台所のすみっちょ...風子

 

 

遺伝子 - 2004年09月14日(火)

夏、それを実家の母に話すのは少しばかり勇気がいった。

「主婦としてなってないわね!」

そんなダメ出しをされそうな気がした。


その話とは、赤魚の煮物物語。

以前この日記にも書いた、煮たらくねりと回転し、

私を多いに驚かせたおそろしく体の柔らかい魚の話。


「そいでね〜、煮汁はすごく上手くできたのよ〜。
 でもね、でね、でね、魚をさ〜入れた途端に〜〜」

私の話を母はソファーに座りながら聞いていた。

目を細め「うんうん」と。

そして途中、頷いたりしもしていた。

コクコクと強い調子で。



私は思っていた。

その様子・・・

お母さん・・・・

もしかして・・・

あなたもだったの?


おしまい。


...

I SURRENDER - 2004年09月11日(土)

レインボーの曲に「I SURRENDER(アイサレンダー)」というのがある。

ロックはぜんぜん分からない私だが、この曲は好きである。

特にサビから少し行ったあたり、「アイサレンダ〜〜」と伸びる詞が

エレキの音と被るところがお気に入りだ。

この部分は「泣きのギター」と言われ、高く賞賛されているらしい。


そして、昨日、私がなぜこの曲が好きなのか・・

旦那にその熱い想いを語ってみた。

「なんかね、男の人はこういうふうに生きてもらいたいと思うんだ。
 それはさ〜、どういうことかっていうと、♪アイサレンダァ〜〜♪って
 絶叫するところがあるでしょ。そこに私は男の情熱性を感じるの。
 そんで、被るギターの音が男としての悲哀ね。
 表裏一体っていうのかな〜、この二つを男の人には、同時にいつも持っていて
欲しいの」


それは、かなりの力説であった。


だが、夫は

ポカ〜〜〜ンと口を開けていた。


おしまい。


...

音感。 - 2004年09月09日(木)

昨日、ドラッグストアーに入ったら、聞き覚えのある曲がかかっていた。

洋楽だ。

だが、曲名も誰が歌ってるのかもいつ聴いたのかも、

何から何までわからない。

ただ、旦那と車に乗っている時に聴いた気がするのである。


改めて耳にすると意外と私好み。いい曲だった。

夜、旦那の帰りを待って、早速「知らない?」と聞いてみた。

歌詞は歌えないから、もちろんハミングで教えた。

「ふふふふ〜んふんふんふ〜〜ん。ふふふふんふんふ〜〜ん」


旦那は瞬時に分かってくれたようだった。

そして、前に一度CDを借りたが録音せずに返したんだ、と言う。

すぐに聞けなくてガッカリ。


だが、ちゃんと分からせることができた、私のハミングの確かさ。

絶対音感があると言ってもいいだろう。


大学は美系に進んだ私だが、

実は音大でも案外イケたのではないかと思った。


おしまい。


...




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