スナックおのれ
毛。



 三鷹天命反転住宅、分譲!

 荒川修作先生をはじめて目にしたのは、NHKの「ようこそ先輩」。しかも、先生、母校を勘違いして別の小学校に行ってしまうというオチを後のヤフーニュースで知りました。
 先生は芸術家出身の建築家となってはいますが、私が思うに建築家まがいの芸術家。通常の「ゆったりのんびり過ごせる住宅」は人の生き抜く力をなくす、と考えて、「過酷な環境で、人間の生きる力を引き出す住宅」を造っています。なので、先生の住宅は床がななめだったり、凸凹していたり、あちらこちらに突起物があったり。気をつけていないと、それこそ命を落とす可能性もあるスリリングハウスです。
 そんな注目の住宅が、分譲されました。いったい、どんな人が買うのか、彼らがいつまで耐えられるのか、気になるところ。ですが、個人的には竣工した竹中工務店の苦労話も大変おもしろかったです。よっぽど先生にむかついたんだろうなあ、と思いつつ。天才VSプロの決戦はそうそうないともおもってみたり。
三鷹天命反転住宅
http://www.architectural-body.com/mitaka/archives/2005/08/post_3.html

2005年10月13日(木)
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