戯言。
2003年11月13日(木)  シードの日記・その1。

コレはナッシュの日記のウラ日記。
やべ、ほんと楽だわ〜日記(笑
てかシーナツは本編に添うとどぉ〜しても避けて通れない事柄が
アレなので(ザジとかルルノイエとか)、こゆのは気軽にできて良
いわ〜♪


*****

○月△日


良い天気だ。
だが俺は滅茶苦茶暇だったりする。
別に仕事をサボってる訳じゃないが、もともと俺は軍人、しかも
実戦向きだから細々したデスクワークはあまり回ってこない。
だからあの国がまだ存在してた頃は大抵兵士の訓練をしてた訳だ。
だがここが同盟軍の....いや、デュナンの一部となった今となって
は俺の仕事は殆ど無い、なんたって必要最低限の兵士しかおいて
ないからな。

だからいっそのことハルモニアの辺境警備隊に入ろうかと思った
んだが、あいつが「絶対ダメだ」と怒るので仕方なく断念した。
あそこなら出自も問わず実力だけでやってけるだろうから、俺に
は格好の仕事場だと思ったんだけどな。
でもたまには実戦に出ないと腕が鈍る、と愚痴をこぼしたらあい
つの上司に辺境警備隊臨時隊員という名目でモンスターの巣窟に
飛ばされた。
なかなか手強い任務だったが、まぁストレス発散出来たしあの腹
黒神官将に一泡ふかせられるし、一石二鳥だったな。
あれは確実に殺る気だった....そう上手くいくかよ。
俺の能力を甘く見やがって....ざまぁ見やがれ。
でもま、その時の仕事ぶりがお偉いさんの目に止まったらしく、
たまにあいつ経由で俺ご指名の仕事が入ってくるようになったか
ら一応感謝しておくとしよう。
ストレス発散の場はこちらにとってもありがたいからな。
....とまあそんなことがあったので、今はハイランド県警備責任者
兼辺境警備隊臨時隊員ってところだ。
ちなみに今はハイランド県の警備責任者。


で、暇を持て余していた俺のもとに手紙が届いた。
その手紙を携えてきたのは口が達者なナセル鳥。
そう、手紙の送り主は今任務中のあいつだった。
珍しいな、手紙なんて滅多に寄越さないのに。


シード、元気か?
俺はすこぶる元気だ。
早いところ任務を終わらせて帰りたいよ。



書いてあったのは、これだけ。
あいつらしいというか........なぁ。
こりゃ相当キてるな。
日頃ヘラヘラしているように見えるあいつが、本当はとても繊細
な神経の持ち主だと知っている人物は数少ない。
そしてあいつがそんな感情を見せるのは俺だけ。
ついでに言っておくと、あいつの些細な変化に気付くのも俺だけ
だと自負している訳だ。

で、今回のこの手紙。
何気なさを装っちゃいるが、最後に本音が出たらしい。
確かに今回は面倒そうな任務ではあったが、あいつがここまで追
い詰められる程のものとは思えない。
....本来は極秘任務なんだが、内容とだいたいの期間を言ってから
出掛けるんだよな、あいつ。
まあその分俺の任務も口を割らされるんだけどさ。
この辺は俺たちの上官もしぶしぶながら納得したらしい。
いったい全体どんな手を使って納得させたのかは未だに謎だ。
そんな訳であいつが窮地に陥ったときは俺が援護しに行く、とい
う密約も交わされているとかいないとか。

まあそれはおいといて、だ。
とりあえずあいつに何かあったのは間違いない。
でもハルモニアから何も言ってこないってことは、危険に直面し
てる訳じゃないんだろう。
ということは........また何か厄介ごとに巻き込まれたか。
確かこないだはルックとかいう小生意気なガキに拉致られそうに
なったとか言ってたし....そう、あいつは妙にもてる。
しかも厄介な奴らに........な。


良し、迎えに行くか。
いい加減退屈だったし、何よりあいつが心配だ。
んじゃとりあえずはクルガンとクラウスの許可でも取ってこよう。


待ってろよ、ナッシュ。


******


まずはシードさん出発編。

なんか長くなりすぎ〜
てか外伝後のシードがどうなってるか、ここで設定作ってみた。
とりあえずはこんな感じでいくかなぁ?
ま、その辺はおいおい。


2003年11月07日(金)  ナッシュ(外伝後)の日記・その2。

やべ、面白いわ日記(笑
ネタは出るんだがちゃんと起承転結にならんのが痛いところ。
それをこんな書き方で誤魔化すヘタレ人間約1名....


*****

△月×日

今日もいい天気だった。
雲ひとつ無い青空が広がっていた....俺の心中とは裏腹に。

そう、朝っぱらからあいつに出会ってしまったのだ。
だいたいな、俺は好き好んでこんな顔カタチに生まれてきたんじ
ゃないっつの!
それを「男にしておくのは勿体無い」とか「透けるような白い肌」
とか言われても嬉しかないわッ!
挙句の果てには赤い服着たあいつに背後から羽交い絞めにされて
「貴方には赤が良く映えますね....」だぞおい。
自意識過剰にも程があるってもんだろ?
.....................ま、発言自体は否定しないけどな。

そんなこんなで行く先々でカミューに拉致られそうになったかと
思えば、今日に至ってはあの小生意気なガキ....ルックにまで遭遇
してしまった。
ササライ様と同じ顔で疑問系命令してくるんだぞ、さすがの俺で
も慌てるって。
カミューと睨みあってる隙になんとか逃げおおせたのが救いだっ
たな。この点でだけは礼を言っておく。

で、無事仕事は終わらせたものの疲れ果てて宿屋に戻った俺を待
っていたのは宿屋の主人の笑顔だった。
主人に「あんたの知り合いって男前が来たから部屋に通しておい
た」って言われた直後、一瞬あの黒い笑顔が目の前に浮かんだ。
あいつなら....カミューならやりかねん。
というか似たような手口で夜這いかけられそうになったし。
あれ以来熟睡できず、俺の疲労はピークに達していた。
でも部屋に戻らないわけにはいかない。
こうなったら実力行使も選択肢のうちだよな、正当防衛だ。
意を決して自室のドアを開けた俺の目に映ったのは、赤。
いつもの、赤、だった。

「お〜、お疲れ。そろそろ終わった頃だと思って迎えに来た」

しばらくぶりに聞いたあいつの声。
それに安堵したのと張り詰めていた気が抜けたのとで、思わずド
アにもたれかかってずるずると座り込んでしまった。
そしたら「そんなに疲れたのか?今回の任務」と言って頭をぽん
ぽんと撫でられた。
他の奴だったら子ども扱いするな!と言って抵抗するんだが、シ
ードにこれをされると何故か安心する。

そのまま立たせてもらってベッドに転がって。
最初は互いの近況報告のようなたわいない会話だったんだが、つ
い俺がエキサイトしてここ最近の苦労への愚痴を延々と語ってし
まった。
その最中ずっと、俺の横に腰掛けて話を聞きながら指で髪を梳か
れて。落ち着いた。
実際カミューの話あたりで結構キレかけてたと思うんだが、それ
でも俺の髪を梳くしぐさは相変わらず優しくて、安心した。
シードって普段はちょっと意地が悪くて大人気なくて俺様なんだ
が、俺が本当に参ってる時はとても優しい。
で、そのまま久しぶりに熟睡しちまって今に至る。

この日記をつけてる今、横のベッドではシードが寝息をたてている。
昔は他人と一緒にいてこんなにも穏やかな気分になれたことは無
かった。家族....いや、ユーリと一緒にいる時でもここまでではな
かったような気がする。
なのに、何故なんだろうな。
赤の他人の筈なのに、ただいるだけでこんなに落ち着くのは。
何時の間にか、家族よりも近い場所にあいつはいる。
そして、そんなあいつの存在に救われている俺がいる。
こんなこと面と向かって言えやしないけどな。

わざわざ来てくれて、傍にいてくれて。
ありがとな、シード。


******

最後はちょっと意味不明〜
てかシード出てきた途端にガツンと甘くなっちゃったような気が....
しかも何時の間にかワタシ的シーナツ論ちっくになってしまい収拾
がつかなくなってしまった(爆
そのうちなんとかするけど。


2003年11月06日(木)  ナッシュ(外伝後)の日記・その1。

見事な予告破りをかましてしまったが、まあ問題なかろう。
てかオーリジハロウィン、ネタが微妙だったので却下した(爆

で、ふと思いたったのでキャラによる日記でも。


******

○月×日


今日もいい天気だ。
絶好の旅日和だな。
しかも待ちに待っていた金が届いたので空腹も満たされたし
野宿もしなくて済む。
なんて素晴らしい日なんだ。

と思ってたんだよな、宿を出るまでは。

勘定を済ませて宿を引き払い、足取りも軽く出発した俺の目
の前に現れたのは、何処かで見たことのある男だった。
まさか....

「おはようございます、ナッシュ殿。もうお出かけですか?」

............俺はこの瞬間、神を呪った。
なんでこいつがこんな所にいるんだ。

そう、俺の目の前にいた人物、それは元マチルダ赤騎士団長・
カミューだった。
デュナン統一戦争が終結した直後のグラスランドで知り合っ
たのだが、何故だか気に入られたらしい。
あれから何度か偶然と称して(素晴らしく不自然なんだが)再
会し、その度に口説かれている。
しかもどうやって調べたのか、俺の実家のことまで知ってい
るらしい....俺の中では要注意人物リストの上位に入っている。

こりゃまずい奴に見つかった、と逃げる手立てを模索してい
た俺は、カミューが目の前まで来ているのにすら気付いてい
なかった。

「....まったく、挨拶くらい返してくださっても良いでしょう
に。つれない方だ」

その声にふと顔を上げると、目の前にカミューの異常に整っ
た顔があり、俺は思いっきり後ずさった。
い、いつの間に....
そして俺はここできちんと逃げ切っておかなかったことを後に
後悔することになる。

とりあえず距離を置けたことに安堵した俺は、カミューの真の
恐ろしさをすっかり忘れ去っていた。
そう、あの黒いオーラのことを。
その後のことは思い出したくも無い....
つまりは強制的に拉致られた訳だ。

そしてそのまま結局一日あちこち連れまわされた。
カミューの取った宿(いつの間に手配してたんだか)に連れ込ま
れる寸前で、奴の相棒が迎えに来てくれてなんとか助かったん
だが。
あの時のマイクロトフは、後光がさしていた。
彼が来なかったらどうなっていたことか....
あの黒いオーラは、ササライ様に通じるものがあるからな。

ああ、早く我が家に帰りたい。
やっぱり我が家がいちばんだよな。
ちょっとばかり意地が悪くて大人気なくて俺様な同居人を物凄
く懐かしく感じた。
よし、この仕事サッサと終わらせて帰るぞ。

頑張れ、俺。


******

いきなりカミュだし、しかも黒だし....
ちなみにワタシ設定の外伝後ってところ。
噂の同居人は言わずもがな元ハイランド猛将殿。
シーナツ←カミュ、って感じ?
なんかナッシュ口調にも少しづつ慣れてきた模様。


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