戯言。
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2004年04月03日(土) ドラ○エプレイヤーさん多いね。
エンピツ検索かけてみたら、結構いた。
そしてその中には跡部スキーもちょっといた....っぽい。
ちなみに引っかかった日記のうち1つは自分のゲーム日記だった(笑
うっかり見つかると困るので、こっちのお題は伏せ字仕様(爆
で、うちの主人公は例の如くミカミくんな訳だがやっぱ一緒に旅したいのでスライムナイトに[けいご]と名付けている。
今はな!
そのうち子供に[けいご]と[りょう]って名前つけたろ〜と画策中。
兄妹なら結婚しなくともらぶらぶ(笑)にはなれるからな....
という訳で現けいご、そのうちスナりんに改名予定。
....って【ゲ】日記につけたいんだがなぁ(ボソ
それにしてもここ2回ほど無い脳みそ絞ってお題載せてきたのだが、さすがに今日はお休み。
というかネタが浮かばなかったんだがな!(痛
朝迎えにくるなんて聞いてないっての宍戸さーん!(考えたのはお前だろ
という訳で4/1に途中まで作ったエイプリルフール話を晒してみる。
似たよなネタ沢山ありそうだからとりあえず。
「し、宍戸さん!」
「どうした、長太郎」
「ちょっと来てください!」
「え?おい、ちょっと待てって....」
宍戸さん屋上辺りに連行。
「....で、何なんだ?」
「今日忍足先輩から聞いたんスけど」
「忍足から?」
「はい!」
「何を?」
「宍戸さんが跡部さんと別れたって」
「...........は?」
「それなら俺にもチャンスがあるってことですよね」
「え?....ちょっと待てよ長太郎」
「待てません。どうせ跡部さんがくだらない浮気でもしたんでしょうけど、俺は絶対そんなことしません、一生大切にしますから」
「いやだから違....ちょ、待てって」
「待てないって言った筈ッスよ?」
「だから誤解だって....」
「宍戸さん....」
ドカッ
「おい鳳、てめえ何やってやがんだ、あぁん?」
「....遅い」
「来てやっただけありがたく思え」
「ん....まあ助かった」
「で、鳳」
「なんですか?」
「てめえ今宍戸に何しようとしてた?」
「何って....跡部さんには関係ないでしょう」
「あぁ?」
「宍戸さんは俺が幸せにしますから」
「........あぁん?」
「だから、誤解だって言ってるだろ長太郎」
「「誤解?」」
「そう、誤解。俺と跡部は相変わらずだし」
「....そういうことか」
「出所は忍足だそうだ」
「....いい度胸してんじゃねえか」
「俺も付き合うぜ」
「当然だろ?」
「宍戸さん」
「ん?」
「てめえ、まだいたのか」
「(跡部様の声軽く無視)俺にはまだ分からないんスけど」
「.......長太郎」
「はい?」
「今日は何月何日だ?」
「今日ですか?今日は4月1た.......あ!」
「ま、そういうこと」
「鳳」
「はい?」
「てめえも来るか?」
「勿論です(にっこり)」
その後、忍足の消息を知る者はいない....
「さて、鳳」
「なんでしょう?」
「今日の部活は俺様が直々に相手をしてやるから有難く思え」
「....はい?」
「諸悪の根源は忍足の野郎だが、てめえもそれに便乗やがったしな....特別に手加減無しで相手してやるよ」
「........の、望むところです」
「いい返事だ(にやり」
忍足はキャラ的にサッサと逃げてそう。
でも跡部様と長太郎なんて最凶コンビの逆鱗に触れちまったから、逃げおおせるのはまず無理かと。
たぶん宍戸さんも容赦ないしね(笑
てか長太郎は宍戸さん絡みならサクリと騙されそうだ。
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2004年04月02日(金) 030.携帯電話[テニプリ/跡宍]
※これだけでも読める筈....だが実は前回からの続き物
碌でもない夢を見た。
現実ではないと分かっているが、どうしても確かめたくて。
そして、携帯電話を手に取った。
「....俺だ」
彼の声を聞いた瞬間、安堵のため息が漏れる。
そして口から出たのは彼の名前。
「景吾」
「どうした、こんな時間に」
「....悪ぃ」
普段なら電話などかけるはずの無い時間。
なのに、文句一つ言わず逆に自分を気遣う。
「亮?」
「ちょっと....な」
「亮....ほんとにどうした?」
「大したことじゃねえよ」
声が震える。
もし本当にこの存在を失ってしまったら、自分はどうなるのだろう。
夢と分かっていてさえこの体たらく、これが現実になったら。
「なんて声出してやがる。怖い夢でもみたのか?」
笑いを含む声。
彼の声に安堵しつつ、再度恐怖が頭をもたげてきた。
今聞いているこの声こそが夢だとしたら。
「今話してるのって景吾....だよな」
「....てめえ、まさか誰に電話かけたか分からねえとか言わねえよな」
「........分かってるよ」
「ったく、何をそんなにビビッてやがる?」
「...............」
ふう、とため息をついて跡部が話し出した。
「俺は今自分のベッドの中にいて、てめえと話してる。分かるか?」
「....ん」
「でもって今、すげえ困ってる。分かるか?」
「困ってる....?」
ひょっとして。
「勘違いしてんじゃねぇぞ。珍しく素直に電話してきたのは嬉しい」
悪い方に考えが行きかけたところで、すぐに止められた。
「遠慮してんじゃねえ、もっと頼れ」
「でも」
「それともなんだ、てめえは俺様が多少の寝不足程度でブッ倒れるとか思ってやがるのか?」
「ンなこと思ってねえよ」
「ならもう少し素直になれ、亮」
「........」
「情けねぇけど、ほんとに困ってんだよ。今俺はお前の傍にいないから」
「景吾?」
「傍にいねぇから、抱きしめてもやれねえ。大したことも言ってやれねえ。俺はどうしたらいい?月並みに[今から行くから待ってろ]とか言えばいいか?」
他の奴らは知らないであろう、彼の穏やかな声。
わざとおどけた様に話すその声を聞いていると、あれだけ不安で仕方なかった心が落ち着いてきた。
「....とまあ、そんなところだ。安心したか?亮」
「....解ってたのか」
「当然だろ?俺様を誰だと思ってやがる」
「跡部様、だな」
「分かってんじゃねえか」
今度はいつもの声。
さっきはあれほど不安に駆られたこの声を、今はとても愛しいと思った。
「もう大丈夫だな」
「ああ、心配かけた」
「よし、じゃあ寝ろ」
「....ああ」
もう大丈夫、それは嘘ではない。
でも、またあの夢を見たら....
忘れた筈の恐怖が甦りそうになるのを抑えつつ、受け答えをする。
「まずは電気消せ....消したか?」
「ああ」
「じゃあベッドに入れ」
「....ああ」
「びびってんじゃねえよ、電話切れとは言わねえから。風邪ひくだろ?」
「わかった」
精一杯はった虚勢も、見事に見透かされていた。
「景吾」
「ん?」
「夢、見たんだ」
「そうか」
「どんな....って聞かねえのか?」
「明日聞く」
「明日?」
「ああ。電話じゃなく、直接聞いてやる」
「そっか」
「だから嫌な夢は忘れて寝ろ。話してる最中に寝こけやがったらただじゃおかねえぞ?」
「分かってるって....なあ、景吾」
「ん?」
「有難う」
「........ああ」
跡部の声を聞きながら、俺は再度眠りに落ちた。
「俺がいなくなる時、その時はお前も一緒だ。だから安心しろ、亮」
そう言って電話が切れたことにも気付かずに。
その後見た夢にもあいつが出てきた。
でも、最初に見たようなものではない。
朝、寝起きでちょっと不機嫌そうなあいつの隣には俺がいて、並んで歩いていた。
さっきとは違う、優しい夢。
そして、翌朝全く同じ風景が再現されることをこの時の自分は知らない。
*****
ぎゃー宍戸さんが弱い、弱すぎだ!アナタ誰デスカ....
そして終わり方....ああそうさ続くらしいさ!(マジすか?!
もともとの話は前回の話、宍戸さんがみた碌でもない夢だったりする。
でもアレで終わっちゃう宍戸さんが悲しいだけなので、夢オチにしてみた。
アルケーかよ!(笑
てかね〜やっぱ跡部様は宍戸さんも連れてきそうな気がする。
置いてかないと思うのよあのお方は。
置いていくなら連れて行くだろう、と。
跡宍は常に一緒に、というところがミソなのではないかと今は考えているので。
....こんなこと言う前にたとえ夢でも殺すなってのが大前提なんだけどね(前科者がなに言ってやがる
関係ないけど今日試写会で観た[ハッピー・フライト]、主人公が卒業試験で某人物の裏切りにより最悪の結果に終わってはしまったが良き理解者(社内で影響力持ってる人物)の後押しと口添えで再試験受けて見事国際線ファーストクラス勤務になった、って流れが宍戸さんレギュラー落ち事件に思えて仕方なかったよ。
でもって教官は「規則だから」って再試験に反対するんだけど、その理解者の後押しで試験受けられて、しかも素晴らしい結果で実力を見せつける。
最後には教官にも「頑張れ」って言われるんだな。
ワーワーワー宍戸さんだ!跡宍だ!(そう思うのはお前だけだ
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2004年04月01日(木) 060.長い夜[テニプリ/跡宍]
※死にネタ痛いネタ駄目な方・宍戸さんはいつでも幸せでないと駄目な方は見ないでね。
9月29日。
いつも忙しかったあいつが、必ず俺の所に帰ってくる日。
そのままあいつの誕生日まで、一緒に過ごす。
それが俺たちの習慣だった。
なのに、あいつは帰って来なかった。
今年だけじゃない、もう二度と。
あいつは俺の所には帰って来ないのだ。
分かってはいるものの、体が、心が探してしまう。
俺を抱き寄せる、しなやかな腕を。
俺を包み込む、暖かな胸を。
俺だけを映す、青灰色の瞳を。
俺だけに向けられる、穏やかな眼差しを。
俺だけに囁かれる、美しく甘い声を。
そして何より、あいつ自身を。
でも、いくら探しても見つかる筈は無い。
もう、あいつは。
跡部景吾は、存在しないのだから。
なのに俺は、まだあいつを待っている。
ひょっとしたら、帰ってくるのではないかと。
俺たちのことを知っている奴らは何かと気にかけてくれ、今日も一緒に騒がないか、と声をかけてくれた。
その言葉に甘えて散々騒いできたが、心に刺さった棘は抜けることはない。
いつもの仲間といつものように騒ぐ。
そんな時も当たり前の様に俺の隣にいたあいつだけがいない。
そのことに愕然とし、恐怖を覚えた。
そして、今。
夜も更けて騒ぎもお開きになり、自分の部屋に帰る。
ひょっとしたら、あいつがいるかもしれない。
「遅ぇぞ。俺様を放って何処へ行ってやがったんだ、あぁん?」
不機嫌さを隠しもせず仁王立ちするあいつの姿が目の前に浮かんだ。
そんな訳は無い。
分かっているのに、足は急ぐ。
息を切らせて帰り着いた俺を待っていたのは、出て行った時と同じように静まりかえった、自分の部屋だった。
「....分かっちゃ、いるんだ」
なのに。
「心が、痛えよ........景吾」
そのままずるずると座り込んだ。
でも、涙は零れない。
あいつと約束したから。
泣くのはあいつの腕の中だけ、そう約束したから。
だから泣けない。
だって、泣く場所はもうどこにも無いのだから。
「バカ野郎、肝心な時にいなくてどうすんだよ....」
力無い叫びが、静かな部屋の中に響いた。
どれだけ時間が経ったのだろうか、窓から明かりが入ってきた。
でも俺の中の夜は明けない。
俺の太陽はもう昇らないのだから。
今もこれからも永遠に続くのは、あいつがいない長い長い夜だけ。
*****
こないだちょい触れた逝っちゃったネタ。
無理矢理お題ちっくにしてみた。
でもこれで終わると悲しいので続く。