デコラのひとりごと。
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2003年03月23日(日) やっぱりそんな休日。

この3連休は実家に帰っていたのだけど。
なんだかバタバタとしてたなぁ。

帰りの飛行機は今日の早い時間しかもうとれなくて。
空から見た田植え前の水田ってステンドガラスみたいだなぁ
とかなんとか考えているうちに、すっかり眠りこけてしまった。
そんなこんなで、午前中にはこちらに着いて。
ぼんやりしていたら、いつのまにか昼も過ぎて。
曇っていた空もいつのまにか晴れ渡っている。
昼食の調達にスーパーまでチャリをこぎながら、
咲き始めた桜の花を見つけて、なんだか嬉しくもなる。
上着なしでも今日は寒くないぞ。春が来てるぞ。そんな感じ。
よぅし。昼寝はやめて、掃除でもするか!
・・・しかしながら、この陽気には勝てず(笑)
結局、昼寝のダメダメなデコラでした。
夕方のもう暗くなる頃に、慌てて掃除にとりかかり、
あぁもっと早くに始めとけばよかったよぅと
毎度毎度の後悔の休日。
やりたかったロフトの掃除と服の整理は先送りなり。
だって、だって、疲れてたんだもん!



2003年03月19日(水) 急展開。

明日で辞めることになっていた後輩。
そう。先日まですっかり弱ってしまっていた彼女。

なんと、
辞めないことになった。

説得は、昨日から始まっていて。
社長とか経理の上の人とか営業の上の人とか
私の上司とか、そうして私とか。
みんなで彼女をひきとめた。

やっぱりウチの会社って、ステキ!
一時はいろんな人の言葉に惑わされて不信感にも
陥ってしまったけれど。
でもでもやっぱり、私が信じていたものは
信じていたとおりのものだった。
「最終手段として、20日で辞めさせて
24日から再就職させるっていうのはどうですか?」
なんて、半ば馬鹿げた相談を私の上司が社長にもちかけたところ
すんなりOKが出て、なんなら面接もしちゃる!とまでの
コメントが出た。ブラボ!社長!そんなあなたが好きです!

もう一人、辞めてしまう先輩のことを考えると
複雑な想いはある。私も先輩のことは好きだから。
彼女と先輩も仲良しだったけど、
私と違っていたのは、彼女らは上司と部下との関係で。
そこには一言では説明できないものがあるんだろうと思う。
ともにいろんなことを乗り越えてきた同士でもあっただろうから。
彼女は「働きたい」気持ちはあるのだけど、
どうしても「後ろめたい」のだと泣いていた。
その気持ちはすごくわかると思った。
私も彼女の立場なら、同じ想いを抱えただろうと思う。

でも、私は「自分のための、決断」を彼女に求めたいと思った。
これは、彼女の人生なのだから。
無理に止めたいわけじゃない。
彼女が「自分のために」辞めたいというのなら。

残業を終えて家に帰ると、
ようやく彼女が「続ける」ことを決断したらしいとの
連絡網(?笑)がまわってきた。
しばらくして、本人からもメールが届いた。
「皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです」と。

しかし、つくづく感じたのは、
うちの会社の上層部のパワフルなこと!
特に私の上司であり友人でもある人のパワーはすごい。
彼女と話していると、どんなことでも可能に思えてくるから不思議。
私をこの会社に誘ってくれたのも彼女だし、あの時の誘い文句は
今も心に残っている。

私はすごく「人」に恵まれている。本当に。





2003年03月17日(月) 完全復活。

今日、ずっと会社を休んでいた後輩が出社した。
彼女が会社に向かって歩いている後姿を見つけたとき
嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。
あれから2週間が過ぎていた。
どんな想いを抱えて歩みを進めているのだろう、
そう考えたら言葉では言い表せない気持ちにもなった。

午前中の彼女はまだまだ不安そうで。
ちょっとでも目を離したら、また壊れてしまうような
気がして、私もずっとドキドキしていた。
お昼は普通に食べていた。
午後からは、恐がっていた電話も普通にとっていたし
他のみんなとも笑顔で話していたので
安心して見ていられた。

帰り道。
みんなと別れて二人きりになってから
本当に久しぶりに、いつもの公園で話をした。
いつものように煙草を吸いながら。
彼女は随分と落ち着いていて、
これまでの自分の気持ちの変化や身体の異変を
いろいろと話してくれた。
私もずっと考えたりしていたことや
彼女がいない間に起こった出来事をいろいろと話した。
すごく深刻な内容なのに、
何故か私たちはゲラゲラと笑っていた。
お腹がよじれるくらいに笑っていた。
いや、ほんと、笑いごとじゃないんだけどね。

なにがそんなに笑えたのか。
でも、振り返ってみるとすごく滑稽で。
特に私が。(笑)
思い込みの激しさは、人一倍だなぁと。
そうして、私たちはやっぱりすごくよく似ていたんだ。
だって、私の疑似体験はそっくりそのまま彼女の苦しみだったから。

そんな私たちの今後の課題は。

自分の目で見たことを、信じてゆこうと。
誰かがなにかを言ったとしても、
自分の目で見たことだけが真実なんだと。
自分を信じる力を、身につけてゆかなければ。
ね。


別れ際の彼女は、表情も生き生きしていて。
「完全復活!嘘みたい」
嬉しそうに笑った。






2003年03月14日(金) ぼんやり。

もうすぐ朝が来る。
なんとなく起きていてしまった。
というか、帰ってきたのが3時近かったのだけど。

今日は歓送迎会だった。
新入社員が2人。退職者が3人。
そのうちのひとりは今日も来れなかったけれど。
仲が良かった先輩も主役のひとりだったので
気分ではなかったけれど、2次会の最後まで残っていた。
うちの会社というのは職業柄もあってか、派手な人種が多い。
それだから、盛り上がったときというのはものすごい盛り上がりで。
腹の底から笑う瞬間。と、
思考がストップして、みんなの声が遠くになる瞬間、と。
うん。でも楽しかった。ていうか、みんな最高(笑)

なんだかなー。いつも会社の飲み会の後って妙に淋しい。
どうしてだろう?近いのに遠いから?
毎日会えるのに、ある日突然会えなくなるような人々の集まりだから?
みんなのことが好きだから、だからきっと淋しくなるんだね。
ぼんやりと、今日会えなかった彼女のことを想う。

外は静かな雨が降っている。
もうそろそろ眠ろう。
起きたら、髪を切りに出かけよう。



2003年03月13日(木) 母の声。

昨日、留守番電話に母からの伝言があった。
つい先日、電話で口論をしたのを思い出す。

私は、時々ここで母のことを書いているけれど
その内容にあるほどには良い娘ではない。実は。
母を思いやる気持ちは歳を重ねるにつれて強まる。
しかし、その気持ちとはうらはらな言動をしてしまうことだって
もちろんあるのだ。親子だもの。しかも私は我侭な末娘なんだもの。

先日の電話で、母とある話をしていた私は突然母に対して腹をたてた。
「どうして、お母さんはそうなんだ」とひどい口調でののしった。
少し疲れていたのかもしれない。最後はほとんど八つ当たり状態。
母にはできるだけ優しくしようと思う近年であったけれど
時々私はこんなことをしでかしてしまう。結局は甘ったれているのだ。

母は、ずっと気にしていたのだろうか。
数日過ぎた昨日になって、しかも私が絶対に留守の時間帯に
わざわざ電話をかけてきていた。こないだはごめんね、と。
「あんたも色々とひとりで大変なんやろうねぇ。頑張ってるよねぇ。
 でも、お母さんにできることがあったら、なんでもいいなさいねぇ。
 いつでもお母さんはあんたの味方なんやけんねぇ」
留守番電話が苦手な母である。伝言は58秒あった。なんだか泣けた。
こないだ、私は本当にひどいことを言ってしまった。
「お母さんは、私のことなんてどうでもいいんやろう?」
そんなこと、本当は思っていない。全然思っていない。
母が私のことを想ってくれていることは、十分な位に知っていた。
深い愛情を兄妹の誰よりも受けながら育ってきた私なのだから。

母からのその伝言を、私はまだ消せずにいる。
お母さん、本当にごめんね。そして、本当にありがとう。
その言葉を言えないままで。。。



++++++++++++++++++++++++++++++++

今日、彼女に会ってきた。
迷って迷って迷った結果、彼女の彼に確認をとってから。
・・・まだ少し人と接するのが恐いのだろうなという印象を受けた。
両手がずっと耳をさわっていた。
でも、いつものような馬鹿な話をして笑いあった。
「やっぱり私達、3バカトリオですね」と彼女が言って嬉しかった。

彼女の笑顔。
それが、私達を気づかっての無理した笑顔なのか
本当に心からの笑顔なのか、、、正直わからない。
わからないけど、わからないけど、
一瞬だけでもその笑顔が本物だったことを願いたい。

自己満足の親切の押し売りだけはしたくないと思う。
考えれば考えるほどに難しい。私にできることはなんなのか。
彼女のこと。元気だった過去と今の状況を思うと悲しみがこみあげる。

私と彼女はよく似ていた。考え方や感じ方、悩みの内容まで。
いつも帰り道の公園でたくさん話をした。時間を忘れるくらい。
私が歌うと決まって彼女は一緒に歌った。何故かそんなことをよく思い出す。
自分が一番彼女を理解しているつもりでいた。
なのに、肝心なことはなんにもわかっていなかった。
思いあたることは、たくさんあったはずなのに。

原因はなんなのかと考えたり、彼女を自分と置き換えて考えたりするうちに
自分の中のすごく深い深いところに迷い込んでしまって、只々考え続ける日々を
過ごしてしまった。辛くて辛くて仕方がなかった。
でも、私がおかしくなってどうするんだろう。本当に辛いのは彼女なのに。

しっかりしよう。そう思った。







2003年03月12日(水) 伝えたいこと。

誰かになにかを伝えようとするけれど
言葉はどんどん変化する。
真実とは微妙にずれてゆく。
そうして、真実がなんなのか
自分ですらわからなくなるのです。



2003年03月09日(日) わかったこと。

考えて考えて考えて
わかったことは、ほんの少しの疑似体験、
彼女の苦しみと。
私は彼女のことが本当に
大好きだったんだという事実。

今、彼女に会いたくてたまらない。



decora