スナックおのれ
毛。



 ソモサン、セッパ=サモハン。

          サモハンを見た。

   深夜の映画をのんべんだらりと見ておりましたら、
    そこに出てきたるは、「世界で部」に所属し、
 自ら、その部長を務めている事であろうサモハン・キンポー。

しかも、
  私の目に最初に飛びこんできたファーストサモハンは、
 裸に青いツナギ(made in China)と言うアラレモナイ御姿。
サモハンの役どころは、
       実年齢は30歳と言う歳でありながら、
  病のせいか、未だ精神的には成長を遂げていない障害児。
   昼間は近所の子供達と刑事ごっこや怪獣ごっこで遊び、
          特技はスーパーマン。

もちろんジャッキーも出てきましたよ。
   ジャッキーとサモハンは切っても切れぬ間柄ですから。
    サモハンは主人公ジャッキーの兄なのであります。
障害を持つ兄を支えるジャッキーは、
  兄を愛し、兄を憎み、でも、やっぱり愛しているという、
   なんだかジャッキーが出ている映画とは思えないような
            これだけ述べると
               アクションとは無縁の設定。
でも、やっぱり、そこはジャッキー、刑事の役どころ。

アクションシーンは、
   ジャッキー映画にしては、少ないと思うのですけれど、
     こういうジャッキーアクションを見ていると
              やはり、
   「中国人ってケンカをする時、
          カンフー的な物をつかうのかしら」
           などと思ってしまいます。
少なくとも、
    「あちょー」とかは、使っているだろう・・・
           ・・・いや、言ってくれ、みたいな。
 日本人もこう言う風に欧米人達に思われてるのだろう
                     と思ってみたり。

しかしながら、サモハンですわ。
      いやいや、あの太っちょが宙に舞う舞う。
   もし、ジャッキーとサモハンの役どころが逆だったら、
         この映画は終りでしょう。
やっぱ、「で部」はすごいんでしょうね。他の人が普通に
    こなす事も「で部」がやったとたん話題性を感じます!
で部に関して、いじめも多くある様ですが、
     そんな多くの「で部」に告ぐ、
       笑いに走れ!話題性を粗末にするな!
              君達には、その力が十分にある!
  そして、私達を笑わせてくれ。
         私もそのギャグにのろう!!
                いや、のらいでか!!

         ソモサン、セッパ=サモハン!!!



*追伸*
 しかしながら、こんな感動(?)も、泣けるエンディングに
流れてくるジャッキーのカタコト日本語歌謡曲「東京サタディ
ナイト」でいっきに吹き飛んでしまった23歳の冬なのでした。
 そんなオススメ映画の名前は「ファーストミッション」と
言いました。ジャッキーの唄だけでも効いて欲しい。是非。



2000年12月09日(土)
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