スナックおのれ
毛。



 矛盾座禅。

 あんなにやりまくっていたゼルダが、やりまくっていたおかげでエンディングに近づいています。本当は、うぴょほほ、とかって喜ぶべきところなんだけれど、なんだか素直に、うぴょほほ、といえません。おかげで、年明けからゲーム機をたちあげてもいない。終演間近の切なさ。私のエゴ。サルトル。サルトルはあんまり関係ない。
 やりまくれば、そのぶん終演へ向かうわけで当然と言えば当然。だけれど、やりまくると終わる、その現実がなにやら哀しいです。夏休みにやってきた遠方に住むいとこが帰還するような哀しさ。遊びたい、けど、遊びには生命が大前提であり、命には時間がたつわけで。○○ちゃんと遊びたい、でも命がにくいのよ!よくわからないカルマにとらわれて、ついには意味が不明なところに陥りました。人間とは矛盾のかたまりである、とリビングで座禅。心安らかにして、片目で現実を凝視。でも、次は最後の宮殿。知ってる。
 延々と続くゲームがあればいいのに。でも、結局、終わりが見えない現実に疲れて、終わりのあるゲームをするわけです。やっぱり矛盾の固まりである。

2007年02月01日(木)
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