AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2002年10月25日(金) ぐりの発熱

昨日からかなり甘えん坊モードのぐり、抱っこしないと身も世もないような声で激しく泣き、飲んだ母乳をすこしもどしてしまうぐらい。抱っこ癖がついて甘えるってことはちょっと成長した証しかなとのんびり考えてた私。ところが朝また愚図るので(といっても私の顔をみるとにこにこするのだが)ちょっと熱を測ると37℃後半の発熱。とうとう来たか・・というのは毎日ぐりを連れてぐらの保育園に送り迎えしているのでウイルス、細菌の受け入れ態勢万全の環境、きっとなにかもらってくると今か今かと戦々恐々していたのだ。ぐらは2度目の秋とあって洟垂れ小僧だが発熱もなく元気に登園している。どうやらその風邪をもらったかな?

月齢的には突発性発疹かなとも思うのだけど、元気なので良くおっぱいを飲ませ、静かに寝かせて様子を見ることにする。今医者にいっても「風邪でしょう」とかなんとかいって抗生物質をたんまり処方されるだけだろう。ただ、急変と言うことも考えてそうなればすぐに病院に行けるように用意はしておこう。

今日はぐりの心エコーの定期経過観察だったのだがキャンセル。ぐらの保育園もキャンセル。私以外保育時間的に送り迎えできないので仕方ない。こういう時実家が近ければ少しでもぐりを預けてぐらを送りに行けるんだけど・・・ダンナが午前中休もうかと気を遣ってくれたが結局ぐらを保育園に行かせても迎えが私になるのではどうしようもない。ああ、またぐらも家に缶詰になるからテレビ漬けになるのかなあ、保育園に行かせたほうが健康的なんだけどなあ・・

しかし2人目に対してってほんと母親の動物的な勘が働くのを実感してしまう。「何か変だな」というのがぐらの時よりもはっきりと感じられて、その予想が的確になったような感じ。こんな母でも母の経験値上がってきてます(笑)

2002年10月24日(木) 冬支度いろいろ

朝夕はかなり冷え込むようになってきたので、昨日ホットカーペットを出す。ぐりを寝転がらせるのに床が底冷えするので。床暖房なら手入れも楽そうだしいいなあと思うのだけど、ちょうどこのマンションが建った後ぐらいから新築マンションに標準装備になったのだ。かなり悔しいぞ〜しかしまあ、運命は受け入れよう(笑)。夜になってみんなホットカーペットの上でごちゃごちゃとそれぞれにくつろいでいるのを見てなんだか気分も暖かくなった。

で子供達の衣類をチェック。ぐらは今は保育園には長袖Tシャツに下はランニング、ズボンは半ズボンで外に出るときは靴下をはきカーディガンを羽織らせている。ぐりは長袖のロンパースにつなぎの服、ぐらのお下がりで枚数は十分なのだけどなんせ顔が仁王顔なんでお下がりを着せると女の子にどこをどう見ても見えない。で数枚シンプルだけど女の子らしいものを買い足した。家のなかではこれで外にはやはり靴下とカーディガンを羽織らせる。

さて、これから寒くなったら次は何を着せようか・・・・そうだ、ぐらのお下がりのセーターがたくさんあったっけ。このセーター、私の母の友達の手編みである。5、6枚はあったな。このおばさんは編物の達人で子供のセーターなんか1日で編んでしまう。で、「小さいのを編んでると幸せな気分になるから編ませて〜」というなんともありがたい申し出に甘えて、こちらから雑誌の切り抜きなぞ不遜にも送ってそのデザインどおりに編んでもらった。ということでぐらは冬になるとかなりセーター率が高かった。この頃の子供ってすぐに大きくなって1年、2年着れればいいほうなので、高いセーターなどはどうしても買うのに躊躇してしまっていた私にとってはほんとありがたかったです。

風の便りではぐりの女の子用のも編んでくれているらしい。楽しみだ〜

2002年10月23日(水) アルバムの中の

昨日最近撮った子供達の写真をアルバムに整理していた。といっても時系列順にポケットアルバムに入れるだけ、コメントもいっさいなし。うちは子供達を撮るときには私がデジカメ専門、ダンナが一眼レフというなんとなくだが棲み分けが出来ている。ぐりが生まれて一眼レフを新調したダンナ、練習も兼ねてどんどん撮るのであっという間に写真が増える。面白いものでちゃんと撮れば撮るだけダンナの腕も上達しているのが写真を見ていてもよく分かる。ピントのメリハリといい、捉える子供の表情といい・・・・このあたりはデジカメはかなわないなあと思う。ただ、一眼レフはなんてったって機動性に欠けるから写真はイベントの時に限定。逆にデジカメには毎日の何気ない子供達の表情がストックされていくことになる。これはこれで魅力的。

ふとぐらが今のぐりの月齢の頃はどんなだったかな?と見たくなってアルバムを引っ張り出してみる。日付を便りにほぼ同じ頃の写真をつらつら眺めていると、同じ赤ん坊でもこんなに違うものなんだなと思うほど違っているように見える。発達段階はぐらはかなり遅いと思っていたが、5ヶ月のころはうつ伏せできちんと頭を上げている写真がある。これはぐりは苦手。ああ、ぐらはこの頃ビニール袋をくしゃくしゃさせるのが好きだったよなあ・・・ぐりはしないけど足を自分で持って遊ぶのが好き。服もぐりがぐらのお下がりを着ているものを見て、ああこの服この頃にはぐらはちょっときつかったよなあ、でも今のぐりにはぴったりだ。

ダンナも私も写真の中ではほとんど変わってない(のか?)、家のなかもほとんど変わっていないのに、ぐらだけが今のぐりとさして変わらない赤ん坊から歩き、喋り、笑い・・・お兄ちゃんになっている。子供にとっての流れる時間の濃密さをまざまざと実感したひとときだった。

しかしぐらのお下がりで案外その存在を忘れている服ってあるもんだ。写真を見て「ああ、この服あった。これもう今のぐりに着せれるな」と思い出した私。早速引き出しのどこにあるか探さなくっちゃな。

2002年10月22日(火) 終結宣言?

昨日の雨で夥しく散った桜の葉で、いつも通っている道がところどころ真っ赤に敷き詰められていた。ぐらは喜んで小走りで踏んで歩いていました。

最近ぐらにはお兄ちゃんとしての自覚が芽生えてきたらしく、赤ちゃん返りはだいぶん落ち着いてきた。こうなるとほんとうに楽になった気がする。ぐりが生まれて5ヶ月、これが長いのか短いのかよくわからないのだがやっと彼のなかでぐりが家族としてしっかりインプットされたのだろう。思い返せばぐりが誕生してからその「注意をぐりより自分に向けようとする」行動が大変だったし、またぐらの心情が手にとるようにわかるので切なかった。

まず、病院から帰ってきた途端にやらかしたこと、生後一週間のぐりをベッドに置いて世話をしていると「ガシャ−ン」という音、あわててそちらに目を向けるとその部屋に置いてある目覚し時計を下のラグごと引っ張り落としていた。まあ、このくらいはやんちゃな男の子なら誰でもありそうなことなのだが、ぐらはあまりそういうことをしないタイプ、赤ん坊の時も棚からモノを引っ張り出して遊ぶこともないぐらいだったのでけっこう驚いた。
そして私がぐりぐらと自分の実家に帰っているとき、まだおばあちゃんは自分の味方だと思っているらしくてほとんどおばあちゃんにべったりだった。私がおむつをかえたりおっぱいをあげたりするためにぐりを布団から抱き上げると、すぐにたたっと走っていってぐりが今まで寝ていたところに自分も布団を被って寝る。これが毎回だった。トイレトレーニングも停滞。朝もお昼寝も泣きながら目が覚める。可哀想だけれど意識してかまってあげる以外どうしようもない。

最近、ぐらと話をしているとたまたま女の子の話になった(笑)「○×ちゃんかわいい〜」とぐらが言うので、私が「△△ちゃんは?」「かわいくなーい」「じゃ、××ちゃんは?」「かわいくなーい」・・というやりとりを何回か繰り返して「ぐりちゃんは?」と聞くと「・・・かわいいよ〜」と言った。
おばあちゃんのところへ遊びに家族で遊びに行って帰り、おばあちゃんが「ぐりちゃんだけおばあちゃんちでねんねさせとこうかな〜」というと「ぐりちゃんもいっしょにかえるの!!」と言い張る。ぐりを寝かせつけた後泣き声が聞こえたら「ぐりちゃんくらいからこわいの。おかあさんおっぱい」と促す。

見た目の成長も嬉しいけれど、こういうメンタルな部分の成長が垣間見えると親ってなんともいえない気分になるものです。今日も私が軽い風邪でせきこんでいると「おかあさんだいじょうぶ?」と言った。びっくり。

目覚まし時計のガラスに入ったヒビを見ながらふと思い起こしてみました。

2002年10月21日(月) テレビッ子

なんせぐらはテレビッ子への道を驀進中なのである。平日はまあ保育園に行くからいいとして問題は休日、テレビを見させておくとおとなしいのでどうしても見せてしまう。2時間もののDVDなんて平気で集中して見ている。その集中力には脱帽するぐらい。私自身は親がかなりテレビを見せて育てたクチなので「まあ、あれだけ見てもまっとうに育つんだから(と思っているのは本人だけかも)」と思っていて甘いほうだと思うのだけど、その私からみても「見すぎ」。
やっぱりこれは気になる。なのでぐらがテレビを見ているときはせめてと思い私が声をかけているとぐらも最近はそれに応答するようになった。例えば「機関車トーマス」のビデオ、これは5分ぐらいの短い話が10話ぐらい1本のビデオに入っているのだけれど(ぐ)「つぎのおはなしなにがでてくるかな〜」(私)「さー、エドワードじゃない?」・・・・(ぐ)「パーシーあっちいってごっとんごっとんおにわのきつんでるよ〜」(私)「ほんとだね〜どこでおろすのかな〜」・・・といった按配。この会話を成立させるためにはちゃんと登場人物を把握しておかなきゃならない。「見せっぱなし」にしないようにするには親もある程度の努力をしなきゃね・・ということで機関車トーマス、すべての出演者を網羅しました。顔つきだけでもう機関車の名前わかっちゃうぞ!といっても男の子のおかあさんだったら必須なのかな?
この調子でいくともしかしたら映画館に連れて行ける日も近いかもなあ…楽しみってそれでも子供映画だろうなあ・・・。

休みの日に、ダンナがぐらのためにトーマスのビデオを3巻借りてきて一本に編集して録画していた。もうあのテーマソングを30回聞くのは勘弁して欲しいんですけど。

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