台所のすみっちょ...風子

 

 

キムチ鍋 - 2004年12月22日(水)

先週日曜日の夕飯は、我が家ではこのシーズン2度目となる、

キムチ鍋であった。

前回同様、ビールを各自一缶ずつ飲み、ご飯を片手に

野菜と肉をたらふく食い、最後は残り汁にうどん2玉

を入れて存分に堪能した。


ところが明けて昨日、会社から帰った旦那が

「俺さ〜、なんか胃がおかしいんだよな〜。
 キムチ鍋の食べすぎかなぁ〜」

と言う。

私が「私なんて全然平気だよ。男のくせに情けないなぁ〜」

と反論してみたら

「食べる先からすぐに出るおまえがおかしい!消化が良すぎるんだよ。
 どういう体してるんだよ!」

などと半ば逆ギレされた。


か弱い女性を前にして、あんまりだと思ったが、

言われたことは当たっている。

そう、私は夫と同等、またはそれ以上食ってもビクともしない、

怪獣ばりの食欲の女。


で、今日、朝起きると、私の可愛らしい口元、ちょうど右の口角の当たりに

吹き出物ができていた。

胃が弱っているサインと見た。

人並み・・・そんな言葉が頭をよぎって

ちょっとホッとした。


おしまい。



...

なす術。 - 2004年12月19日(日)

さっきまで映画を観ていた。

な〜に、「観た」と言っても、終わりの10分ぐらいを

チャンネルを変えたついでに眺めていただけなのだが、

途中、歯を磨こうと洗面所に行って帰ってきたら、

さっきまで、男とイチャイチャしていた女性が

男の胸の中で息絶えていた。

そしてそのまま映画はジャ〜ンと終ってしまった。


リビングにいた旦那に尋ねてみる。

「ねえ〜、なんで?なんでよ〜?どうして死んだの?
 さっきまで元気だったじゃんよ。ねえ〜なんで〜?」

すると

「え〜、、知らないよ〜、、。良く観てなかったもん
 なんで、なんでってぇ〜、、あ〜、そんなこと俺に聞かれても
 観てないんだから、俺にはなす術が無いよぉ〜」

と訴えられた・・・って、そんな大袈裟な・・。


おしまい。


...

焚き火。 - 2004年12月18日(土)

昨日の夜は北風がすごかった。

蒲団の中でそのピューピューという音を聞いていたら、

「さざんか さざんか 咲いた道〜。焚き火だ 焚き火だ
 落ち葉焚き〜。あ〜たろうかあたろうよ。北風ピューピュー
 吹いている〜」

という童謡を思い出した。


さざんか。焚き火。北風。なんとなく言葉の一つ一つが懐かしい。

「東京の子供は焚き火なんてしないんだろうな・・・」

ふとそんな気がして、横にいる旦那に話し掛けた。

「子供の頃、焚き火ってしたことある?」

「あるよ」

「なんか焚き火してみたくない?落ち葉拾ってきて、お芋とか焼いてさ〜
 楽しそうだよね」

「う〜ん・・俺は焼き芋はあんまり好きじゃないから、焚き火はしたくない」

彼の言葉が私には意外だった。

冬の夕暮れ。赤や黄色の葉っぱ。ふわりとのんびり空に上ってゆく煙。

そして甘くてホクホクの芋。

このシチュエーションが嫌いな人がいたとは・・。


「じゃあさ〜、何を焼いたら焚き火する気になる?」

改め彼に聞いてみた。

すると、返って来た返事は

「そうだな〜。蛤!」


へっ?は、蛤って・・。


おしまい。



...




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