無理矢理日記

2002年12月22日(日) 映画評価だ。みんな帰ってくれ。

『アイアムサム』
知的障害の父サムとその娘ルーシーのドラマ。
大して期待はしていなかったのに、予想以上によかった。
というか、役者がみんな非常にいい。
サム役のショーン・ペンもこれ見てかなり好きになったし、リタ(ミシェル・ファイファー)もいい感じ。
そしてなんと言ってもルーシー(ダコタ・ファニング)が破壊的にかわいい!
このかわいさは反則だ。
ロ、ロ、ロロロリじゃないよ!!
なに言ってんだ!
そんな言うなら観てみろ!
あと、映像がとても綺麗。音楽もかなりいいとおもう。
素晴らしくよくできた映画。
一番切ないシーンは、最初あたりに、サムがルーシーに謝るシーンだと思う。
あとリタがサムにぶっちゃけるシーンは誰もが共感するんじゃないの?
誰も自分が完璧だなんて思わないし、むしろ劣等感さえ感じている。周りを見たら誰でもが完璧に見える。まさにそうだよなあ。と、思いましたとさ。
この映画を叩く人もいるが、おれは大好きです。
まだ観てない人のために観方のアドバイスをするならば、「この映画に悪役はいない」のですよ。みんなほんといい人です。
やっぱ愛こそはすべてだよね!
借りてきて3日間で4回くらい見た。あほか。9点。

『キャスト・アウェイ』
ロバート・ゼメキスは、おれにとって「ハズレ知らずの監督」であり、おれが彼の映画を観て「ハズレた」って思ったことは無い。
そして、今回もそれは適用された。
まぁ不満が無いわけでもなく、それは「無人島に4年もいてそんだけ肉がついてるのはどーよ」というところ。
まぁ、たいした問題でもない。
現代社会に健康に生きてるって実はかなりありがたいことなんだよね。
ありがたみを忘れてしまっている人は観なさい。
そうそう、海水浴に行って、浮き輪に浮かんで少し沖に出てみるといつも思うんだが、海って怖いよね。広すぎて。(別に泳げないとかいうわけじゃない。念のため)
おれはあまりの怖さにそっこー浜に戻ります。
7点。

『レザボア・ドッグス』
裏切り者は誰なんだ!映画。
特に意外というわけでもないが、すっきり当てるのも難しいだろう。
というか、この映画の楽しみ方の本質は裏切り者当てではなく、何かパズルを解くような快感である。
例えば『メメント』や『CUBE』と似ている。
『パルプ・フィクション』といろんな面で類似しているので、こういうクライムムービーが好きな人にはお勧めできる。
『メメント』と違うのは、ぼーっとみてても充分楽しいと思われるところ。
キャラも非常に立っていて、わかりやすい。
おれにとってキャラが立っていなかった映画といえば『L・A・コンフィデンシャル』、登場人物の区別がつかなかった・・・。
これは良作。7点。


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