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ドライヤー - 2004年05月27日(木) この前、妹に会ったら彼女の髪が つやつやのさらさらになっていた。 最近購入したマイナスイオンドライヤーのおかげ様だという。 これは私も買わなければ!と思い、 Webで調べたり、電気屋に行ったりとリサーチすること一週間。 そして、「今日は買いに行くぞ〜!」とはりきっていた昨日、 なんと旦那の「婿入り道具」である、結婚当初から使っていた 洗濯機が壊れてしまった。 すすぎから脱水の連動がうまくいかず、水を排水せずに 脱水の手前で止まってしまう。 洗濯機は高い・・。ここ2年あまりの間に、掃除機、電子レンジ、加湿器と さまざまな家電が壊れてきたが、買い換えるとなると今までのものとは 比較にならないほどの出費と言ってもよく、 もはやドライヤーなど買ってる場合ではない。 さらさらと風と戯れる私の髪・・。 初夏の日差しにキラリンと光るキューティクル・・ そしてそれが作り出す天使の輪・・・。 洗濯機を眺めながら、 そのすべての夢がゴーゴーと音を立てながら、 きれいサッパリ洗い流されて行くのを 私は感じていた。 おしまい。 ... 体質。 - 2004年05月26日(水) 旦那は私より年下。 この関係はいつまでも続くわけで、 私は彼のことを、どうも弟のように見てしまうところがある。 だが、さすがに30歳も半ばに差し掛かった今日この頃、 彼も大人として、最近では私に対してずいぶんと弁が立つようになった。 昨日の夜がまさにそうだった。 一足先に布団に入った彼を見て、 私が「明日は何時起き?」と声をかけた時だった。 もちろん、聞いたところで、朝、彼のために何かするわけではない。 ほんのおやすみの挨拶代わりだったのだが、 私の「一応聞いてみた」的な声に、彼はそれを読み取ったのか、 7時10分に起きる、と告げたあと 「もちろん、おまえも一緒に起きて、絞りたてのバナナジュースに トーストとコーンスープを用意してくれるんだろ〜 そうだなぁ〜、バナナジュースにはりんごと、にんじんも入れて 欲しいなぁ〜、楽しみ〜、よろしく!」 などと、ニタニタしながら言うのだった。 「なに言ってんの!」と返すこともできた。 だが、そんなふうに言われると、普段起きていないことが申し訳ない ように思えてきて、私は一瞬、窮してしまった。 そして今日、私が起きたのは昼近い11時。 昨日あんなふうに言われたというのに、目覚めはさわやかだった。 朝は彼の食が細くなり、ほんのちょっとしか食べないという いうことを寝る前に思い出し、 さらに、どっちみちたくさんは食べられないんだから、がんばって起きて 作ってもね〜、と思い直したからだ。 食べない理由は 「ちゃんと食べるとさ〜、電車の中でうんこしたくなっちゃうからさ〜」 ということらしい。 私は彼に言いたい。 妻に朝ご飯を期待するより、あなたのすぐもよおす体質を変えるのが 先でしょう!と。 おしまい。 ... カニ。 - 2004年05月25日(火) 私のバイト先の責任者は、30代半ばの男性で、 顔が蟹そっくりである。 彼は、今年の4月から今のポジションについた。 それから2ヵ月が経つのだが、彼に代わってからというもの、 どうも、バイト先の居心地が悪い。 原因は彼のその真面目さにある。 前の責任者は女性で赤塚不二夫のマンガに出てくるような、 まさに、アジャパー!といったような、 ほど良いいい加減さがあったのだが、 蟹男にはそれがなく、 口を開けば何かと規定では・・規定では・・とうるさい。 例えば、就業時間。 前任者はさすがアジャパーなだけに、かなりあっけらかん とアバウトで、急に遅刻するときなど、電話でその旨を伝えれば、 何の問題もなく、急いで走って事務所に到着しようもんなら、 「そんなに走らなくても良かったのに〜」などと 怒られるどころか、逆に、そこまでして来てくれてありがとう! ぐらいのニュアンスがあった。 それが、彼の場合は「規定では遅刻が続くようだと減給ですよ」と 憎たらしい。 その他にも、一度本社と話がついていた条件まで、 他の部署のバイトさんたちと比較して蒸し返したりするから、 私と仲のいいSちゃんなどは 「なぁ〜んか、、仕事やりたくないなぁ〜、、辞めよっかなぁ〜」 なんて最近では言す始末で、私は雇用主ではないが、人が足りないので 今、彼女に辞められたら困る、、と大焦りだ。 彼のその融通の利かなさ、カチカチさは 専用のハサミでしか割ることのできない、まさに硬い甲羅と言っても良いだろう。 この人はもしかしたら、本当に蟹の生まれ変わりかもしれない・・と、 最近ではかなりの確信を持って思っている。 おしまい。 ...
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