忘れていたが、禁煙してからもう7ヶ月を超えている。 ふり返ってみれば、こんなに楽な禁煙はなかった。 とにかく、タバコのことを考えることが、ほとんどなかったのだ。
ずっと前にも禁煙したことがある。 その時は周期的にタバコのことが頭の中を巡ってきた。 最初は頭の中のタバコを打ち消していたが、そのうち打ち消すのが困難なほど頭の中に巡ってくる頻度が高くなった。 で、結局また吸い始めたのだった。
ところが、今回はそれがない。 タバコを見ても、そばで吸っている人がいても、どうってことないのだ。 前回一番きつい思いをした飲み会でのタバコも、まったく体が要求してこない。 ここを乗り越えたんだから、もう禁煙は卒業でいいだろう。 いや、また吸い始めるわけではない。 タバコを吸わないことが、禁煙という意識的な行為でなくなったことだ。 つまりタバコを吸わない生活が普通になったということだ。
こういう生活を何と呼んだらいいのだろう? 無煙生活か?不要煙生活か?不吸生活か? ま、どうでもいいや。 体がタバコから解放されたんだから。
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