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原作ってさあ… - 2002年03月30日(土) 映画だのドラマだのの原作にあたるのは前々からの習慣なのだけど、 全く違う作品になっててびっくり、ってなことも少なくない。 まあ、 こと哀川翔さん作品に関する限り、 原作よりも映像の方を気に入るのは当然のことで、 だから、原作がどうであろうと構わないんだけど。 でも、びっりしたなあ。 翔さん主演・三池崇史監督の新作 『桃源郷の人々』(大映・読売テレビ/4月公開予定)。 これは『ナニワ金融道』の青木雄二氏初の小説が原作なんだけど…。 倒産寸前の印刷会社を、 ホームレスたちが助けるというこの作品。 なるほど、そのあらすじは小説どおり。 でもね、でもね。 翔さんが演じるのは「村長」と呼ばれる 元ヒットマンで、現在はホームレスのリーダー(らしい)。 勿論、この「村長」理由と思惑があって、 ホームレス生活を送っているわけなんですが…。 小説によると、50を過ぎた、ハゲを挑発のかつらで隠したオジサンなのですよ。 映画の詳細が判明する前に原作にあたっていた私としては、 「助役」と呼ばれるちょっと二枚目なホームレス、 その正体はノンフィクション作家、ってなアタリを想像していたのですが。 びっくりしたな、もう。 で、改めて 「原作と映画は別物だ」と思い知ったワケです。 ちなみにこの作品、 共演に 佐野史郎、室井滋、麿赤児、といったクセもの俳優がズラリ。 楽しみじゃありませんか。 コレまでとは全く違う哀川×三池作品に、なるんでしょうねぇ。 ...
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