スナックおのれ
毛。



 怠け者の自分。

天才の存在を信じます。
天才の想像力と瞬発力を尊敬します。
けれど、それは天才だからできることで、
並の人間が真似できることではありません。
それでも、並の人間は努力をします。
ある場所に、天才と努力家が立っていたとして、
そこで、天才に必ず負ける瞬間がわかっていても努力します。
そこには、勝ち負けではなく、
本人の内面的な問題が関わっているのでしょう。

でも、やっぱり、
負けるのがわかってた勝負ほどくやしいことはありません。
天才と努力家の違いをまざまざと見せつけられた瞬間です。
どんなに努力しても報われない事実こそ、
努力家の自尊心をもっとも傷つけるのかもしれない。
けれど、
そんな勝負ですら努力をしようとする努力家の意地も、
天才と呼ぶに相応しいと思っています。


2002年02月19日(火)
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