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■■■ 空の飛び方
■■■ 2005年02月23日(水)
今から一週間くらい前の事でしょうか。
友人が俺に「とあるトリック」の話をしてくれたんです。 いわゆる「密室もの」なんですが、謎解きは教えてくれなかったんです。
「簡単だから、解いてみ!(ふふふっ)」 とか言うんです。
なんか中途半端に頭に付いちゃいましてね。 事ある毎に考えてました。
■The 密室■
その部屋は完全な密室だった。 空調が完備された部屋の中には窓も無かった。
出入りできるのは、たった一箇所の扉だけである。 その扉に鍵はかかっていなかったものの、表の廊下では深刻そうに眉間に皺を寄せた一人の男が食い入るように監視し続けていた。 つまり、彼の視線に触れることなくその密室に出入りすることは絶対に不可能だった。
部屋の中では、5人の男女がみな自分の仕事を忙しくこなしていた。
「もう何時間こうしているだろう」男がそう思い腕時計に視線を移した瞬間、完璧な密室を作っていたはずの唯一の扉が開かれ、中から一人の男性が出てきた。 「出てきた男性」は「外にいた男」に、時折笑顔を交えつつ何事か告げた。
男は、男性の肩越しに見える部屋の中の景色に驚いた。
つい数時間前に自分がこの眼で確認したときは5人だった完璧な密室が、「出てきた男性」を除いて5人になっているではないか。
男は額の汗を拭い、眼をこすり、もう一度部屋の中を凝視した。
・・・男は、明らかに狼狽していた。
男性は男の内心を見透かすかのように、あからさまな笑顔を見せていた。
・・・男性は、明らかに勝利していた。
興奮に打ち震えながら部屋の中へと入っていった男は、不意に出現した6番目の人物と対面した。
凝視しつづける男の視線に耐えかねたかのように、6番目の人物は急に叫びだしてしまった。
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とまぁ、こんな話なのですが。
謎なんてものは、解いている過程が楽しいわけですよね。
なので、友人には一応感謝らしきものはしているんです。
もし興味のある方は、『どうして完全な密室で人が増殖できたのか』を考えてみてくださいね。
【以下、解答編】
部屋は、、、産科の医師や助産師、妊婦の戦場の。

分娩室
でしたぁ〜
なので、6番目の人物は当然。。。
赤ちゃん!でしたぁ〜
失礼しましたぁ〜(笑)

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