今日も漫画の話です。
1、 鉄人28号でいつも不思議に思うのは、正太郎君は自分でリモコンを操作しているのに、どうして「鉄人、頑張るんだ!」と言うんだ?ということである。 鉄人は別にアトムみたいに意志をもっているわけはなく、リモコンがなかったらただの人形である。 頑張れるかどうかは、正太郎君の操作の腕にかかっているわけで、けして鉄人が頑張るわけではない。 それを署長たちもよってたかって「鉄人頑張ってくれ〜」などと言うんだろう? 永遠の謎である。
2、 昔の漫画というのは戦争を題材にした物が多かった。 「ゼロ戦ハヤト」はもろそれだった。 W3では主人公の真一の兄光一は秘密諜報部員で、A国と戦っていたし、ビッグXはドイツらしき国(ナチス同盟)と戦っていた。 マグマ大使や遊星仮面は宇宙人と戦争やっていた。 「男一匹ガキ大将」は米軍と戦争をやった。 戦後20年、まだ戦争の後遺症が残っていた時代である。 「戦争はうんざりです。もう戦争しません」と宣言してあまり時間の経ってない時期である。 なぜこういう内容のものが流行ったんだろう? 時間が経つにつれ反戦物が多くなるというのも謎である。
3、 オバケのQ太郎は「少年サンデー」の他、小学館の学習雑誌にも連載されていたが、「小学1年生」と「小学6年生」の内容は同じだったんだろうか? (そういえばオバQの中で、伸一が隣の神成さんに「ビートルズは立派な芸術です」と言い切る場面があったが、今考えると卓見だったなあ)
|