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理由 - 2004年01月24日(土) いったいどうしたことであろう。 うちのマンションの私が住んでいるこのフロア―、 皆がどんどん引っ越してゆく。 去年の3月、まずお隣の若夫婦がいなくなった。 そして、最近立て続けにその隣、またその隣と引っ越して行った。 というわけで、今現在、向こう三軒が空き部屋状態なのである。 確かに、ここは人気がない地域だとは思う。 都心のようで都心じゃない。 23区において未開の地。 まさに「都会のチベット」という感じの、お茶の一杯も 駅前で飲めない不便さだ。 しかし、今年の4月には大型ショッピングセンターもできるではないか。 スポーツセンターだってできるではないか。 ショボイ駅も、今大々的に改装中。 もうちょっとの我慢だったはずである。 何故、皆去ってしまうのだ。 もしかして・・と私は思う。 きっと彼らがここからオサラバしたのは、 それはきっと、そう絶対、、私がここから引っ越してしまいたい と考えているのと同じ理由・・・。 そう、彼らも、いつでも、思い立ったときにドトールで コーヒーが飲みたかったに違いない。 おしまい。 ... 不安 - 2004年01月22日(木) 選挙に出るつもりは毛頭ない私だが、 今日、某党の某議員が、アメリカの香辛料 みたいな名前の大学から卒業を認められてないという ニュースを見て、ふと自分の大学時代を思い出し、 そういえば、嫌いだった彫刻の単位は、ほとんど友人Sの 代返によるものだったとか、 50号のキャンパスを3週間で描く課題の授業では、 間に合わなくて、自宅のアパートで2日間徹夜して描き、 いい加減な状態で提出したとか、 ヌードを描いた卒制では、上半身に力を入れすぎて、 足の方は面倒くさくなってほとんど絵の具が塗られてない状態 で、「まっ、いっか〜」と教授に見せたらひどく怒られたくせに、 そのまま卒展に出しちゃったこととかが頭をよぎり、 しかも、あの状態で良く卒業できたなぁ〜と、そういう自分の 過去をちょっと楽しんでいたふしさえあるのに、 「わ、私って卒業したんだよな・・・?」と 一転して、不安にならずにはいられない。 おしまい。 ... アドリブ - 2004年01月20日(火) 指導員3人の中では、一番技術のない「インチキラクター」の私。 そんな私が他の2人に比べて優れている点。 それは「バイト先の利益を常に考えている」ということだ。 うちは民間の管理だが、それを委託しているのは「公」。 「赤字覚悟でやっております!!」というのは、 民間だから誉められることであって、公共の施設ではそれは まかり通らない。だって運営費はみなさまの税金だから。 というわけで、客と客単価を増やすべく、 来てくれるすべての客に愛想を振り撒き、 規則なんかもそっちのけで融通を利かすなど、 「サービス第一!」を念頭に今まで勤めてきた。 だが、こんなにバイト先のことを考えているというのに、、 やっべ〜、、7月には失業しそうだ。 どうやら4月から民間業者への委託を辞めて「公」が 自ら管理をするらしい。 そうなると、私の所属も今の民間会社から変わるわけで、 改めて公と雇用契約を結ぶことになる。 その場合、働ける期間が規定で3ヶ月と決まっているため、 7月にはサヨウナラ〜〜!となってしまうのである。 で、一昨日、そんな話を旦那にしてみた。 私の話を聞いた彼は言うのだった。 「じゃあさ〜、、おまえの妹のとこで雇ってもらえば〜!?」と。 (エッ?ハーブショップで?) そう、妹の勤務先はハーブショップ。 彼女はとてもハーブが好きで、 「そ、そんなに君は勉強好きだったのか・・?」と 姉の私がビックリしてしまうほど、日々分厚い本に向かっていた。 その努力の賜物なのか、 今では彼女のハーブに於ける知識とアドバイスは見事なものがある。 私は考える。 勤めていけるだろうか?と。 確かにこの口八丁さで、接客には自身がある。 バイト先ではどんな客のクレームにもアドリブで答えてきた。 だが、、、人の健康に関わるハーブの販売となると・・・。 罪のない人々を不幸にはできない・・・。 おしまい。 ...
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