台所のすみっちょ...風子

 

 

術後、、思うこと。 - 2004年02月05日(木)

12月に手術をしてから、早いもので約2ヶ月。

おかげ様で、そんなことありましたっけ?というぐらい元気だ。

日々の平穏な生活の中、

私は今、手術をしてくれた医者に敬意を払わざる終えない。

傷は順調に薄くなってゆくし、友人から聞いていた

気温の変化によるうずきもない。

医療ミスも多い昨今、

「なんという名医!名病院!」と。


けれど、一昨日、私は気がついてしまった。

歯に詰めていた銀がなくなっていることを。

手術前にはしっかりと歯に詰まっていた銀の詰め物。

それは、手術の後、呼吸器をはずす時に一緒に取れてしまったのだろう。

確かにそういうことがあるかもしれません・・とは麻酔医からは聞いていた。

だが・・・本当にどこかにやっちゃうとは・・。



「私の・・銀・・返せ・・」

ありがたくは思っていても、つい、そんなふうに言いたくなる。



だって、その歯の治療は、一万二千円もかかったのだから。



おしまい。


...

英会話 - 2004年02月03日(火)

今年の目標は「英語会話をマスターすること!」との

宣言通り、先日、旦那がCD付きの英会話の本を買ってきた。


「とにかく聞いて耳を慣らせ!」というのがそれの

主旨らしく、その日から彼はMDに録音し直したものを

通勤時間を利用して聞き始め、私達夫婦の会話にも、

少しではあるが、英語が加わるようになった。

例えば

「も〜、どうしてこんなにいつも遅いの?体は大丈夫?」と聞けば

彼の答えは

”DON'T WORRY!”(心配するな)であり、

例えば

「余ってるから、明日も今日と同じおかずでいい?」との申し出には

”WHY NOT!”(もちろんだよ)と威勢がいい。



そして今日。

そんな彼の日々の努力に感心した私の

「すごいね〜、頑張ってるじゃん」に対しての彼の答えが

「まぁね〜。俺もこの分でいくとネクストイヤーにはペラペ〜〜ラだぜ!!」

であった。



ふ〜〜ん・・・・。




おしまい。


...

お客様。 - 2004年02月02日(月)

バイト先のお客Oさんは70歳少し前の”ハサミを研いで50年”と

いったような、つるッパ毛の職人ぽい男性である。

普段、「お客様は神様です!」と、サービス第一を

念頭に仕事をし、多少のことは腹にぐっと収めている私だが、

彼の物言いや態度には本当に辛抱ならんときがある。


というのは、

受付の際には、会員証をゴミでも捨てるように

受付カウンターに放り投げる。

パソコンを使い始めれば、サイトへのアクセススピードが遅いと

言って、人をオイ!呼ばわりで呼びつける。

で、丁寧に説明しようとすれば、何が気にいらないのか、

「そんなこと聞いてんじゃねぇ〜よ!なんでおせえか聞いてんのぉ〜!」

という具合である。

そのべらんめえ調はここが”下町だから”という理由だけでは、

到底理解しがたいものだ。


今日もそんな彼がやってきた。

相変わらず、会員証をふてぶてしい態度で出し、

吐き捨てるような勢いで呼びつけられる私。


しかし、私は指導員。指導員は客を大切にするサービス業。

「うるさいんだよ!」

とか

「帰ってください!」

と言うわけにはいかない。


私にできることは、インターネットを見る彼の後ろ姿に向かって

心の中でブツブツいうだけだ。



髪が一本も生えていない、


曇りのないピッカピカの丸い頭を眺めながら、



「お客様はお月様・・ですか?」と。



おしまい。


...




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