無理矢理日記

2002年05月09日(木) あなたは何型ですか。

血液型になにかとこだわる人々がいます。
あの人はO型であるからあれこれ。A型の人であるからあれこれ。やれB型こそどうだ。
おれの周りの仲の良い友人にもたくさんいます。
そしてなぜかB型は異常にきらわれています。
おれはどうもこの血液型別性格判断が好きになれんのです。
というか、嫌悪すら感じてしまうのですが。

仲の良い友人と話していると、不意に聞かれます。
「ところであなた血液型は?」
「Oである」と答えると、「よかった。自分はAB型の人とはまったく気が合わないのであるよ。もしそうだったらどうしようかと思った」とおっしゃるのです。
それはおかしいのではないか?
じゃあなんだ、今まで仲良くしてきたけれど、おれがAB型であったならば手のひらをひるがえして、「あぁ、そう・・・AB型・・・あいたたた。おなかが痛い。死ぬほどに痛い。今すぐ帰る。二度と合うこともあるまい」などという事になるのであろうか。
ましてや、「私はA型の人と結婚したいなぁ」などとおっしゃる輩もおられ、(しかもかなりの数存在します)何を好んで自ら選択肢を6割も減らすのか、と思わずにはいられません。
加えて、おれの彼女などは自分の血液型を知らない人であり、(ときどきいませんか?自分の血液型を知らぬと豪語する人。知らないくせに偉そうだったりします)しかしそのくせ「自分はO型である」と疑ってやまぬのです。
待ってくれ、じゃあおれがバイクでにわかに交通事故に遭って、瀕死の渋滞に陥ったときに君はおれに輸血をしてくれるとか申し出るかもしれないけれど、しかしO型の血液に他の血液を混ぜると危ないんだッ!もし違ったらどうする。
ところでおれはバイクなど乗れませんでした。

とまぁ、などというようなことをおれが机を叩きながら主張すると、大体の人はこう言ったりします。
「信じるのも信じないのも個人の自由ではないか。信じたくなければそうするがいい。だが当たるものだ」
それはそうかもしれない、しかし、こういう事象はどうだろう。
「あの人XX型なんですって」
「えー、うそー。いい人と思ったんだけど」
こういう話になったら自由がどうのとかいってはいかんのではないか?
十分に罪悪である。
実際困っている人もいるのだから、いい加減やめたらどうかと思うのだけれども。

ああ、そうそう。HPの「プロフィール」などのコンテンツで、血液型を公開していない人は、まずB型ですよ。


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