デコラのひとりごと。
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おえー。 読み返すと、自分の「いい人ぶりっこ」さ加減に 吐気すらする思いです。恥ずかしい。 そんな自分に最近ほんのり凹んでました。デコラです。
それでも今日は嬉しかったので、書かせてください。
その後、後輩は火水と会社を休み、 木曜日の朝から電話して会社に連れていき、 不安定ながらもどうにかこうにか1日を終えて、 金曜日の今日は如何なものか?と思っていたら、
嘘のように元気でした。
まったくもって、以前の彼女。 帰りに服を買いに行って、御飯も食って。 駅まで近道しようとした私たちは 道を間違えて、神社横のヘンな路地に迷い込み、 そこはもう都会の中とは思えないほど真っ暗で 人っ子ひとり歩いてなくて、私は言いました。 「・・・なんかここ、こわくない?」 次の瞬間、私たちがお手てつないで走り出していた のは言うまでもない話です。 「こここわいと思ってたけどー!恐くて言えなかったとー!」 走りながら、彼女が叫ぶ。私は応える余裕もない。 必死こいて走って、出口らしき大通りが見えたところで事件が。
・・・私の靴がすっぽ抜けた。 ・・・しかも、靴下がなーい!
私半泣き。うひゃひゃひゃひゃー!と後輩が笑う。 私、かぽかぽの靴を履いてたんですね。 靴下は、靴にすっぽり隠れるタイプのレースのやつでした。 一瞬のうちに、いろいろ考えました。 靴下を探しに戻るか、靴下を諦めるか。 あのタイプの靴下、3つしか持ってないんだよな。 新しいの買うか?でも結構、高いんだよねアレ。 ていうか、いつのまになくなったの? でもよくよく考えてみたら、靴より先に靴下が脱げるわけないんです。 のび太くんばりに「めがねめがね」いや「くつしたくつした」と 必死に探していたら。靴下、前方にありました。飛んでいってたみたいです。 見つけた靴下を手に「行こう」と再び走り出そうとする私に、後輩が冷静なひとこと。 「ていうか、靴下ちゃんと履きましょうよー」 ほらほら荷物持っててあげるから。 とか言ってゲラゲラ笑う。ヒーヒー笑う。笑いすぎて、 「あー、腹筋が痛いー!(><)」 とか言ってるあなた、本当に昨日までの人と同じ人?
嘘みたいだな、ホント。 今日の彼女は本当に紛れもない彼女で。 そんな彼女とは永遠に会えないような気すらしていたのに。 そう私に思わせるくらいに、あの状態の彼女は絶望的で。 彼女が彼女に戻っているときには、それは不思議な感覚らしいのだけど。 私もあれは夢だったのか?とか思う。 うーん。でも油断はできない。波があるから。 また繰り返す可能性がないとはいえないからね、残念ながら。
1日1日を、乗り越えて。 来週にはまた、今日みたいな彼女に会えたらいいな。
そういや、今日はエイプリールフールじゃん。 嘘つくの忘れた。
夕方あたりから、ひどい頭痛に悩まされ。 それがどんなふうな痛みなのかを 一生懸命、営業の人に説明していたら、
「・・・おまえと話してたら、日本語が難しく感じてくるよ」
要するに、意味がわからんってか!(怒)
多分。目の疲れかなぁー。
今日、後輩は会社に来なかった。 メールの返事も来なかった。 ・・・どうしてるの?
今日、後輩は元気だった。 時々、不安定にもなるけれど、 安定させようと、本人も頑張っている様子。 その調子。その調子だぞ! 姉ちゃんは嬉しい!(泣) ↑ ※手紙を2通くれて、その中に 「お姉ちゃんみたい」と書いてあった(笑)
明日から、お天気くずれるらしい。 桜、散ってしまうかな・・・。
昨日、行けなかった映画。 のタダ券が余ったままで。 もし行かなかったら日曜の夜に 一緒に行こうかと上司に言われてたけど。 期限は今月いっぱい、明日まで。 もう今夜の最終上映、始まっちゃったかな。 とうとう無駄にしてしまった。
なんだか、凹んでいる。のである。 今日もお天気良くて、 早起きもちゃんとして、 掃除や洗濯もいつもよりテキパキとできたし 体がよく動く一日だった。 でも、気がつけば、ぼんやり。 彼女のことをおもう。
今日、どんなふうに過ごしたんだろう。 彼氏がお花見に連れてってくれる、と言ってたな。 楽しめたかな。またぼんやりと考え込んだりしてないかな。
私にできるのは、 こんなふうに心配するだけ。 それ以外は、なんにもなんにも役立たず。
昔、カウンセラーになれたらって 強く思ったことがあった。特定の誰かにとっての。 そのための、多くの本を読んだりした。 あの頃の私、馬鹿みたいだった。 馬鹿みたいに、自分が誰かを救えるんだと信じてた。 どうせ、なんにもできないくせに。 最後は、ただの偽善者だった。
それなのに、また性懲りもなく、また。
2003年03月29日(土) |
彼女のためにできること。 |
空は晴れて 桜は咲きほころんで 川の流れはキラキラと輝いて 日差しはやわらかくて ブランコに乗った彼女は 楽しそうに笑ったけれど 次の瞬間にはまた心細げな顔をして 宙をみている。
病院についていってから 映画を観る予定だったけど。 昼食で入ったお店の隣りのテーブルの会話が 気になって仕方なかった彼女は また調子を崩してしまい「家に帰る」と言い出した。 半ば無理矢理、散歩に連れてゆく。
おんなじぼんやりするのなら、外がいいよね。 こんなに晴れてるんだからさ。 おんなじぼんやりするのなら、誰かと一緒がいいよね。 私もぼんやりしたい気分だからさ。
最近の彼女は、まるで別人のようになってしまったけれど それでも話をしていたら、一瞬だけ「彼女」に戻ることがある。 そんな彼女を見たくて、私は一生懸命おしゃべりするよ。
私にできることってなんだろね。 きっと、なんにもないんだろうね。 ただ、早く元気になってと願うだけ。
後輩の調子が悪い。
夜桜の下で、じっくりと話をきいた。 最近は暖かい日々だけれど、日が暮れると肌寒い。 すっかり痩せてしまった冷たいその手を握り締めて 彼女の質問にひとつひとつ答えてゆく。 少し妄想めいたものが彼女の中で始まっていて。 「本当のことを教えてください」 彼女は訊く。すべては本当のことばかりなのに。
前のときは、壊すのが恐くて触れることもできずに。 想像ばかりが広がって、周りの言葉に惑わされて。 私自身も弱々しくなってしまっていた。 でも今は。強くありたいと思う。 頼ってほしいから。 今日のように、呼び出してくれてもいいから。 わからないより、わかるほうが全然いい。
私は、そんなに優しい人間ではないと思う。 誰のことも救えない、小さな人間だと思う。 それでも、彼女を放っておけないのは 私達が似ているからなんだろうか。 彼女の不安の根源は、限りなく私と近い感覚で。 理解できてしまう。あーわかるなぁって。 ただ考えすぎてしまうか、そうしないかの違いであって。 これは、自己愛の一種? んー。どうでもいいか。そんなこと。 彼女が好きな友達であることには変わりないから。
社長には感謝してしまう。 いい人だとは知っていたけれど、 社員をゲームのコマのように思っているような 冷淡な部分も持ち合わせているイメージもあった。 「おまえひとりの面倒くらい見ちゃるばい」 仕事しなくても、とにかく会社に出てくるように。 気分が良ければ仕事すればいいし、 そうじゃなければ、隣りの公園で桜でも見てればいい。 そんなコメント吐けるような社長、 このご時世、そういないよな。 この会社にいる限り、いくらでも働き蜂になってやろうと 改めて、思う。
納得して、 「明日も行きます」 苦しそうな呼吸で、目は涙でいっぱいだったけど それでも確かに笑顔の彼女はそう言って手を振った。
明日。明日はどんな日だろう。 彼女が楽に過ごせる一日だったならいい。
連休中に高校の同級生の男友達から 携帯メールが入っていた。 『元気してるかぁ〜?』のコメント+音楽付で。 さしあたり、急ぎでもなさそうな挨拶メールだったので その場では返信はせず。(バタバタしてたのです) んでもって、その返信を今日の会社帰りにしてみたところ。
『3日後かよ・・・』 との返事が。
も、もしや。 私ってば、ルーズ? ていうか、「男のくせにうるせぇ!」とか 思ってしまった私はむしろ人間失格なのか?(笑)
わはは! 忙しくって心がすさんでます。ひーん。(涙)
decora
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