頑張る40代!plus

2001年04月26日(木) W3

小学生の頃かなりの漫画を読みました。
あの頃の漫画は、今の漫画よりもずっと品があったと思う。
好きだった漫画は、「おそ松君」「サブマリン707」「ミラクルA」「W3」「バンパイア」「マグマ大使」「ビッグX」「スーパージェッター」「サイボーグ009」「5年ひばり組」「伊賀の影丸」などあげたらきりがない。
その中でも特に「W3」が好きでした。
最終回は感動的だった。
別にドラマチックな終わり方じゃなかったのだけど、手塚先生は最後に夢を盛り込んでくれた。
その夢がぼくの中でずーっとくすぶっていたんです。
それが10年程前に突然蘇って、「W3]を読みたくてたまらなくなった。
探しましたねえ、2年間。
だってどこにもないんですよ。
北九州や福岡の有名な本屋はだいたい回りつくしたし、東京に行った時も他の場所には目もくれず、神保町の本屋をうろうろしていた。
それでも見つからないものだから、東販や日販に問い合わせてみたりもしたんです。
「廃刊」との答でした。
でも、秋田書店のサンデーコミックのリストにはちゃんと載っているんですよ。
それで秋田書店に聞いてみると「切れている」としか言わない。
2年が過ぎ、ようやく解決しました。
ハードカバーの手塚治虫全集が出たんです。
ありました、「W3」。
一気に読みましたね。
小学3年生に戻っていました。
ぜんぜん感動が変わらない。
やはり最後は考えさせられてしまうんですね。

内容はここでは書きません。
大人の目で見たら大したことではないので、馬鹿にされそうですから。
でも、ぼくとしては子供の目でそれを読めたことが嬉しかった。
実は、今日も子供の目で「W3」を読んだのです。


 < 過去  INDEX  未来 >


しろげしんた [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加