいるうえにマンションやビルが多く
そこから見上げた空は、とても狭いのだ。
それでもどうしても諦めきれなくて、
夕焼けの見える場所を探し、私は自転車で走りまわった。
走っても走っても、切りとられた空にはオレンジ色のはしっこしか見えない。
そうしている間にも、空はどんどん紺色にのみこまれてゆく。
もう間に合わないよ・・・。そう思って諦めようとしたその時、
私は古いマンションの入り口を見つけた。・・・オートロックじゃない。
少し勇気がいったけど、「えい」とエレベーターに飛び乗った。
ゆっくりと8階まで登ってゆくその間、ずっとドキドキしていた。
途中で誰かが乗ってきたらどうしよう。不審がられたらどうしよう。
夕焼けは、まだ空に残ってるだろうか???

最上階につくと、目に飛び込んだのは顔なじみの街の見慣れない風景。
いつもは見上げるビルのてっぺん。
夜はもう始まっていて、あちらこちらに白い光が灯る。
見渡すと、遠い遠い空に夕焼けの終わり。
この街の空だって、それでもやっぱり広いのだ。当たり前のことだけど。

空と街と終わりかけの夕焼けと。
パチリとシャッターを押して、エレベーターを降りました。
いつもの場所から見上げた空は、やっぱり狭くて、すっかり暗くて。
それでも私はなんとなく、満たされた気持ちで。
夜風に吹かれて、自転車に乗りました。










2002年07月05日(金) 優しさひとひら、心ふわり。

朝からツイてないなと感じていた。
Tシャツにマスカラ落としたり。
そのうえヘアクリームべったりこぼしたり。

なんとなく、機嫌も悪かった。
機嫌の悪い日というのは、心も狭くなってしまうので
誰かの無神経なひとことに不必要に傷ついてしまう。
普段なら笑いとばせるようなブラックな冗談も。
ストレートに受けとめる。

そんな私の苛立ちをピピッと感じとってくれる人がいて。
普段は全然優しくないくせに、さらりと優しくしてくれた。
ほんのひとひらの優しさに、心がふわりと救われた。


今日は長い一日だったけれど、
トータルでは悪い日ではなかったと今は思う。
楽しいこともあったじゃない。嬉しいこともあったじゃない。
そう思わせてくれたあの人に、今夜はありがとうと言って眠ろう。







2002年07月04日(木) キラキラ。

今日は会社の先輩が通っているネイルスクールに
モルモットになりに行ってきた。すごく久し振りに。

伸びきっていた爪をスクエアに削ってもらって
甘皮処理してもらって、白のマニキュアの練習台になって。
最後に好きな色を塗ってあげると言われ、
私は水色を選んだ。夏らしく涼しげに。
すごく可愛く仕上がって、うれしかった。

先輩は30歳代後半だけど、とても若い。
私や、もっと若い子達とも違和感なく仲良くできる人だ。
けれど、最近は会社内でもいろいろあって少し元気がなく見えていた。
今日は久々に生き生きしてる彼女が見れて、本当に良かったと思う。
好きなことを頑張ってる姿はキラキラ輝いて見えて。
そういうのって、すごく素敵だ。
「人生に後悔ってあまりしたことないけど、
これだけはもっと早く始めとけばよかったって後悔してるヨ」
彼女はそう言って笑ったけれど、「ううん。まだまだ遅くはないよ」と
私は思った。好きなことを見つけて頑張ることに、年齢なんて関係ないのダ。
・・・私も頑張ろう。とりあえず、更新ね(笑


帰り道、あちらこちらで七夕飾りを見かけた。
そうか。もうすぐ七夕だ。
何年振りかに願い事でも考えてみようか。
そう思って見上げた空は
星もなく、ただぽっかりと広かった。
7月7日。晴れるといいな。天の川、見れるといいな。



2002年07月03日(水) お疲れモード。

仕事の忙しいピークは過ぎて、最近はぽっかりしてるとこなんだけど
妙に疲れてる今日この頃。
朝からコンビニでリボビタンD買って飲んだりしてる今日この頃。
それについてる「ファイト!一発!」ってシールを毎日嫌がらせのように
会社の後輩の机の電話やら電卓やらに貼り続けてる今日この頃。
明日はどこに貼ってやろうかね。。。|電柱|ー ̄)

ていうか、コッソリやってるのに
なんで私が犯人だってバレるのさー


今日はなんだか懐メロ特集。(←私の中でだけ
会社の有線が最近、ひと昔前の洋楽のチャンネルになってて
(昔の)マドンナやらティファニーやらホイットニーやら。
それから昼食買いに行ったスーパーではユニコーンが流れてた。
大迷惑がシュビドゥワー♪ってね。わーお。大好き。
帰り道の自転車で口ずさんだのはユーミンの「Hello,my friend」

せつないね。夏ですね。







2002年07月01日(月) 幼馴染み

雨はやまない。
洗濯物がたまる。
うーん。困った。。。

今日は幼馴染みのYが明日からバリ旅行に行くとのことで
こちらに出てきていて、夕御飯を一緒に食べた。
彼女はつい最近までこちらに住んでいたのだけど
ある夢を実現するために仕事を辞めて、今は実家にいる。
次の行動を起こす前に、ひとやすみでやりたい放題、、という
羨ましい生活をしてらっしゃる。
でも、やりたいことがあるというのはイイ事だよね。
この歳(いくつだ?)になると特にそう感じる。
私がやりたいことというのは「書く」ことなのだけど、
それを仕事にするのはとても困難なので、
とりあえずHPを作ってみた。ちっぽけだけど、
これが私の精一杯の「やりたいこと」なのだ。
Yは、やりたいことを仕事にしようと、まず第一歩を踏み出した。
すごくすごく、羨ましい。
すごくすごく、頑張ってほしい。

そうそう。テーマは幼馴染み。
私は田舎で育ったので、とても幼馴染みが多い。
小学校から中学に行くときも合併とかなくて小さな環境のままだったから、
今も同学年のみんなの名前が全部言えるくらいだ。
Yとは、本当によく喧嘩をしてた。
考え方や性格が合わなくて、ぶつかり合うことが多かった。
今、思えばどっちもどっちといった内容だけど(笑)
なのに、どういうわけだか。
他の皆とは連絡が途絶えてゆく中、Yとは未だにマブなのである。
お互い大人になって、お互いの意見を尊重しあえるようになって、、、
でも、言いたいことが言いたい放題というなんとも素敵な関係。
帰省のときには必ず連絡するし、時には旅行にも行っちゃうのだ。
かと思えば、全然音沙汰なかったり。。。
不思議なもんだなー、と思う。
「幼馴染み」というものには、なにか特別な繋がりがあるような気がする。
なにがあっても信頼できるような。
なにもかもが違うのに、どこかわかりあえるような。
同じ汐の香りを嗅いで育ってきたせいでしょうか?

Yの買い物に散々連れまわされた後のビールはとても美味しくて。
「旅行前夜に買い物すんな」と文句言いつつ、たらふく食べて。
ガハハと笑って帰ってきました。

楽しかったよ。次に逢うのはお盆かな。
旅行、楽しんでこいよー!!
さて、私は明日もお仕事。。頑張ろう。


decora