ミドルエイジのビジネスマン
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同じ週に2日連続の社外への報告と2週連続の案件に関する社内会議が終わった。怒涛のような日々の続いた週はやっと終わったが、最後の会議用のレポートは帰宅時間を節約するため、自腹でホテルに泊まって仕上げた。会社のために仕事をするのに、何で自分がお金を払う羽目になるんだ。
ともあれ、日曜日は完全オフということで、またまたデッキでビールを飲みながら、読書。副島隆彦著「ドル亡き後の世界」。これがまた、アメリカ金融界激震という、救いようのない近未来を指摘する内容だった。アメリカ激震とあれば、踏み台にされる日本も当然大変なことになる訳で、将来暴落する株式市場の大底で買うべき会社の一覧表というのもついているのだが、シナリオどおりであれば、自分も含めた大方の人々は大底を待つ前に、相場下落の過程で会社が傾き、生活が困窮してしまうに違いない。
オレンジ色の夕日が沈もうとしている光景は、電車の中から眺めた。こんなに天気がよい日だったが、オフィスに行って、仕事をしてきたのだ。天気の良い日は働く日でも休みたいのというのに、休むべき日に働きに行くなんてと、腹立ち紛れに、家族に当たってしまった。
金曜日は、昭和16年卒業のお爺さんまでが出席する同窓会の受付をやってきた。何一つメリットもないが、お世話になった方が熱心なので、お手伝いと思って何年も続けてきた。しかし、時は移って情勢も変化する。ある者は態度が大きいと嫌われ、ある者は高齢化して出てこなくなる。
しかし、あれだけいると、中には変わった人もいて、同じクラスの同級生同士で国会議員になったという話をしている人もいた。ミーハー気分で国会議員と名刺交換をしてきた。
2009年10月31日(土) |
キャンピング トレーラー |
近所で開催されたアウトドアライフのフェアにキャンピングトレーラーが展示されていた。普通免許で牽引でき、4人が泊まれるトレーラーが2百万円くらいで手に入るそうだ。中古なら安いかと言うと、みんな同じことを考えているので、割安でもないそうな。カタログを貰ってきた。なんと、製造しているのはスロベニア。スロベニアって、どこにあるんだっけ。
夜寝る前にカタログを広げると、まだ眠っていないのに夢が広がる。いいなあ、オンボロ車でトレーラーを牽いて全国を旅して廻ろうか。オートキャンプ場は高いので、森の中の空き地を借りるか、安ければトレーラーを留めるだけの敷地を買って、そこをベースに観光する。バスが停車できるくらいのスペースがあれば停められる。昼間は海を見下ろす高台の駐車場の一等地に停めて、キラキラ輝く海面に目を細めながらコーヒーを飲む。一人で走り回る分には折りたたみベッドを片付けなくてもテーブルセットが使えるので、自由気ままな生活ができる。
一度家を出たら一ヶ月くらい帰って来ない、そんな生活を体力のある六十代のうちに経験してみたいものだ。
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