台所のすみっちょ...風子

 

 

度胸 - 2004年10月28日(木)

いつまでこんなことをが続くのか?と

もういい加減うっちゃり来ているのだが、

我が家のマンション探しは終る気配をまったく見せない。

ここ数日は資金計画や、買える物件価格の再度の

見直しなどで、ローンの計算や購入後の家計試算ばかりしていた。

マンション探して、早4ヶ月。

今さらなんだが、改めて自分たちがいかに甘かったか分かる。


高校生の時だが、妹に「お姉ちゃんは心臓に毛が生えてるぅ〜」と

言われたことがある。

彼氏と会うため、親に嘘を重ねまくっていた頃の話だ。

たくさんの嘘がいつばれるのか心配もしていたが、

たぶん、それを払拭するぐらいの度胸があったのだろう。


だが今、私は自分の住みたい地域のマンション価格に

ドッキリしたりビックリしたり、また、資金がまったく

ついてゆかないことに、ガックリしたりゲンナリしたり、と

心の波がいちいち穏やかではない。


私は思う。

心臓の毛もやはり「毛」。人間の頭髪と一緒。

明らかに加齢で抜けてゆくのだと。



おしまい。


...

もみじ。 - 2004年10月27日(水)

今、バイト中である。

開けて1時間半も経つというのに、

なんてことだろう・・・客が誰一人来ない。

そんなわけで、やることがないからとても眠い。

がらんとした部屋が私にまるで、「寝てもいいよ〜」と

言ってるようだ、と言ったら言い過ぎだろうか・・・?


隣のホールからはフルートの音が聞こえてくる。

こんな平日に「秋の音楽祭」開催中。

ヒュル〜リヒュル〜リ流れてくる、童謡「もみじ」。

「やぁ〜まのふもとぉ〜の〜すぅ〜そ〜もぉ〜よ〜お〜〜」って、

メロディーに合わせて心で歌いながら・・・

助けて・・・・・

寝そう・・・・。


おしまい。




...

キャンペーン - 2004年10月22日(金)

先週金曜日の昼、とある駅に行った。

その駅から徒歩10分のところにある、物件の日当たりを

確認するためだった。

駅からマンションギャラリーの方に電話をすると、

担当営業マンが車で迎えに来てくれるというので、

交番の前で待つことにした。


交番は、駅前の広めの歩道の中に立っている。

待ち始めて一分か二分後、一台の大きめなワゴン車が入ってきて、

そのすぐ脇に止まった。

ボディーの前の方にはピーポー君の絵。警察の車だった。

中には五人ほどの人々。

何が始まるのかと眺めていると、黄色い「絶対ダメ!」のぼりの束を

持った若い男性が降り、ダンボールを持ったおばさんが降り、

白い横断幕をくしゃくしゃに抱えたおじさんが降りた。

そして、各自が慣れた手つきで

そこらじゅうにのぼりを立て、

ダンボールからパンフレットの束をとり出し、

薬物禁止の標語が書かれた横断幕を木にくくりつけた。


それは、私の周りで行われた一瞬の出来事。

「どいて」とも言われないので、

そのままいただけなのに、

気がつけば

「薬物防止キャンペーン」のキャンペーンガールのようになっていた。


おしまい。


...




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