![]() |
ナイナイ・シックスティーン。 - 2005年02月23日(水) 三月いっぱいで私は職を失う。 マンション購入で住宅ローンも待ち受けているので、 これはプラプラせず、絶対働いた方がいい。 というわけで、最近の傾向だけでも見ておくか、と 昨日の深夜、新聞の求人欄に目を通してみた。 だが、「あっ、これいいじゃん!」というのは25才迄だったり、 MACが使える方だったりして、なかなか条件に合うものがない。 「無いもんだなぁ・・・」 新聞に目をやりながら、何気にふと呟いたら、 横から 「♪ナイナイ職がない、ナイナイナイ職がない〜♪」 という歌声が聞こえた。 顔を上げて見ると、なんと、旦那が腕をビュンビュン振り、 宙で大きなバツを描くような仕草をしながら、 シブガキ隊の「ナイナイ・シックスティーン」をアレンジして 歌っているではないか。 「ちょっとやめてよね〜、何それ?」 私のブーイングで彼は歌うのをやめたものの、 顔のニヤニヤは止まらない。 その後、しばらくして 「あ〜、もうやんなっちゃう!ぜんぜん無いじゃん!」と あまりの求人の無さにムカついて叫んだら、 今度は 「♪じたばったするなよ〜♪」と歌われた。 家計のことをどう考えているのだ・・・?・・。 おしまい。 ... 使い道。 - 2005年02月22日(火) 三月いっぱいで閉鎖する私のバイト先。 公共のビルの中の一角なので、次は何が入るのかと、 事務所の人に聞いてみるのだが、その度に「さぁ〜」という返事。 ところが、おとといの日曜日。 仲の良い事務所のおじいちゃんが、私にこっそりその場所の 使い道を教えてくれた。 彼曰く 「いや〜、ハロー○ークの分室ができるらしいよ。 パソコンで職探しもできるみたいだよ」 何?それって4月からの私のため? おしまい。 ... PRICERESS - 2005年02月21日(月) 夕方、バイトの帰りに旦那と二人で不動産屋に行った。 マンションのルームプランを相談するためである。 終ったのは7時頃。帰って夕飯を作るのは面倒だったので、 ラーメン屋に寄ることにした。 というか、終るのが遅かろうと早かろうと、 今日は初めからそのつもりだった。 そこは、私の十年来のお気に入り。 普段は遠くていけないので、こうして不動産屋に行く度に食べて帰るのだ。 ちなみに不動産からは車で20分ぐらいの場所にある。 久しぶりに食べた塩ラーメンはやはりとても美味しかったのだが、 実は来る25日の給料日を前に、もう我が家にはお金がない。 だから、お会計の1600円が本当は痛かった。 最後の二千円を使い、残りは400円になってしまった。 「もったいないなぁ」と「美味しかったぁ」が頭の中でさんざん交差した挙句、 やっぱり良かったと私は思い直した。 あのしこしこした麺。分厚いトロリとしたチャーシュー。 絶妙な塩加減。そして、ありがとうございました〜と言ってくれた時の 店主のオッサンの笑顔。 そのすべてが何より私を幸福にしてくれた。 そうなのだ、お金じゃないんだ・・この幸福感が大切なのだ・・と。 駐車場までの道すがら、私の頭にテレビで聞いたあるフレーズが浮んだ。 「お金で買えない価値がある。プライスレス・・・」 こんなにCMに励まされたことはない。 おしまい。 ...
|
![]() |
![]() |