ヒトリゴト partIII
 Moritty



こわい話。

2003年02月10日(月)

今日は月曜日だけど金曜日の気分。嬉しい。

ところで最近、もしかして自分には予知能力があるんじゃないかと思うことがある。「私はエスパーだ」だなんて言うことは、すごく気恥ずかしいので密かに心の中に留めておこうと思っていたのだが、今日、またその兆候があったので思い切って書いてみよう。

通勤には、会社から一応定期代をもらっているのだけど、定期にしても大して割安じゃないこと、帰りに寄り道することが多いこと、そして同じルートを行き来するのがあまり好きではないことから、私は定期を買っていない。いくつかあるルートのひとつにJRを使うルートがあるので、JR用に「タッチ&ゴー」のSUICAのイオカードを持っている。これは定期入れごとタッチしてゴー(通りぬけ)できるからとても便利。私鉄のパスネットはいちいち定期入れから出して、機械を通さないといけないから少し手間がかかる。そして、今日は久々にJRで通勤した。SUICAは便利な反面、リスクがある。十分な金額がチャージされているのに、タッチしてもエラーになってしまうことがほんのたまにだけどある。
前置きが長くなってしまったけれど、実は、私はそのエラーを事前に感知できるのだ。朝の通勤ラッシュ時、電車が到着するとサラリーマンの波がものすごい勢いで改札を抜けようとする。でも、意外とみんな礼儀正しいので改札を抜けるための行列ができる。そして、やっと次は自分の番だ、と思ってタッチする直前に、突然「あ、やばい。エラーする。」となぜか思う。でも、タッチしようと勢いがついた手の動きを止めるすべもなくタッチしてしまうと、予想通りカンコン♪カンコン♪と鳴って扉が閉まる。そして、後ろの人の舌打ちが聞こえてくる。私は、犯罪者のような気分で列を離れて、駅員さんのいるところで記録を調べてもらい、通してもらう。こんなことが、今までに何度かあった。そして、今朝もそうだった。

SUICAだけじゃない。昨年、ロフトから転落したときもそんなことがあった。階段を上る途中からとても嫌な予感がして、「私は上に上がったら落ちるな」って思ったら落ちた。4メートル近い高さから、背中から落ちたので、下手すると首の骨とか脊髄を痛めてもおかしくなかったけれど、落ちる準備が出来ていたからムチウチくらいで済んだ。友達に言わせれば、ショックのため、単に記憶がごちゃごちゃになっているためだそうだ。確かに転落したときはショックだったからそうなのかもしれないけれど、SUICAの場合は通れなかったからといってショックという程ではない。やはり、これは危機予知能力なんじゃないかと思う。ただ、もう少し早く予知してくれれば対策の立てようがあるが、それが0コンマ数秒前にしか予知できないので、たとえ危険を予知しても、それを避ける方法を考える時間すらないから、あまり意味ある能力ではない。いや、これは本当に予知能力なのか。それとも、逆に「あーなったら怖い」とか「こーなったら嫌だ」と思う気持ちが、そういう現実を引き寄せてしまっているのかもしれない。しかし、それにしてもSUICAのエラーという現実はどう念じても引き寄せられないよ。引き寄せること自体超能力じゃないか。やっぱり私はエスパーかもしれない(^^;恥)

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