■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2002年10月01日(火) 父の足

前にちょっと書きましたが、父がこの2年ほど右足のふくらはぎが痛くて、長い距離を歩けない、少し無理をすると痙攣を起こす、を繰り返していました。

キッカケは町内の運動会に出たときの肉離れです。
その時にきちんと治療をしなかったために、その後遺症が残った。。。
と本人も家族も思っていました。
痛めた後しばらくは、近くの接骨院でテーピング・レーザー・マッサージに通ったのですが、少し良くなると「シップを貼っとけば治る!」とそのままに・・・

歩くと痛い → 歩かない → たまに歩くと痙攣 → ますます歩かない → 行動範囲が狭まる → おもしろくない → 機嫌が悪い 

最近は好きな釣りに行くのもままならない状態でした。
もともと医者嫌いの人なので、頭ごなしに「行け!」と行っても反発するのは見えていましたが、心配で、痙攣の痛みで顔を歪めているときに

ケイしゃん 「一度診てもらったら?」
  父    「そのうちに行く・・・」

ある朝

  父   「オムロンの電極パッド(もともとケイしゃん使用(^-^;)を
                              買ってきてくれ。」
ケイしゃん 「いくらでも買って来るけどそれで治ると思う?
                        歩けなくなったらどうするの?」
  父   「・・・・・(−。−)」

それから(^0_0^)先生の治療について詳しく話をしたら
                        「今すぐ行く!」・・・と(^-^;

初診は一緒に診察室に入ったのですが、父にもわかるように本や図などでものすごく丁寧な説明がありました。
少し歩くと痛くて歩けなくなり、休むと再び歩けるようになる(間欠性跛行)ことを伝えると「閉塞性動脈硬化症」という血管の病気なども考慮しなければならないが、まずは筋肉の緊張を取る治療を1週間続けてみて、痛みや痙攣が改善されなければ次のことを考えてましょう、、、ってことに。

帰りに妹の店に寄ったら

  父  「どうも血管が細くなっているらしい・・・年のせいや。」

おいおい、あれだけ詳しく説明してくれたのにぃ、話しが違うでしょうよぉ、ちゃんと聞かんかい(`▲´)

5日間毎日通って治療(局麻・レーザー)をして頂いた結果、それから一度も痙攣は起きていません!
それまでは毎日、時には日に何回も痙攣を起こしていたのにですよ!!!
痙攣に効く漢方薬も処方していただいたのですが、ほとんど飲んでないみたいです。

筋肉の緊張を取り先生に毎回
    「大丈夫です。前より圧痛点が減っていますよ。」
               と声をかけて頂いたのが効いたみたい。

少し間隔を空けて通院する予定だったのですが
「もう、治った!」・・・・んだって・・・あっ、そぅ(−。−)
それから一ヶ月たった今の状態は、まだ少し痛みが残っているようですが、長い距離もゆっくりとなら歩けるようになりました。
好きな釣りにも行ってます。

ダーリンは
「先生の治療ももちろん効いているだろうけど、娘が時間をさいて毎日連れて行ってくれたことも大きいんじゃないのぉ。」
       ・・・そんなものなのですかねぇ、そこで見ているお父さんたち?

今日は(^0_0^)先生の医院の近くの妹のところに用事もあったので、1ヶ月ぶりに診て頂いてきました。

(^0_0^) 「ほぼ完治!また痛かったいらして下さい。」
  父   「シップを多めに出してください。」






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2002年09月28日(土) トリガーポイントブロック

私はたくさんの整形のHPや腰痛本をみましたが、ブロック注射といえば、仙骨ブロック、硬膜外ブロック、神経根ブロック・・・ですよね。

ある腰痛本に書かれた記述です。

<トリガーポイントブロック>
「これは、腰痛のなかで頻度の高い筋筋膜性腰痛症などの腰痛で押すと痛みをひきおこす場所(痛みの引き金・トリガーになる場所)に局所麻酔剤を注入する治療法です、安易にこのブロックに頼るのは、原因を追究せずに患者さんをただの注射好きの人にしてしまいそうで考えものですが、当座の痛みをとるには有効なことがあります。」

このような考えの医師が多いのでしょうね。。。
そして硬膜外や神経根のほうが高度な医療だと思い込んでいる。。。

(^0_0^)先生は、むかーしは【硬膜外ブロック+トリガーポイントブロック】をしていたとお聞きしました。そのほうが、【硬膜外ブロック】だけをするより確実に効き目があったそうです。でも、ある時期から【トリガーポイントブロック】だけでも痛みの解除ができることに気づいたそうです。

*安全(皮下注射)
*痛みが少ない(細い針)
*確実(圧痛点を確認)

これを生かして、痛みのポイントをすべて(たとえば10箇所でも)消すことが出来ます。
もちろん、医師の経験・技術の差は大きいと思いますが・・・
ずーーっと以前、他の医院でアザ(注射痕)だらけにされたことがあります。そのときは注射が痛いだけで、痛みは取れなかった(−。−)ポイントがずれていたのだと思います。
(^0_0^)先生の注射はほとんど痛くないのよ〜。。。チョビット痛いときもあるけどね。。。チョビット。

ケイしゃんのように痛みの歴史が古いと圧痛点が多すぎて、自分も先生もどこがポイントかわからなくなることがあります。でも、ポイントにヒットしたら確実に痛みは消えます。痛みが消えた時点で【痛みの悪循環】を断ち切ることが出来ます。

そして、その痛みの根本的な原因であるストレスや不安を自覚して、それを上手に料理することは、もちろんとっても大切です。

少し前に(^0_0^)先生が長谷川先生の掲示板に書いた『音とマイク』です。

*************************

『音とマイク』

マイク(痛覚受容器:侵害受容器)は電線(神経)の末端に付いています。
音は発痛物質です。音は交感神経の緊張によって発せられます。

電線が途中でヘルニア塊をまたいでいても音がでることはありません。

トリガーポイントブロックは、音を吹き飛ばし、マイクを塞ぎます。だから確実に効きます。ただし、多数存在するときはそれらすべてを塞ぐととは実際上なかなか難しいものです。

電線の途中で局所麻酔をばらまいても(神経根ブロック、硬膜外ブロック)必ずしも音が遮断できるとは限りません。

何よりもわざわざ電線の途中でばらまかなくても、マイクのところ(末梢)を塞げば最も効果があります。

手技も簡単だし、危険も少ないし。

もちろん、音が発せられる根本的な原因は、交感神経の緊張(怒り、不安)にあることは言うまでもありませんので、心理面の治療は大切です。

******************************

(^0_0^)語録
「安全に、確実に、早く、痛みを止めてやることを考えると、今のところトリガーポイントブロックがすぐれていると思います。」
「慢性痛になる前に、とにかく早く痛みを取ってあげることが重要です。」
「なぜ、現場から遠く離れた所の電線をブロックしなければいけないのでしょうね。」






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2002年09月26日(木) 退院おめでとう

Yさん退院おめでとうございます。 ☆※☆
                   ※☆※☆※
                   \ ̄ ̄ ̄/
                     \ / チョットずれてるけど花束!
                 (*^.^*)/△
               
『後はなにもいらない』で書いた入院中の人、Yさんが今日退院しました・・・良かったぁ(*^.^*)
2回しかお会いしていないのですが、最初にあったときは歩行器を押して歩いていて、足が痛くて辛そうでした。(^0_0^)先生の治療に対しても半信半疑のところがあるように感じました。

「なんで(^0_0^)先生の医院に来たの?」って尋ねたら「痛くて動けなくなった土曜日の午後に、診療をやっているところがここしかなかったの。」・・・だって。
なんと幸運な人!!!

いろいろ話を伺ったら、ケイしゃんが手術を決心したB整形外科へ、近いうちに行く予定だったとか・・・またしてもシンクロニシティだ・・・
たいした話も出来なかったのですが「絶対に良くなる!」ってことだけを伝えましたよね。そして昨日、ロビーで見かけたときは本当の元気そうでケイしゃんも嬉しくなりました。

で、なんでケイしゃんは(^0_0^)先生のところに行ったかって?
あはは、今度は右手の親指、ひとさし指、手首が痛くて・・・この日記もやっとやっと書いています。
首の痛みが楽になって来て今度は手(−。−)

原因1.もともと親指の靭帯が少し緩くて、しょちゅう突き指をする
原因2.めったにしない仕事(堅い粘土をこねる)を集中してやった
原因3.首が楽になったら手・・・以前の経験(頚椎ヘルニア)が不安を増幅
原因4.TMSが新しい吹き出し口を見つけた
                              自分なりの分析でしゅ。

(^0_0^)先生に「Yさんが良くなったのはケイしゃんのおかげ!」なんて言われたけど「アドバイスした本人がこれじゃーね(−。−)」とケイしゃん・・・
「それはしょうがないさ、プチTMSなんだから大丈夫、大丈夫!!!」






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そうだよね!
あんなに酷かったYさんも良くなったんだもんね!
ケイしゃんだってすぐ良くなるさ!



2002年09月23日(月) 年のせい

今日、母から聞いた話です。
ケイしゃんの家族もときどきお世話になっている近所の内科の先生と患者さんの話・・・

60代のご婦人、腰や足が痛くてなぜかその内科に通院しています。たぶん内科的な治療と一緒に、腰に電気を当てたりシップをもらったりしているのだと思います。我慢できないくらい痛かったら整形に行くと思うのですが・・・

そのご婦人は先生に「なんでこんなに腰が痛いのが良くならないのかねぇ?」と聞いたところ、その先生が「あなたくらいの年になれば、腰がそれくらい痛いのは仕方が無い。」というようなこと言われたらしい。
で、そのご婦人、先生に「お客さんに対してなんてこと言うんや。先生、ボケとるんやないか!」と怒ったそうです。

その先生は40代でとても穏やかな方で、患者さんの気持ちを尊重する先生だと思うのですが・・・
医師の方は「心配する症状ではないから、気にしすぎないように・・・」と言いたかったのかな?
でも、患者は「年のせいだからそれくらい我慢しろ!」という意味に取ってしまったのでしょうね。

以前にもこんなことが・・・

私の知人のこれまた60代のおば様、腰痛がなかなか良くならず医者に「あんたの腰の痛みも年相応だから、それなりに付き合って行くしかないね〜。」と言われ「あの医者は人のことダラ(バカ)にしてっ!ほんなら私の腰はもう治らんってことかっ?」それ以来病院に行くのをやめ好きなこと(踊り)をして今は元気いっぱいです。

このおば様の場合、医者の言葉に反発して自分で治して見せる!という意気込みが腰痛を退散させたのではないかと思います。
同じ言葉をもらっても「私はもう年だからこの腰痛は治らない。」と受け取る
方もいることでしょうね。






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2002年09月22日(日) 痛みは、身体の見る夢

「痛みと身体の心理学」 より

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痛みは、身体の見る夢。
痛む身体は私に何を伝えようとしているのか。
いま起こっていることを大切に味わうと、知らなかった自分がみえてくる。

意味がわかると、痛くなくなる?!
「怒り」はエネルギー源になる?!

★頭痛に悩んでいるあなたなら....

その痛みを伝えようとするならどんなふうに表現しますか?
(たとえばなぐられているような、とか)

その痛みについて説明しているとき、何か、しぐさをしていましたか?
(手で頭をゴンゴンたたいていたとか)

その痛みを誰かに体験してもらうとしたら、その人にどんなことをしますか?
(その人の頭をたたくとか)

痛みを創り出す側になってみて、実際にその動きをくりかえし、演じるようにやってみてください。
あるいはそれをイメージしてみましょう。

そうしていると、どんな気持ちになりますか?
そうしながら、なにか思いつくことはありますか?

それを絵に描いたり、話したりして、より深く感じてみましょう。
何か思いがけないイメージが浮かんできましたか?

昨夜見た夢が思い出されたでしょうか?
そんなふうに探っていくと痛みの声が聞こえてくるかもしれません。

まだ、痛いですか....?

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イメージするってことが苦手なケイしゃんです(^-^)ゞ

もう一つココロに残る一節があります。

『身体症状や病は、受け止め、じっくりと温めることが大事です。そうすることで、「鉛」が「黄金」に変わることがあります。たとえば、あこや貝にとって砂粒は痛みを伴う異物なのかもしれません。しかしその砂粒と格闘し、長い年月をかけて包み込むような成分を出していくうちに、美しい真珠を育んでいきます。貝にとっての砂粒を私たちにとっての身体症状や病になぞらえることができるのではないでしょうか。身体症状も受け止め温めることにより、美しいものに変容する可能性があります。』






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あ、トントントンやってましゅ。
慣れれば数分でできるので、続けてみようと思ってます。
あれこれ考えなくてもいいので、ケイしゃんには合ってるみたい!!!



2002年09月18日(水) ギューッ・・・トントントン

私の家から車で30分ぐらいのところに、ギックリ腰とかをその場で治してくれる、痛みを治す名人のオババちゃんがいます。

普通のオババちゃんで、免許もなにも持たないのですが、ただ同然(200円とか)で、ほとんどボランティアのようにして診てくれるそうです。もちろん口込み!
私も中学生のとき、試合前に何人かの故障者と一緒に顧問の先生につれて行ってもらったことがあります。
どんな治療をしたか良く憶えていない(^-^;

(^0_0^)先生が聞いた話によると、なんでも痛いところとは関係のないところをギューーーーッとするそうです。
そうしたら、今まで痛かったところの痛みが消える?
それと「そのオババちゃんに診てもらうと良くなる!」と言う精神的なものもあるのでしょうか?

先日購入した『EFTマニュアル』・・・簡単に言うと身体のツボへのタッピングとアファーメイションを組み合わせたテクニックで、心理的なトラウマや身体的な痛みを軽減もしくは消してしまうことも可能とか・・・?






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ちょっと面白そうよ・・・トントントン・・・今、実験中でしゅ!!!



2002年09月14日(土) 後はなにもいらない

今、入院中の人に、入院中のことを話す機会がありました。
一番辛い状態の時のことです。


     この辛さをわかってほしいなんて言わない
              ただ、ここに痛みがあることを認めて

     この痛みによる辛さに同情なんていらない
                        でも、疑うのはやめて

     一分でも一秒でも早く楽になりたい
                          誰かなんとかして
 
     夜がくるのが怖い
                あー、まだ一時間しか経っていない
      
     この痛みさえなくなれば何でもいいのさ
                         後はなにもいらない


あの頃は常に痛みはあるものの、動けないほどの状態ではなかったのですが・・・精神的に本当にきつかったです。
身体を動かしていないのに、足の指の間や脇の下が汗でグショグショになり下着を何回替えてもキリがなくて、友達に「汗脇パッド」なるものを買ってきてもらったくらいです。
完璧に自律神経の異常ですよね(^-^;・・・悪循環の真っ只中でした。

そして、医師や看護婦のチョットした言い回しや態度にとても敏感になっていました。





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