AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2002年09月20日(金) 絵本あれこれ

今日の朝は萩の花が咲いていました。薄いピンクであまり存在を主張しないけど、これが咲くと秋の始まりです。

昨日は月がホントにきれいだった。夜、ぐりを寝かせつけてからマンションのベランダからぐらを抱っこして月をみていた。ぐらも「おつきさん、きれい〜まんまる〜」と言いながら飽きず見ている。空気が澄んでいるせいかあたりもぼんやりと月光に照らされて青白く見える。コオロギが多重奏のように鳴いてて・・・子供ができるまではこんな夜はベランダに椅子を出してビールなぞ飲んでいたんですがさすがにその余裕は今はないなあ・・・・

月といえばぐらのお気に入りの絵本に「パパ、お月さまとって」(エリック・カール 偕成社)があります。えっとこの人の有名なのには「はらぺこあおむし」とかありますね。結構ページ建てが普通ではなくて簡単な「飛び出す絵本」になってて面白いし、この人の作品の手触りが感じられるような作風が好きで私が気に入って購入しました。ぐらもかなり気に入っている。
読むだけではないんですね。その中に大きく広げられる満月のページがあって、いつもそこをすぐ広げてミニカーをたくさん持ってきてその中に「乗り入れて」遊んでいる。絵本はぐらにとっては読むだけのものじゃないんだね。

絵本は会社に行っている時に、会社のすぐそばにメガブックストアがあったこともありよく親の好みで買っていた。あと、自分の小さい時に読んだ絵本を懐かしくてついつい買ってしまうという感じ。「ねないこだれだ」(せなけいこ 福音館書店)とか「ちいさいおうち」(バージニア・リー・バートン 岩波書店)とか。「おお〜まだある!」って感じですね〜絵本の名作ってのはほんとにロングセラーが多くてびっくりします。

子供を通じて親も追憶にひたりつつ楽しんでいると言う感じだな。
でももともと家にある佐々木マキの絵本とかもぐらに読んであげると喜ぶ。ちょっと大人向けのひねった内容なので読むのはなんとなく気がひけるけど。
最近私がとても気に入って購入した「オリビア」(イアン・ファルコナー あすなろ書房)はぐらは見向きもしないので私が大事に自分の本棚にしまっちゃった(笑)

最近図書館に行くようになってぐらが選ぶのは「機関車トーマス」ものばかり・・・・ちょっとなあとも思うけど親の好みは押し付けられないものなあ。


2002年09月19日(木) お弁当

今日も秋晴れ、気持いいですね。朝の空気がひんやりしていて・・・。私は秋生まれの秋好きなので毎日嬉しいです。ぐらは今日の朝のお散歩(といっても保育園にいくんだけど)猫じゃらしを大きいの2つ、小さいの2つとって「これおとーさん、これおかーさん、でこれぐりでこれぐらにーちゃん」と説明していました。

今日は保育園で「お芋ほり」の遠足。年長組はバスで遠征して本当に掘りにいくんだけど、ぐらたちおちびさんは近くの公園でお芋を使って遊んだりしつつ、お弁当らしい。ということで今日は1クールに一回のお弁当日なのです。

私の記憶で一番古い記憶のなかのひとつにお弁当がある。幼稚園でお弁当のふたをかぱっとあけるとおにぎりがお人形の形に並べてあって、のりで髪の毛とか作ってあってすごく手のこんだお弁当だったときの嬉しさ。今でもその絵を書けといわれれば詳細まで書けてしまうぐらい。というわけで私もぐらのお弁当を作るときにはかなり気合を入れて作る。

といっても料理というよりは食材を使った工作という感じ。できあがったらデジカメでそそくさと記録する私に「男の子はあまり関係ないんじゃないの、俺弁当自体は嬉しかったけどそういう記憶はないよ」とダンナの一言。でもいいじゃない。自己満足かもしれないけどね。ここにもアップしてしまおう。


左がぐり誕生の時につくったもので、このあと3時間後にぐり誕生。右が今回つくったもの、なんかちょっとイマイチだなあ・・・・

よし、次はぐらの好きな車、電車関係か機関車トーマスでいくぞ!ってさてどうする?おにぎりで造形は果たして可能なんでしょうか(笑)私の創作意欲がめらめらと・・・(嘘)

ぐりは体をこちょこちょすると声をたてて笑うようになった。可愛いぞ。まんまるの赤ん坊になってきてダンナ曰く「ぐらの時と違って骨が女の子だから細いから、肉がむちむちついててお風呂の時に洗いにくいよ〜」らしい。
そういえば前回お弁当を作ったときに陣痛始まってぐりが生まれたんだよなあ・・・としばし感慨にふけったのでした。

2002年09月18日(水) 秋の気配

なんだか昨日の低気圧が通り過ぎた後はめっきり秋の気配が濃くなりました。ぐらを朝保育園に送っていく時も、空は高くて空気が澄んでいるし、桜の葉の紅葉も始まってます。桜って紅葉や銀杏と違って「これでもか」的な圧巻されるような紅葉ではないのだけでど昔から好きです。雨のなかにぼーっと暖かく浮かび上がるようなオレンジ、そして深い赤に紅葉して落葉する。花は圧巻されるけど。
ウオ−キングしている人もこころなしか多いような。

昨日の続き。2人で号泣の話です。
ぐらは甘えたい時にはたたたっと私とぐりがいつも寝ているベッドルームに走っていき、布団のなかにもぐりこんで「まま〜まま〜」と呼び、そして私がそっちにいってふたりでどたばたじゃれあうってのが決まった儀式みたいなのになってる。
昨日は私がアイロンをかけていたのでその場を離れることができない。呼んでも待てどもこない私に腹を立てそのうち号泣。「ぐらのおかあさ〜〜んっ!!」と何度も泣き叫ぶ。ぐりもつられて泣き出す。私もいらいらしてくる。
でもこのままだと収集がつかないので、ぐりを抱き上げベッドに行くと、ぐらは何で悲しいのか、泣いているのか分からなくなったみたいにただただ汗をぐっしょりかいて泣き叫んでいる。そこで心を落ち着けた私がぐらの背中をぽんぽんしながら「おかあさんはね、いま危ないお仕事しているからいけなかったんだよ」と言い聞かすとすぐ泣き止んだ。
このときつくづく思ったのは、親の精神の状態が子供にはすぐに伝わるんだなということ。きっといらいらして「やめなさーいっ!!」とか言っても余計泣くんだろうなあということ。そういう時もあるので反省です。

子供を叱るのってほんとに難しい。自分だってまだ叱られてもおかしくないようなことだってしたりするのにね。

2002年09月17日(火) DPT

ぐりは2回目。ぐらは3回後の追加接種を受けに行った。朝から横殴りの雨。保育園への送り迎えは断念して家でぐらを遊ばせることにする。すると朝10時過ぎから雨がぱったりとやんだので、これは2人揃って受けにいける!とそそくさと受けに行った。といっても歩いて5分のところにあるかかりつけのお医者さんのところだけどね。

朝から「ぐら、おいしゃさん行く?」と聞くと「うん」と別に怖がる様子もなくいうので、何となくちゃんと説明したほうがいいかなと思い「ちっくんして頑張ったらおいしゃさんがアンパンマンの飴くれるよ」と言った。そこの小児科医は雰囲気が明るくていつも診察のあとに飴を子供に選ばせてくれる。ぐらはそれを覚えていたのか「いくいく〜」とかなりの乗り気。

水たまりを靴でばちゃばちゃしながら病院につくと、子供の泣き声が聞こえたりするのでちょっと神妙な面持ちになって絵本を見て待っている。すぐに呼ばれ入っていく。「こんにちは〜」とちゃんと挨拶して医者に「どっちから先にする?」ときかれたので「ぐらからでお願いします」と言った。だってぐりが受けて泣くのを見たらきっとぐらの気力が萎えそうだったから。

でもけっこうびっくりしたんだけど、自分ひとりで椅子にすわって聴診器の診察を受け、あーんと喉をみせた。泣かなかった。いままで私の膝の上じゃないと絶対にだめだったけどなあ。お兄ちゃんとしてぐりにいいとこ見せたかったのかなあ。
結局針が刺さったらびっくりして泣いてたけど、飴を選ばせてもらってすぐ泣きやんだ。ぐりも針を刺すときだけ号泣したけどあとは平気。ということで無事終了しました。

でもこの年齢の子供2人を病院につれていくのって疲れるなあ。荷物も多いし。

その後夕方に2人に同時に号泣されて疲れ果てた私でした。兄妹ってどっちかが泣くと母親の注意をそちらに向けまいとしてるかのように、もう片方もたいした理由も無いのに泣く。不思議だなあ。本能的なものか・・・・

2002年09月16日(月) 断片をいろいろ・・・

3連休の最後の日。今日は家でゆっくりしよう・・・というのは気持ちだけで、実際家にいるとぐらのどたばたでゆっくりどころではない。あまり家でとっ散らかすのでたまりかねて夫婦で交代で散歩に出た。近くのスーパーでのんびりと本屋に寄ったりおもちゃ屋によったり。何か目的があって買い物に来て、小さい子供連れだったりするとけっこう気が焦って大変だけど、目的なくぶらぶら来る分には子供を観察する余裕もあるのでけっこう面白い。ぐらは今日は噴水の近くの水溜りに恐る恐る入っていってぱちゃぱちゃやって楽しげだった。靴はびしょぬれだけど。いいよね。そのぐらい。

ぐり今日は絶不調。あんなに機嫌のいい子なのに抱き癖がついてきたのか涙をぽろぽろ流して泣く。ダンナもあやすのにかなり疲れた様子。私も平日のタイムテーブルが狂ってしまうとダンナの手を借りてもかなり二人の面倒をみるのは至難の技。
ぐりを寝かしつけるまではへとへとだった。明日は2回目のDPTだけど大丈夫かな。

昨日来た友達に「家に小さい子供がいるとは思えない家」と言われた。きれいに片付いている(そりゃそうだ。来客だもの)以外に「子供を連想させるものが少ない」ということらしい。でもうちはこれでもかというぐらいモノの多い家なんだけどなあ・・・
私は子供がある意味で楽しめる家にしているつもりだ。「無くても困らないけどあれば生活の潤いになりそうな」ものがたんまりとあって、子供が家で退屈しないだろうなあと思うだろう家にしてあげたい。別におもちゃがたくさんなくても、親の本をこっそり持ってきて読んだりってのが子供には楽しいんじゃないかな。私はそうだったし。
ぐらは「おうち大好き」だ。私の思う壺だね(笑)

とりとめのない文章ですが、疲れているのでご容赦の程を・・・

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