デコラのひとりごと。
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突然、、、 本当に突然、長男が反抗期に突入。 つい先日まで 「お母さん!!!好きだ!!!大好きだ!!!」 と熱い愛の告白をしてくれていたのに 指一本触れさせてくれない(笑) 触るな、うるさい、うざい
あ、そうですか。 そうなんですね。 はいはい。
いつまでも、マザコンでいられても 気持ち悪いかもしれなかったから これも成長!と受け止めております。
でも、頼み事がある時だけ ちょこん、と隣に座って お母さん(^-^) と、ネコナデ声を出すのはやめなさい(笑)
北川悦吏子さんの脚本のドラマが やっぱり大好き。
それはどの俳優さんが演じていても 変わらない。
セリフがとても良い。 テンポも良い。 くすりと笑えて、時折胸がきゅうっとなる あの世界観がまた見れて なんだか忘れていたものを思い出せた気がする。
見たら消そうと思ってたけど 思いがけず心つかまれて すぐには消せなくなってしまった。
長男の仲良しのお友達のママ。 子供たちのサッカーの応援に一緒に行くようになって 仲良くなった。
とても綺麗で背が高くすらりとしているモデルさんみたいな彼女。 化粧っけはないのだけど、ナチュラルに美しい人。 見てるだけでも憧れてしまうような人だけど 話してみると、とても気さくで優しくて面白い。 昔はやんちゃしてたなんてエピソードも面白おかしく話してくれる。 でも今はすごくきちんとしている。 子育ても家事も仕事も。 役員の仕事や人からの頼まれごとも快く引き受けてくれる。 歳も十くらい下なのに、私なんかよりずっとしっかりしていて 私の話も笑顔で聞いてくれて心地よい気分にしてくれる。 一緒にいると誇らしい気持ちにすらなるような。 大好きなママ友。
この春に、この母子が引っ越していってしまう。 前から聞いていてわかってはいたけれど、今年に入ってから やけに現実味が帯びてきて、 なんだか、とても、寂しい。
そんなに遠くに行くわけじゃないし また会えるよね。いや、会おうね。集まろう。 そんな約束はしてるけれど。
きらきらと眩しい春の 土と緑と花の湿った匂い 鼻の奥がつんとするような切なさを 思い出して
なんだか私はとても寂しい気分だ。
春が待ち遠しいけど まだまだ来てほしくないような
とてもせつない気分だ。
次男がコタツで宿題をしていたので となりに座って覗き込む。 うん、まじめにやってるねと立ち上がろうとしたら 「待って、ここにいてよ!」 なんで?お母さん忙しいんだけど。
「ぼくねー、お母さんが隣りにいたら元気が出るんだぁ」 だから、もう少しここに座ってて。だって。
かわいくていとしくて 思わずぎゅうっと抱きしめた。 嬉しそうに笑う次男。
外では強がりかっこつけの小3男子。 でもまだまだ甘えん坊。
ここだけの話だけどね。
大学病院への転院が正式に決まった。 バタバタと荷物をまとめる。 移動はなんと、救急車。 朝はわりと元気にしていたユウだったけど 本人も思ってもみない展開だったのか 緊張で青ざめていた。 お世話になった医師や看護師に見送られて 救急車が出発した。 ユウは緊張しすぎたのか、 現実逃避するように爆睡していた。
高速で1時間半弱で大学病院に到着。 まずは小児外科を外来で受診。 いろんな書類を書き、総合受付で手続きをし レントゲンや心電図検査を受けた。 小児科病棟に入院するにあたって、 本人や付添の保護者(両親共)が、 麻疹、風疹、水疱瘡、おたふく風邪の免疫が あることが条件とされていた。 慌てて実家に電話して確認。 どうにか私もダンナも条件クリア。
血液検査の採血で、ユウが泣く。 この数日で何度も針を刺したがやはり慣れない。 可哀想だけど仕方ない。私も採血は苦手だ。 小児外科の医師はとても優しくて親切だった。 病状や手術について、丁寧に説明してくれた。 手術は今日の夕方に決まった。
そして、病室に移動。 小児科病棟は新しくて、とても綺麗だった。 とりあえずは個室だが、後日4人部屋に移動するらしい。しばらくして、ダンナが到着。 付添用の簡易ベッドを借りに行ったり 入院生活の説明を受けたりした。
午後5時になり、手術室へ移動。 迷路のような院内を歩く。既にもと来た道がわからない。 1人だけ手術室まで付き添って良いと言われ 私がついて行った。 麻酔が入る瞬間まで不安そうなユウの手を握る。 頑張ってね。頑張って。 祈るような気持ちで、手術室を後にした。
看護師が呼びに来たのは、午後9時前だった。 麻酔から覚めるまでが手術とのことだったが いてもたってもいられない数時間だった。 手術室に迎えに行くと、ユウは鼻にチューブが 通してあり、それがイヤでたまらないという顔で 「まだ終わらないのぉ〜」と言った。 医師や看護師に笑いが起きる。 その笑顔に手術が無事に終わったのだとホッとする。 「もう終わったよ。そのチューブはもう少し我慢してね」 医師が優しくたしなめるように言った。
ユウ、お疲れさま。頑張ったね。 本当に頑張ったね!
意識障害の原因はおそらくミネラルの低下であり そんなに心配しなくても大丈夫だと言われた。 それよりも発熱し始めたこととお腹の痛みが続いて いることから、胃腸炎以外の病気の可能性があるとのことで。 急遽、再度の血液検査と腹部CT検査をすることになった。 採血で泣き叫ぶユウだったが、先程のことを思うと 意識がはっきりしていることに安心できた。 腹部CTには造影剤を使用するが、その際に稀に アナフィラキシーを起こす事があるらしい。 先程のユウを思い出し、検査の承諾のサインを 一瞬、躊躇ったが、昨日から 「お母さん」「痛い」「トイレ」しか 言葉を発することがなく、ゲームや動画に見向きも しないのだから。早く原因を調べて楽にしてあげないと。
CT室前の廊下で検査が終わるのを待っていると 看護師をしているママ友が通りかかった。 見知った顔を見るとホッとする。 今の状況を説明しながら泣きそうになるが、 ぐっとこらえた。
検査が無事に終わり、医師の説明を受ける。 院内の小児科医は3名いるが、全員でユウを 診てくれているようだ。 説明は副院長でもあるベテランの医師がしてくれた。 子供3人とも診てもらったことのある 厳しいが信頼できる医師だ。
結論を言うと、ユウは盲腸の可能性が高いらしい。 外科医と放射線科医の判断も待っている ところらしいが、おそらくそうだろうと。 そして、手術はここの病院ではできない。 小児外科のある医療センターか大学病院に 転院しての手術になるだろうとのことだった。 大学病院!?と驚いたが、ユウの場合は 緊急性があるらしく、設備の整った大学病院が 安心だろうとの判断だ。 すっかり疲れてしまった私もユウも夜は爆睡だった。
翌日、ユウは意外と元気でいつもの笑顔が出ていた。 スマホで動画を見る程の元気もあるらしい。 ただ熱と腹痛は続いている。 しかし少し食欲も出てきたみたいで私の食べていた のり弁を「いい匂い」と羨ましそうにしていたが 絶飲絶食で抗生剤を点滴しないといけないのが可哀想だった。 ダンナに来てもらい医師から昨日と同じ説明を受け その時はもう「盲腸(虫垂炎)」と確定していた。 大学病院に入院となると、距離的に簡単にはダンナも 来れないだろうし私も帰れないだろう。 本格的な入院準備のため、一旦自宅に帰った。 ちょうど学校から帰ってきていたハルとカズに 説明してしばらく帰ってこれないことを伝えた。 少し不安そうな顔をしていたが、 もう6年生と中学生だもんね。きっと大丈夫。 二人にハグをして、家を出た。
念のためウィルスの検査もしないといけなかったが ずっと便が出ていなくて仕方なく綿棒をお尻の穴に 入れての採取。それが刺激になったのかその夜は 下痢をしていたユウに何度もトイレに起こされ、 すっかり寝不足になってしまった。 水のような下痢で2回ほどシーツにもらしてしまった。 着替えが足りなくなりそうだったので パンツにシートを使った。 本人はとてもイヤそうだったけれど。
バタバタと入院が決まり とりあえずダンナに来てもらい 入院の準備のため一旦、帰宅。 上の2人に状況を説明し、祖父母に 留守中の子供達の食事等をお願いした。 軽く食事をとり、お風呂を済ませ病院に戻った。
やはりぐったりしているユウ。 一夜明けても、体調はあまり変わらないようだった。 嘔吐はおさまったけれど、お腹の痛みが続き 熱も出てきた。なぜか下痢はなかった。 その時はまだ、原因はお好み焼かステーキか。 ロタなのか、ノロなのか。 他の家族にもうつってるかも、という心配をしていた。
そして、午後をとうに過ぎた頃。 検温の時間になったので眠っているユウの脇に 体温計をはさんだ。 寝惚けてるのか、なかなか脇を閉じてくれずに 体温計がエラーになる。 「もう一回、計ろうか」 異変に気づいたのは、その時だった。 ユウが仰向けの状態でもがくように 両手を宙に舞わせた。 目は宙を見ていて視点が合わない。 「なんか、変ですよね?」 看護師さんに問うとユウの手をとり 「ユウくん?わかる?お母さんの方を見てごらん」 そう声掛けをしたが、目は宙を見たまま。 いろんな問いかけをしてみるが、 言葉にならない言葉をうわ言のように声にするだけで 唇がうまく動かせないようだった。
時間にして、どれくらいのことだったのか。 怖かった。ものすごく。 もう2度と、元気なユウに会えないのではないか。 そう、不安になった。 ふっと、意識が戻り、ユウが泣き出した。 私と目が合う。お母さん、と言う。 良かった。本当に良かった。
decora
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