AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2002年10月05日(土) 運動会当日

朝から秋晴れの気配、このあたりは木がたくさんあるので家にいてても金木犀の香りがそれとなく漂ってくる。秋ですね〜こんな日なのでゆっくりとコーヒーでも入れて暖かいジャズ系の音楽でもかけてゆっくりしました・・・なんて書きたくても書けない毎日(笑)

そうそう、今日は保育園の運動会。さっさと洗濯物を干して9時前に集合ということで家族で保育園まで歩いていく。「うんどうかい〜うんどうかい〜」とご機嫌だったぐら、「これは今日こそにっこり走れるかも(昨日日記参照)」という親の予想を見事に裏切り家を出た途端「ぐらほいくえんいやだ〜」と泣きべそ状態。ダンナとも話していたんだけどどうやら保育園自体が嫌なわけじゃなくて、両親が揃っている日→自分も保育園お休み→「うんどうかい」ってのは「どうぶつえん」とか「すいぞくかん」みたいに面白いところ・・・てな思考回路で脳のシナプスがつながっているらしく「うんどうかい」って楽しいところにいくはずが、どーして平日といっしょの保育園への道をいかなくちゃならんのだ!という憤慨で泣いている模様。
でもどうにか到着して、いつもと雰囲気が違って人がわんさかいる保育園の玄関で怖気づいてまたもや泣きかけのぐらを先生に引渡し、場所とりをして出番を待つ。

まずは入場行進。今年の保育園の年間コンセプトは「裸の王様」、毎年おはなしを一つ決めてそれに添った演出を運動会なり学芸会でするのだ。(保育士さんの手間ひまに本当に頭が下がります)ということでみんな上半身裸で作った王冠をかぶっている。「でたでた〜」と私は場所とりをしたところで、ぐりを膝に乗せ座って待機。ダンナが一眼レフを持ってカメラマンと化しさささと移動した。ところが私の位置からはさっぱり見えず、戻ってきたダンナに「どうだった?」と聞くと「泣いてはいないけどぶすっとしてた」(・・・・)

いったん入場行進で出てきた子供達がひっこんだあと、0歳児クラスのコンビカー押し競争があって(かわいかった〜)次が1歳児クラス。なにやら平均台とか小道具が出てくる。あれよあれよと入場行進。今のところ泣いてない。でぐらは月齢が一番大きいのでトップのチームでもう3人並んでいる。あわててビデオを持つ私・・・とぐらフライングしてるではないか?おいおい、君はそんなにやる気なのか(笑)
「よーい、どん」てててとあれよあれよと上手に平均台をまたぎ自分のマークの書いてあるワッペンを取ってそれを箱の中に入れ、ゴールしました。異様に早い一番のりでした。で、ぶすっとしてたけれど泣かなかった。

あとでお迎えに行くとにこにこしてました。担任の先生が「ぐらくん、ちょっと泣いていましたけど、おかあさん見てるからねって言ったら『ぐらがんばる』っていってたんですよ〜」と言われる。
うんうん、よくやった。何気にぐら一番で嬉しかったダンナと私でした。後で現像した写真を見るとなるほどどの写真も眉間にシワが寄っていました。ぐらごくろうさま。

ぐりは暑い中泣かずに見学。ぐりも来年はコンビカー押すんだよ〜

2002年10月04日(金) 4度目の正直

明日はぐらの保育園で運動会です。気候もいいし楽しみ〜なんだが、一抹の不安あり。
というのは、ぐら、今まで保護者がお呼ばれして見に行くイベントに3回参加しているんだけど(運動会1回、生活発表会2回)そのどれもに号泣状態だったのだ。朝家族で保育園にいくまではまあまあいいんだけど、そこから分かれて部屋に入るときにもう涙涙涙・・・。で実際出番までは泣き止んでて大丈夫なのに、たくさんの人の前にでてその中に私とダンナの姿を見つけるや否やまたまた号泣。
お陰で「いつも豪快に泣くあの・・あの子」と保育園の親の間ではかなりの有名人になってしまいました。ああ、ダンナも私も決して本番に弱いほうじゃないんだけどなあ。おまけに盛大に泣きながらもやることはやってて(走ったり、踊ったり)またそれが笑いを誘っちゃう。明日はどうなることやら。とほほほ。

昨日保育園の帰り園長先生としゃべっていると「ぐらくん、リハーサルの時はかけっこ一番でしたよ」と言われた。やっぱり男の子は運動神経よくなくちゃねと日頃思っている私、なんだか嬉しくてダンナに報告したら「そんなの社交辞令だよ〜」と一蹴された。それでも嬉しい親心。

ぐりは1日の流れが確定してきた。昼寝3時間、夜は7時就寝朝6時起床、夜は12時から1時までに一回授乳するのみ。ああ、楽だ〜〜〜ほとんど泣かないし。
でももう少しして動き出したらまた大変だなあ。

2002年10月03日(木) 授乳の幸せ感

ぐりを寝付かせるのに、いつも大人用のベッドで一緒に添い寝して授乳しながら寝かしつける。お風呂に入れた後すぐなので自分もさっぱりほかほかして気持ちよく、寝不足の時などはふわふわしたいい気分でまぶたが落ちそうになる。視線を胸に落とすとこれまた気持いいリラックスした顔をして目をつぶりぐりがおっぱいに吸い付いている。外は秋の夕暮れ、ちょっとひんやりした空気がモビールをゆらせて、子供の遊ぶ声が遠くに聞こえる・・・・・最近このシチュエーションの時とても自分が幸せを感じていると思う。
子供は二人目でもこれは私にとってはじめての感覚。ぐらのときは良く飲むぐらの体重の増えとか、夜泣きの心配からミルクを足しているうちに3ヶ月ぐらいでミルクオンリーになってしまった。ぐりが生まれた時、一人目の神経質な心配もないだろうしひとつ母乳でやってみようかなと思い、泣いたらとにかくすぐ吸わせてを繰り返していたらいつのまにかちゃんと母乳だけで育っていた。

母親の、それも今だけ味わえる特権。もちろん母乳だけだと気軽に預けて身軽に外出なんでできないしミルクの時とまた違った苦労もあるのだけれど、今はそれを十分に楽しもうと思っています。

しかしそうしてとろとろしているととりあえず一人でおりこうさんに遊んでいたぐらが業を煮やして「まんま〜こっちいこ〜」と呼びに来る。呼びにこなかったらこなかったで「リビングで一人で寂しがっているんじゃないか」と気になってしまう。そのまま添い寝しちゃうのも許される一人目のときにもっとこの感覚を満喫したかったなあと今更ながら残念な私です。

今日は静かな秋晴れの朝、ぐらはとうとう保育園まで歩いていった。所要時間40分。いくら気持いい朝だからって私はぐりを抱っこ紐でぶらさげていたので疲れたよ〜

2002年10月02日(水) そういえば

もう10月、衣替え、秋の始まりと言う感じだったのですね、昨日は。働いていると逆に感慨深いかもしれないなあ・・・街の人や学生の服が一斉に濃くなる。主婦をしているとそういうおおきな「ぱっ」とした変化がそれほどまわりにあるわけでもなく、秋の深まりが少しずつ継続して変わっていく中に身を置いているのでさほど10月にはいったということは意識しませんでした。仕事してたらこれから下期の始まり・・うんぬんという朝礼がある日。すっかり忘れていた。ははは。

ということでトップを今日保育園にぐらを送っていく帰りに拾った葉っぱで作ってみました。秋の雰囲気を感じていただけましたでしょうか。なんせHPの名前が「田園生活」だから少しはその名に添ったことをしないとね(笑)
今日は台風一過の青空で(といっても関西はかすっただけだけど)はらはらと木の葉が心地よい風に散る中、金木犀の香りがあちこちに流れていました。芥子粒のような花をぐらの手のひらにとってやるとくんくんとして「いいにおいする〜」と嬉しげに持っていました。以上日課の自然報告レポートおしまい!

最近うちの保育園に「男の保育士さん」がいます。こういう書き方もおかしいんだけどまだまだ保育士さんといっても女の人が大多数。彼はかなり若いお兄ちゃんなんだけど子供達がいつもいつも足元に群がっている。お父さんというには若すぎるから親戚の大きなお兄ちゃんと言う感じなのかなあ、子供達にとっては。でも、彼がいるだけでなんだか保育園の雰囲気が変わるから不思議だ。こう、なんというか風通しのいいというか。何をするというわけではないけど、男の人がいるということは母性とは違った愛情を子供は感じられていいんだろうな。

閑話休題。うちはダンナがたまたま今の職場がかなり早く帰ってこれるのでぐらのお風呂入れを担当している。ぐりはもっと早くに眠くなってしまうので私が入れているけれども。お風呂に入ったら2人でごそごそそれこそ長い間入って遊んでる。私とぐらが一緒にはいると15分なのにね。
私が小さい頃、私の父は帰宅が早く一緒にお風呂に入っていた。ダンナの家はダンナのお父さんの仕事が常に忙しくそういう記憶はないらしい。きっと、ダンナが一生懸命早く帰ってくるのも自分がそうして欲しかったことをぐりぐらに与えてやりたいと思っているんだろうね。感謝。



2002年10月01日(火) 粗食・・・・・

今日は雨降り、朝方の雨なので昼にはやみそうなのだけど、ぐら保育園お休みさせた。保育園の送りは天気のいい日にはいいエクササイズなんだけど雨の日はちょっと辛い。仕事してればそんなことももちろん言ってられないけれどまあ、育児休暇中の贅沢ということで・・・。

ということでさっさと午前中に夕食の支度にとりかかる。今日はきのこの炊き込みごはん、きゅうりともやしとのりの胡麻あえ、そしてししゃも。育児休暇中はほぼ毎日食事を作っているけど作りながらいつもいつも思うのは「粗食だなあ・・・」ということ。えーと、一時売れた「粗食のすすめ」って本みたいに。
結婚当初は料理自体が珍しい(実家ではまったく作らなくて母に良く怒られていた)ことも手伝って本を見ては手の込んだ料理を作っていた。まあ基本的な料理の勉強も兼ねてという感じだ。でもちろん結婚したお宅訪問というのが多くて、独身時代によく食べにいったような料理に挑戦しては出していた。「アボカドのヴィシソワーズ」とか「鶏つくねとしめじの和風ハンバーグ、大根おろしとゆずのせ」とか「いろいろ野菜のミートローフ」とかね。
そのうち子供ができるとそんな余裕もなく、おまけに仕事復帰すると「いかに早く作って栄養のバランスがいいか」ということに比重がかかってきて、まず、名前の長い、カタカナの料理を作らなくなりました(笑)で、夫婦が好きな料理ってのが確定してきた。まず、和食、そしてあっさりしたもの。煮物。

ということでうちには洋食、そして揚げ物系はあまり出てこない。その結果ぐらの好きなものは「納豆」「もずく」「豆腐」「きゅうりの酢の物」とまるで老人食のような按配。昨日久しぶりにいわしとたまねぎの南蛮漬けを作ったら「おいしい〜おさかな」と恐ろしい量を食べちゃった。でも納豆とかもずく、酢の物は私が小さい時に嫌いだったものなんだよね〜今は好きなんだけど。

あ、トマトソースは好きだな。これは子供に共通のものかもね。
そういえば私の友達の4歳になるおしゃまな女の子は「好きなものは?」ときくと「ゴルゴンゾーラのペンネ」って答える。そこんちは夫婦ともお酒好きで出てくる料理が「鶏軟骨のガーリック焼」とか酒のつまみになりそうなものが多い。子供もきっと酒飲みになるだろうなあ・・・・・



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