戯言。
2004年03月20日(土)  がふ。

菊リョ系リンクを辿って偶然お邪魔したサイトさんですげえ好みの跡部様発見............跡リョさんだったけどね(遠い目
そりゃものごっつ好みの跡部様ではあったが、果てしなく狭いココロの持ち主としてはやはり跡部様の中には宍戸さんがいないといけませぬ。
という訳で超カーワイイ菊リョを堪能した後、泣く泣くウィンドウを閉じたとさ。


てかスカパ解放デーだったのでいろいろ見てたら、AXNでVGMやってたので途中から観てしまった。
コレ観たかったんだよね〜
てかユアンがすごいキレイなの!ヤバいキレイなの!
プライド高くて女王様ですごいキレイだけどどっかカワイくて素敵。
これぞ受けの女王!
なんかどっかの跡部様とか三上とか思い出してしまったがね....(痛
あ、でも跡部様と三上はあんなにオープンというか節操無し....良く言って奔放ではない。
ていうか跡部様は×の左側だから!(そこ強調


ところでスカパ解放デーついでにテニプリミュージカル覗き見してるんだが、あれってどうなの許斐センセ....
一応反転文字にしとこ。テニミュ好きは見ないように、忠告したぞ。

とりあえず氷帝は出てこなくて良いです(いきなりそこか
ほんっとお願いします出てこなくていいです(しつこいぞそこ
どぉーーーーーしても氷帝出すなら跡部様と宍戸さんは無かったことに(跡宍いなくてどうするよ
アニメすら耐え難いんだ、この上実写とか言われたらほんと死ぬから。
諏訪部さんが声当ててくださるなら.....あ〜やっぱ無理だろな。
で、手塚が果てしなく忍足....髪黒かったらほんと忍足。
こないだアキバのソ○マップで見かけたあっち系の兄さん彷彿(失礼だって
大石の髪型、リアルにするとああなるのか(驚
水泳キャップ...............
おチビと桃と海堂は悪かないな。不二と乾も許容範囲内か?
てかタカさん役の方がいっちゃん男前なのでわ....あわわ。
それから気安く「おチビちゃん」って呼ばないそこ!
おチビと呼ぶのは菊の特権だ。
テニスシーンは頑張ってるのでま、悪かないかもしれんけどそもそもこれミュージカルにしてる時点でどっか間違ってると思うんだけど....
これ以上言っても評価は変わらなそうなので終わっとけ。

ま、そゆことさね。
ちなみにもともと見る気なかったテニミュを何故見る気になったかというと、アマゾンで見たテニミュCDのジャケが菊リョだったから....
分かり易すぎだってアンタ。激ダサだな。
てかアニプリ最初から流してくれるなら契約チャンネル増やすんだけどね。
でも月額1500円はなぁ....(菅生修が気になるらしい



2004年03月19日(金)  シアワセ論その2。

昨日の日記では、一方通行での【幸せ】について考えたが、今回はそうでない場合の【幸せ】について考えてみる。

というかそゆネタが上がっただけなんだが(爆
とりあえず跡宍。でもアシスト菊リョ(笑
いつも通りの電話ネタ。実はこのカタチ結構好き。


「跡べーおれおれ!」
「珍しくマトモな時間だな、菊丸」
「うわひどっ!いきなりそんなこと言う?」
「てめえの日頃の行い考えたら誰でもそう思うだろうが」
「ちぇ〜っ、跡べーめ」
「........で、今日は何だ?また越前がどうかしたのか?」
「へへ〜ん、今日は違うんだな♪インサイト敗れたり!」
「..........切るぞ」
「ちょっと待って待って〜!冗談だってば」
「で?」
「あのさ、跡べーの幸せってなに?」
「....は?」
「だから〜、跡べーってどんな時幸せ?」
「なんだいきなり」
「今日さ、そんな話出たんだよね。で、跡べーはどうなのかと思って」
「....てめぇは何て答えたんだ?」
「おれ?もっちろんおチビちゃんとラブラブな時って言ったけど?それとおチビとテニスしてる時でしょ、あとね〜おチビがおれの名前呼んでくれる時と〜」
「....もういい」
「え〜まだまだあるのにぃ。おチビと」
「....分かった。つまりは越前絡み全部だろ?で、何で俺なんだ?」
「へ?だって跡べーっていっつもニヤニヤ笑いしかしてないからさ、どんな時に幸せ感じるのかなぁ、って思って」
「ニヤニヤ笑い、ね」
「そうそ。で、どんな時?」
「....ま、てめえと同じようなもんだな」
「そうなの?」
「ああ」
「宍戸とラブラブしてる時とか?」
「........」
「宍戸が目ぇ潤ませて見上げてくる時とか?」
「............ち、ちょっと違うかもな(汗」
「じゃ、どんな時?」
「そうだな....これといった時じゃねえな」
「え?」
「てめえに分かるかどうかは知らねぇが....心が、寄り添ってるって理解る時」
「心が?」
「ああ。物理的に近くにいなくてもいい、心が近くにあればそれで良い」
「それってどんな感じ?」
「そうだな....例えば、何かしら嫌なことがあって凹んでたりするだろ?」
「跡べーもそんな時あるんだ」
「もちろんあるぜ?てめえほどじゃねぇがな」
「....失礼な!で?」
「ああ、話の続きか。で、そういう時、何故かあいつが横にいる。別に何かしてくれるとかそういうんじゃねえ。ただ黙って傍にいる、それだけで心が落ち着く」
「でもそれって」
「まあ確かに身体も近くにいるが、それ以前に俺が凹んでることに気付くのはあいつだけだ。自慢じゃねえが本心を隠すのは得意だからな」
「おれにも隠してるの?」
「隠してんならンな話してねえよ....ったくいつの間に入り込んできたんだか」
「なんか人聞き悪いぞ跡べー」
「気にすんな。というか実際俺自身も気付いてねえことに気付くんだよあいつは。
それくらい心が近くにある、俺はそう考えてる」
「ふ〜ん、なんかすごいなぁ....跡べーも宍戸のこと分かるの?」
「なんとなく、だけどな」
「でもってそういう時幸せ感じてるんだ、跡べーは」
「まあ、そういうことだな」
「じゃあおれ達と同じだね♪」
「....菊丸、てめえ俺の言うことちゃんと聞いてたのか、あぁん?」
「聞いてたよ〜!だから一緒だねって言ったんじゃん」
「どこがだどこが」
「つまりはいちばん好きなヒトと一緒にいる時でしょ?やっぱ同じじゃん」
「......ま、そういうことなのかもな」
「そっか〜跡べーも人並みに幸せ感じてたんだぁ」
「........何が言いたい」
「桃が『跡部さんって普通に笑うことあるんスかね?』って言ってたから、おれもちょっと気になったんだよね」
「桃城が?あの野郎....まあいい。ところで菊丸」
「ん〜?」
「今した話、撒くなよ」
「ハイハイ分かってるって」
「撒いたら越前にあの事チクるからな」
「あの事?」
「こないだの電話で....」
「ちょ、ちょい待って!」
「ついでに不二辺りにも撒いといてやるぜ?」
「ダメ!マジ勘弁してよ跡べー....絶対言いません約束します」
「交渉成立、だな」
「ちぇ〜っ、ちゃっかり跡べーめ」
「....何か?」
「なんでもないで〜す」
「そうか」
「....あのさ」
「何だ?」
「........えっと」
「ああ、そういうことか。いいぜ、越前に言いたいんだろ?」
「なんで分かったの?」
「インサイト、なんじゃねぇのか?」
「やるな跡べー」
「てめえが分かり易すぎるんだよ。ほら、越前に教えてやるんだろ?早く電話しねぇとあいつ寝ちまうぜ?」
「あ、そうだった!じゃね、跡べー」
「はいはい....もう一度言っとくが、他に撒くなよ?」
「ほいほい、分かってますって!」


跡部様のシアワセ話もとい攻め側ノロケ話....これでもちゃんと言い切れてないんだけどね。
にしても完ッ全に保護者だね跡べー(^^;
この【跡べー】で菊と跡部様の仲良し設定決まったんだよな。
でも実際気ぃ合いそうなんだよね、この2人(あくまでワタシ設定だが
跡部様と菊、実は仲良し設定。
世間広しと言えどもこんなこと言ってるのは自分だけだろうなぁ。
....あ、菊跡とか跡菊とかでは絶対無いから誤解無きよう。


2004年03月18日(木)  自分の傾向について考えてみる。

何を今更、なんだがな。
愛の無いカップリング小話は書けないらしい。
ちょっとした事情で某ネオロマンス系サイトさん(ノーマル傾向)回ったんだが、そこで痛系ネタを目にしたのでちょっと考えてみたのさ。
リョ→菊とかレゴ→フロちゃんとか。
※菊とフロちゃんが不幸になるのは根本的にダメ
※跡部様と宍戸さんを不幸に出来ようか、いや出来まい



3時間考えて全然浮かばず。



やはり報われない系は無理だということが判明。
そして自分は世間様で言うところのベタ甘が好きらしい。
真面目なネタも出せば出るが、そういや結局のところベタ甘だな、と。
ここでは随分前に菊リョで痛ネタ出したが、それでもリョは菊のこと忘れないんだよ結局。
菊に囚われたまま生きていくんだよね。
これをベタ甘と言うか否かは分かれるだろうが、ワタシとしては甘いと思うのだ。
痛いけど甘いのよ。この辺りの線引きが難しいんだが。



それともひとつ、【幸せ】というテーマ。
これ、二次創作(と言わせてくれい)に手を出し始めてからの命題なのだが、ほんと難しいよな。
随分前にメモッた似非夢が出てきたのでリサイクルしてみるが、とりあえずワタシの解釈はこんなところだろうか。

*****
※LOTRのレゴ悲恋夢....だったらしい
※主人公は人間でレゴと恋仲だったが、レゴが記憶無くして他のエルフと出来上がってしまった設定だと思われる(ほんとの所は忘れた


乙女は眠る
光の揺りかごの中で
その顔に浮かぶは至福の微笑


人魚姫、って童話があってね。

人魚姫?

そう、人の世では良く知られている童話なの。

どんな話なの?

海の底に住む人魚のお姫様が、人間の王子様に恋をするの。
父王に海の底から出てはいけないって言われてるのに出かけてって、そこで嵐にあう王子様の船を見つけ、彼を助けるの。
そして彼に恋をしてしまう。

でも、その恋は....

そうだね。
でも王子様のことがどうしても忘れられなくて、彼女は海の魔法使いに頼み込んで陸にあがれる薬をつくってもらった。
尾びれを二本の足に変える代わりに、彼女の持つ美しい声を差し出して、ね。
薬を渡すとき、魔法使いは言った。
「もしその王子と結ばれなければ、お前さんは海の泡となって消えてしまうことになる」と。
それでも人魚姫は陸に上がり、王子様のもとへ辿り着いた。
彼は彼女を気に入り、自分の近くに置いたわ。
でも再会した王子様は、他国の王女様と婚約していたの。
人魚姫が助け、陸まで運んだ彼を近くの修道院に来ていた王女様が見つけ、介抱していたのね。
そして王子様は彼女を命の恩人と思い込み、彼女に求婚したの。
身分も家柄も文句無し、彼らは婚約したわ。
彼は確かに人魚姫を気に入った、但し妹の様な存在として、ね。

そんな....

でも人魚姫は、それを黙って見ているしかなかった。
だって彼女は声を出せないから。
彼らが惹かれ合うのを、王子様の傍でただ見ているしかなかった。
そして婚儀の前夜。
船の上で悲しみに暮れる人魚姫に、声をかける者がいた。
それは彼女の姉王女達。
彼女達は美しい髪を差し出し、人魚姫を救う手立てを得て来たのよ。
一振りの短剣を差し出し、この短剣で今夜じゅうに彼を殺せば前のように海の底で暮らせる、海の泡にならなくても良いんだ、そう繰り返して帰っていった。
そして、人魚姫は短剣を手に、王子様の寝室に行った。
短剣を振りかぶり、これで懐かしい海の底に帰れるんだと念じながら.........振り下ろすことは出来なかった。
それほどまでに彼を愛してしまっていたから。
朝になって、人魚姫は海の泡となって消えてしまう、これで終わり。

なんて悲しい話....

皆そう言うし私もそう思うんだけどね、人魚姫は幸せだった、そう言った人がいたんだ。

何故?

その人が言うにはね、人魚姫は、消えてしまえたから。
愛する人が自分以外の女性を愛す姿を見つづけなくてはいけない、その方が辛いだろうって。
それに皆魔法使いを悪者扱いするけれど、寧ろ魔法使いは人魚姫の事を大事に思っていた、本当は彼女を止めたかったけれど、恋する気持ちは止められない。
せめて彼女の苦しみが長く続かない様に。
そう思って薬を渡したんじゃないか。
だからこの物語って案外ハッピーエンドなのかもしれない、って。

そうなのかしら?

ん〜私には良く分からないけど、少なくとも人魚姫は幸せだったと思うんだって。

結局消えてしまったのに?

うん、でも多分幸せだったんだろう、って。
なんか難しいよね、人を好きになるのってさ。

そうね。
私達エルフは心から愛する相手と永遠に添い遂げるから、恋が破れた後を見ることはないし、貴女もそんな立場に立たされることはないでしょうね、彼の様子だと。

アルウェン、勘弁........

ふふふ、照れなくても良いわよ。



あれはいつの頃だっただろうか。

そうだ、幸せがまだ近くにあった頃。
彼が、私を見ていた頃だ。


ねえアルウェン、いつだったか話した人魚姫の物語、覚えてる?

ええ、覚えているわ。
未だに貴女のご友人の言ったことが分からないもの。
私にはどうしても、悲しい話にしか思えないから。


アルウェン、私はね、今だからこそあの話の救いが分かるんだ。

何故?
だって人魚姫はかなわぬ恋に苦しみ、悲しみの中消えてしまうのよ?
それが何故救いになるの?

救いだよ、アルウェン。
確かに恋が実らず消えてしまうのは悲しいかもしれない。
でもね、消えることも出来ずに生き続けるほうが辛いと思うの。

そんなこと....

あるんだよ。
でも、貴女には分からないかもしれない。
あ、悪い意味じゃなくて、良い意味で、だからね。
アルウェンはこの世でいちばんの幸せを持ってるから、分からないんだと思う。

いちばんの幸せ?

そう、愛する人に愛されてる、ってこと。

....

あの頃は私もそうだったから、分からなかった。
でもね、こうなった今だからこそ、あの話の救いが分かるんだ。

それでもやっぱり納得いかないわ。
だって、死んでしまったら全てが終わりじゃない?

そう、死は全てを終わらせる。
彼は....レゴラスは私の生涯唯一の人だわ。
彼以上に愛せる相手なんて存在しない、そう言い切れる。
その彼が、私ではなく他の女性を愛する光景をこの先死ぬまで眺めながら生きていくのかと思うと、悲しみで心が裂けそうだよ。
せめて私がエルフなら、悲しみで死んでしまえたのに。
人間である自分が、悔しくてならないよ。
人間であるが故に彼と永遠を分かち合うこともできず、人間であるが故に彼を想って死ぬこともできない。
私には魔法使いはいないから、ね。
この先、この心の痛みと共に生きていかなきゃいけない。
人魚姫が羨ましくて仕方が無いよ。

............

でも、私は幸せだよ。

幸せ?

うん、幸せ。
だって、大好きなレゴラスが幸せなんだもの。

でも....貴女自身の幸せはどうなるの?

私?幸せだよ。
彼と共に生きる、それも幸せ。
でもそれはいちばんの幸せじゃないんだよ、アルウェン。
大事なのは彼が....レゴラスが幸せなこと。
彼が笑っていられるなら、それで良い。
それにね、人間である私は命に限りがある。
人間の身である私は、彼の永遠を奪うことしか出来ない。
でも今は違う。
彼の幸せは、永遠に続くんだよ....愛する人とともに在る限り。
だから、私も幸せ。
今だからこそ分かる、人魚姫はとっても幸せだったんだよ。


そう言った彼女の表情を思い出し、胸が痛んだ。
なんと美しく、儚い微笑みだったことか。


そして今、目の前で眠る彼女も微笑を浮かべている。
その笑みは、かつてあのエルフの青年の許で良く見かけた輝くばかりのものではなく、あの日見た微笑み。

レゴラス達が正式に婚約を発表した直後のある日、彼女は永い眠りに落ちた。
エルロンドの医術の腕をもってしても目覚めることはなく、日に日にその命の灯は弱くなっていき、数年後、眠ったまま、彼女は息を引き取った。
その瞬間、その頬に一筋の涙が流れたことを知るのは、闇の森の木漏れ日だけだった。


乙女は眠る
光の棺の中で
その顔に浮かぶは至福の微笑

乙女は夢見る
光の棺の中で
永遠に連なる緑葉の夢を

*****


わはは、凄ぇクサい話だなおい。
これでもちょっと改稿して少しはマシになったんだがな。

で、どうやらワタシの書く話は【与える】方に比重があるらしい。
【受ける】じゃなくて【与える】のね。
なんのことやら。
この辺についてはまたそのうち纏めてみようと思う。


そういやこの日記、読んでる方いらっしゃるんでしょうか?
マイエンピツに反映させる為にリスト載せてるんですが、リファラーとかはメインつか表?の日記にしたままなんでね....切り替えるの面倒だし(爆
※それすら滅多に見ないんだけどさ
運悪くランダムとかで飛んで来ちゃった方とかいらっしゃったらすみませんねぇ、ほんと駄長文ばっかでして....しかも不健全系(汗
どうもテニスを匂わせるお題の時はカウンタ進んでるような気がするんだよな....って最近いつもじゃんよ!(爆


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