台所のすみっちょ...風子

 

 

ピクルス。 - 2005年01月26日(水)

新潟の実家から、欲張ってジャガイモ一箱を持って

帰った私だが、実はもう一つ欲張ったものがある。

ピクルスだ。

母の手作りで、とっても美味しい。

私はそれをらっきょう代わりにカレーのお供にしたり、

細かく刻んでスモークサーモンと混ぜてクラッカーに乗せたりする。


初めて貰ったのは2年前。

本当にビックリするくらい美味しくて、

たちまち「次に帰った時も欲しい!」とお願いした。


母親というのはどこでもそうだと思うが、子供のそういう

言葉がうれしくて、ついはりきってしまうようだ。

夏より冬、また夏・・とその量はどんどん増える一方。


そしてこの冬、実家に帰った時は、

果実酒用の8リットル容器に2つ、

通販でもやるのか?というぐらいできていた。


そんなわけで、我が家の夕げには必ずピクルスの小皿がつくようになった。

例えおかずが焼き魚であろうとも、煮物であろうとも、必ずつく。

初めは「カレーでもないのに、単品で食べるのはきついな〜」

と言っていた旦那と私だが、最近ではその酸っぱさも気にならなくなり、

沢庵を口に運ぶ如くにするする食えるようになった。


この東京砂漠で肩を寄せ合って生きる私達夫婦。

何かとお疲れ気味である。

酸っぱさに抵抗感がないのは、体が酸を猛烈に欲しているからに違いない。

そう、少なくとも食べすぎで、

舌が麻痺しているとは思いたくない。


おしまい。


...

彼女んち。 - 2005年01月25日(火)

今日、家の近所のスーパーで、バイト先の同僚Sさんと会った。

彼女はご近所さんだが、外でバッタリ会うのは初めてである。

手に持っていたカゴの中はまだ空っぽで、

「もうずいぶん買ったのね〜夕飯は何?」と

私のを覗きながら質問する。

「うちはね〜、今日ビーフシチュー!」


「ビーフ」という言葉を口に出すのがうれしくて、

つい、声が大きくなった。

だって牛肉はお高くて、ビーフシチューなんて

我が家ではめったに食べられるものではない。

今日は新潟の実家にあった肉をかすめて冷凍しておいたものを、

使う予定だった。


「なんか面倒くさくなっちゃったなぁ〜。」

彼女はカゴをブラブラさせながらそう言い、

「私、やっぱ惣菜買って帰るわ!じゃあね〜」

とデリカコーナーへ行ってしまった。


数分後、ビーフシチューとはまったく関係のないゴマ油が見つからず、

売り場をうろうろしていたら、また彼女にあった。

カゴには予告通り、お惣菜が入っていた。

鳥のモモ肉1枚をから揚げし、あんをかけたものと、

かぼちゃの煮物が5切れぐらい入ったパックが1つずつ。


彼女は旦那さんと2人暮らし。だが、それにしては少ない。

思わず、「S家は少食なんだね〜」と言ってしまった。


さて、夜、うちの食卓に並んだのは、

シチュー皿にたっぷり盛ったビーフシチュー。ぜんまいとちくわの煮付け。

トマトサラダ。新潟から持って帰ったピクルス。同じく母手作りの切干大根。

たらこを焼いたもの。それと、残っていたジャガイモの煮物。


私はマジマジとそれらを見た。

そして、Sさんのことを思い出した。

彼女んちの少なさは、それで健康を維持していけるのか?と

心配になるが、うちのこの多さもどうなんだろう・・と。


おしまい。


...

ジャストイン! - 2005年01月22日(土)

それはおとといの昼、マンションを出てすぐの出来事。

横断歩道を渡るべく、軽快に歩を進めていると急に足が動かなくなった。

左足がまったくうんともすんとも言わない。

恐る恐る足元を見たら、

ハマっていた。横断歩道の白線のすぐ脇のマンホールに。ヒールのかかとが。

マンホールのふたに5つぐらい空いてる穴の一つに、

あつらえたようにヒールのかかとがピッタリとハマッている。


当たりをキョロ、キョロッと伺いながら、靴を履いたままグイグイ動かしてみた。

だが、かかとは一向に穴から抜けない。

右からも左からも車がやってくる。

仕方ない。靴を脱いだ。そして思いっきり引っ張った。

ヨイショ〜ヨイショ〜。

2、3回引っ張ってようやく靴は抜けた。

かかとはもうボロボロだった。


取りあえず胸を撫で下ろし、顔を上げ、改めて当たりを見回すと、

右にも左にも私を中心として車が繋がり・・・渋滞になっていた。


迷惑かけてすみません。


おしまい。



...




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