みゆきの日記
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2004年02月22日(日) 夫婦の危機

週末、トモユキと私は険悪だった。
金曜日の夜、家計についてトモユキが私に尋ね、
私がいい加減に答えたことが原因だった。
実は、自分でもきちんと把握できていなかったということを、
私は認めなければならなかったのだけれど、
じゃああなたは何にも知らないでいて、それであたしを責められるわけ、とか
逆切れしてしまい、
これは二人のお金なんだからちゃんと管理できていなかったのは二人の責任、などと言い出す始末。
ほんとに私は逆境に弱すぎる。
自分の罪を潔く認めることができない。

トモユキは私にがっかりした、と言った。
あなたにすべて任せていたのだから、責任を負うべきはあなたなのだ。
できなかったのならできなかったと認めてこれからちゃんとやるとか、
反省するとかどうしてそういう姿勢がないの?

私の答えが曖昧なのを見抜いて、トモユキはその場でざっと家計の流れを洗い出し、
私がぜんぜん把握していなかったことや、いい加減に答えたことをさとって、
ものすごく怒った。

私は、こんなことは私にはできないからあなたがやって、などと言い、
トモユキは、これは俺の仕事じゃない、と言った。
一日中家にいられるならこんなことぐらいするけれど(イヤミだろう)、
外で働いているんだから、そんな時間はない。
家計の管理はキミの仕事だろう。

そして、私にも簡単に管理できるように、と家計管理のアプリケーションを週末かけて作った。
週末はずっとそれにかかりきりで、話しかける隙もないほどだった。
私は身の置き所がない想いで週末を過ごした。
本当にトモユキは私にあきれきってしまったのだろうか。
これは夫婦の危機なのでは?

そのとき、私はぼーっとしていてもうひとつの失敗をしてしまった。
トモユキの大切なグラスを割ったのだ。

(長いのでつづく)


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